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江戸時代、着物はどのように保管していたのでしょうか?
呉服屋などあったはずで、虫食いだらけなんてことはなかったと思いますが・・・・・・・・。

一般庶民がきるような着物ではなく、大奥などで着られるような高価な着物は、江戸時代、どのように保存されていたのですか?
知っているかた、教えて下さい!

A 回答 (3件)

大奥では「呉服の間」と呼ばれる、将軍や御台所、側室などそれぞれ高貴な方一人ずつに衣装を管理する専門の部署がありました。


着物の仕立てやお直し、保管、管理までを何人もの奥女中がやっていたのです。
御台所は日に5回も着替えたとも言われますので着物の準備も大忙しだった事でしょう。
もちろん汚れればお手入れをして丁寧に保管していたことでしょう。

今では着物の保管と言えば桐箪笥が最適と言われていますが、実は箪笥の歴史は浅く、江戸後期からとなります。
日本家屋では家具を置くという発想はなく、着物の保管は専用の保管部屋に長もちや行李など箱のようなものに収められてその部屋に保管されていたようです。
虫除けには藍やウコンで染めた風呂敷を用いたり、楠から抽出した天然樟脳を用いたようです。
天然樟脳は現代の合成樟脳のようなきついニオイはありません。
また大変高価でしたが香木には虫除け効果のあるものも多く、着物に香を焚き染めるのは虫除けの意味合いも大きかったようです。

なお絹には基本的に虫はつきません。
また昔の日本家屋は機密性が低く風通しよく作られていたので正絹の着物が虫食いだらけということはなかったはずです。
「虫干し」と言って着物を陰干しするのは湿気を抜いてカビを予防する意味合いが大きかったと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大奥にそんな部屋があったとは知りませんでした。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/11/15 05:37

詳しい者でなくてすみません。


和ダンスは桐のため虫が付きにくく、樟脳も江戸時代にはありました。
着物をタンスから出して、風に通す虫干しもやっていましたよね。
虫対策をしていたのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、タンスの素材のことも関係しているのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/11/15 05:40

はじめまして!


虫が好んで食べるのはウールですね!
ウールは江戸時代にはありませんでした。
江戸時代の着物などは絹で出来ていて植物染料で染めるわけですが
その成分、また他防虫効果のある植物エキスなど植物染料にまぜて
反物を作っていました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ウールは江戸時代になかったんですね!考えてみれば確かにそうでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/11/15 05:42

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