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fpという奇妙な強弱記号になっています。
これは、どういう意味なのでしょうか?
また、このような強弱記号が付いている他のピアノ作品は他に何かありますか?

A 回答 (3件)

#1さんのとおり、「フォルテピアノ=強く、すぐ弱く」という比較的よくある記号です。



モーツァルトの時代までは、強弱や表情は大まかな指定しかありませんでしたが、ベートーヴェン以降は演奏効果を高め、かつ作曲家の意図に沿った演奏をするように厳密に指定するようになりました。

fp (フォルテピアノ)は、下記などにあるように、「強く、すぐ弱く」ということで、具体的には「最初の音だけを、もしくは最初の部分を f で演奏してから p にする」ように演奏します。
「うわっ」と大きく弾いて、あとはさっと小さくする、というイメージです。ドキッとするような衝撃を与えます。
「強弱」というよりも、「演奏方法・表現方法」と考えた方がよいかもしれません。
ベートーヴェンは、「fp」だけでなく、「fz」(フォルツァート、その音を特に強く)、「sf」(スフォルツァンド、その音を特に強く)、「rf」(リンフォルツァンド、その音を特に強く)など様々な表情記号を楽譜に書き込んであり、音楽的にどう演奏するか、どう区別するかは演奏者にかかっています。

↓ 「楽典」の例。fp (フォルテピアノ)は一番下。
http://xn--i6q789c.com/gakuten/kyojaku.html


なお、べートーヴェン以降のほとんどの作曲家が、ピアノ曲に限らず、オーケストラやいろいろな楽器の曲で使っていると思います。ベートーヴェンのピアノ・ソナタについては楽譜をお持ちのようなので、ご自分で探してみてください。

その他の例:ピアノ曲では、
・シューベルト「ピアノ・ソナタNo.21」の第1楽章の5:00 近辺、36:00からのスケルツォ楽章、終楽章冒頭(下記の 39:30 付近)など多数あります。


・ショパン「練習曲集・作品10」第4曲
https://www.youtube.com/watch?v=XIKdCTmcTLs

オーケストラ曲では
ベートーヴェン「交響曲第7番」第1楽章冒頭(スコア付き)主題を演奏するオーボエに注目!
https://www.youtube.com/watch?v=pHkIm33romY

など。
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下の人と一緒で、フォルテで強く引いた後にすぐに弱く、ということです。

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fp(フォルテピアノ)- 強く、その後、直ちに弱く



その音を強く弾いてすぐに小さくするときに使う強弱記号です。
ベートーベンはアクセントの代わり(代用として)にこれを使っていたのではと思います。
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