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No woman, No cryの歌詞の中に
"Don't shed no tears"
とありますが、10年以上前からこの意味について悩んでいます。
「涙を流すな」なら、"Don't shed tears"で良いと思うのですが、
"no tears"を"Don't shed"することの意味がいまいちピンときません。

恐らく「涙を流すな」でよいと思うのですが、英語の文法に従えばDon'tの文章の中にno~が入っているとダブルネガティブになってしまいます。

「そんな、言葉は同じ英語でもフランクな表現や、国や地域によってルールが異なるんだから、あえてそこを指摘するのは頭が固いのでは?」とほとんどの方が思われると思いますが、確認したいのです。

"Don't shed no tears"の意味は「涙を流すな」でよろしいのでしょうか?
それとも"no tears"に「一滴の涙も」のようなニュアンスが含まれており、「一滴の涙も流すな」なのでしょうか?

または、根本的に私の考えが間違っているのでしょうか?

英語に詳しい方。ご教授お願い致します。

質問者からの補足コメント

  • すみません。メロディやリズムとメロディではなく、メロディやリズムと歌詞の関係の間違いです。

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/12/09 09:02

A 回答 (6件)

>そのような民謡を聴いたことがないのですが、



連投失礼します。以下では秋田民謡に触れていますが、ハイヤ節でも炭坑節でも、本来の歌詞を検索すると、「庶民」「社会的底辺」「厳しい労働」の中から、電波に乗って上品になる前の喜怒哀楽のすさまじいエネルギーが溢れていることが体感できます。これは、アメリカにおける特に黒人の持つ情念や歌詞の変遷の事情と重なるように思います。ソフィストケートされる事への抵抗が、特にストリート・ライブ系音楽の底に流れているように感じます。メディアに乗るのは上澄みだけ。メディアは上澄みばかり見せる、です。
だいぶ、本題とかけ離れていること、お詫びします。

http://love.ap.teacup.com/cyan/1832.html
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すでに回答は出ていますが、二重否定の形を取った否定の強調です。

アメリカ黒人の英語ではふつうの(?)構文のようです(※)。ボブ・マーリーが生まれ育だったジャマイカでも同様の表現が使われているのかもしれません。

(※)アメリカ黒人の音楽にくわしい ウェルズ恵子さんの本でそのような説明を読んだことがあります。

ちなみに、二重否定になっている文のタイトルや歌詞は ローリング・ストーンズや ピンクフロイドの曲にもあります。二重否定の構文にするのは、歌うときのことばのリズムを整えるという意味もあるようです。

ついでに書けば、タイトルの "No woman, No cry" は "Woman, Don't Cry" の意味らしいです。

さらに蛇足ですが、英語の歌で文法破り(?)の歌詞はそんなに珍しいことではありません。これも、ひとつには、ことばのリズムを整えるという理由がありそうです。例:She don't care (ザ・ビートルズ「涙の乗車券」より)
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そうですね。洋楽は日本以上にメロディやリズムとメロディの関係を大事にすると聞いたことがあります。ラップも大体歌詞に韻を踏むのが不文律になっていますものね。ヒップホップと言っても派生が色々あるので一概には言えませんが。

お礼日時:2016/12/09 09:00

二重否定かどうかで混乱するぐらいなら、単純否定が2つ並んでいる、で済ませて良いのです。



垂れ流すんじゃないよ、涙なんかいらないよ。

日本の各地の民謡も、元来もっと卑猥でもっと生活感溢れる、実感から染み出る言葉でしたが、採譜されてレコードになる時、お座敷歌になる時、電波に乗って飛び交う時は、汗や泥、もっと言えば精液の臭いは消されて行ったのです。

そういったことへの抵抗でもあるこの歌の混沌を、都会的に洗練された文法論議の舞台に乗せようとしても、本質的に乖離が生じ無理のある口先議論になるのは無理からぬ事です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。そのような民謡を聴いたことがないのですが、恐らく時代とともに拒否され消えて行き、大衆が耳にしなくなったのかもしれませんね。

お礼日時:2016/12/09 09:00

No.1の方のおっしゃるとおりで、歌詞では、おそらく意図的に多用されます。


I'll never do you no harm
決して君を傷つけない
You don't clutch no straw
あんたは藁をつかまない
など、枚挙にいとまありません。
ただ、どんな歌詞でもというわけはなく、ブルースやブルース基調のロックに多いようで、(上品な)ポップスではあまり見られません。黒人の言い回しをまねたという意見もあります。

一般的な文法では誤りとされますが、一方古典文学では見られます。否定語が重複するのは論理的におかしいということで誤りとなっていますが、重要なのは double negative は日本語のように否定+否定=肯定とはならずに否定であるということです。not unusual「普通でなくない→珍しくない」を二重否定ということもありますが、こういうたぐいとは違います(これは文法的には単純否定です)。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。ダブルネガティヴとは異なるのですが、英語の歌詞では同じ文章を何回も繰り返すことがありますものね。NIRVANAの"you know you are alright"とか、U2の"With or Without you"等。あれも繰り返すことによって強調してるんじゃないかと個人的に思いました。

お礼日時:2016/12/09 08:44

Don't shed , no tears という風に2節からなる、のでは?

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。しかしこれを2つに区切ると意味が通るのか申し訳ないことに勉強不足なのでわかりません。昔タワーレコードのキャッチコピーだった"No music, No life"の意味をアメリカ人に聞いたら「わからないけど、多分~なんじゃないかな」と返されました。日本だけで使われていたコピーなのかもしれません。なんとなく「音楽が無いと生きられない」というニュアンスだとは思うのですが、ネイティヴには理解できなかったみたいです。なのでこの歌詞も2つに分けると意味が通るのか確信が持てません。でも貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/08 18:07

念のため友人のアメリカ人に聞いてみたのですがアメリカ人も会話や一般的にはダブルネガティブは使わなくてたまに歌などだけで使われるそうです。

意味は『一滴の涙も流すな』と訳しても構わないそうです。ただどう訳すのと聞いてみたところただ単に『泣くな』と返ってきました。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。「泣くな」でよろしいのですね。会話や読み物で実際に確認したことがないので本当なのかわからないのですが、「もし私があなたなら~」を英語にすると文章なら"If I were you"だけOKで、口述だと"If I was you"が許されると学んだことがあるので、その類かと考えてしまいました。
"口述だとダブルネガティヴが許される場合がある”の様な。
これ以上書くと文法オタクみたいになってしまいますので止めておきますが、改めて回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/08 12:35

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