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今いろいろさわがれている、扶桑社から出ている「新しい歴史教科書」「新しい公民教科書」なんですが、記述内容から中国、韓国の人びとから出版差し止め求められています。また、国内でも、内容を応援するような本がでたり、出版差し止めを求める本がでるなど、真っ二つに別れています。私は、両方の本を読まずに教科書だけを読んだのですが、論点になっている部分が今ひとつ読み取れませんでした。本を読まれた方、皆さんどうでしたか。

A 回答 (7件)

まず、この教科書が市販された事については


大変良い事だと思います。

この教科書が採用前に市販された事を云々言うよりも、何故他の教科書が同じように市販されないのかを問題にすべきです。

何故ならば、子供達の教育にどのような教科書が使用さされようとしているのかを知る事は、社会にとって大切な事だからです。

その事が教科書採用に影響するという今までの考え方は社会は学校教育に口出しするなという事でしょうか?
もっと、教育と社会はリンクすべきです。

特に歴史というのは科学や数学と違い、立場によって見方が全然異なります。

事実、アメリカの教科書での広島、長崎の原爆投下についての記述は肯定、否定と様々です。それを日本人が読んでどう思うかという事と歴史を教えるという事とは別問題です。

日本は国が「これはこうゆう事で、これ以外の認識は間違いです。」とする国定教科書を持つ国ではありません(戦前はそうゆう国でしたが)。

ですので、このような教科書を世に出す事ができ、それについて様々な論争がおきるこの状態が「良い」状態なのではないでしょうか?

本題の「論点になっている部分」ですが、usapyonさんは
この教科書の「内容」に目がいっていませんか?

論点はこの教科書の中には無く、新聞や雑誌、はてまた
日本、中国、韓国における教科書の制度など等々の部分にあると思います。

ちなみに朝日新聞と産経新聞は両極の論調をとっており
(当り前といえば当り前ですが)一紙だけではなく各紙を読み比べる事も御勧めです。
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まず、教科書そのものを読んだ印象からいうと、全体的に妙な読みにくさを感じました。

特にコラムや、日本人(つくる会)の主観に拠る記述などは、ためらいもなく実に情緒的で、「一体何を根拠にこんな断定ができるのだろう」と、訝しく思うところが多々ありました。

まあ上記は著者の意図するところが私の考えと相容れないのだと納得しましたが、本当に問題なのは、記述の上でも明らかな間違いがあるということでした。

たとえば参考までに、その間違いについて見てみてください。決してこじ付けとはいえないミスが指摘されています。
http://www1.jca.apc.org/aml/200106/22348.html
http://www1.jca.apc.org/aml/200106/22349.html
http://www1.jca.apc.org/aml/200106/22350.html
http://www1.jca.apc.org/aml/200106/22351.html
http://www1.jca.apc.org/aml/200106/22352.html

また、今朝になって漸く朝日新聞が社説で批判しましたね。(29日の朝まで限定)
参考URLを。

参考URL:http://www.asahi.com/paper/editorial.html
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「出版差し止め」はされていないと思います。

公認された教科書として子供に教えるべきでない、という立場であって、出版自体を差し止めるような運動はないでしょう。(マイナーにあるかもしれないけれど、言論自体は自由ですから)

 誤りを発見したのが文部省にたいする侮辱、なんていうのは、ナンセンスな議論です。検定者だって、誤りを見落とすことは十分あるわけで、それを指摘すると侮辱なんていうと、それこそ文科省をばかにしたことになります。
市販が問題になるのは、「フライング」であって、採用されてから市販するのは「家永教科書」でもなんでも、問題じゃないでしょう。

そもそも、歴史教科書なんて、名前や年号の暗記ばかりで、ほとんど意味のないことが多い。(桶狭間の戦いや、本能寺の変など、織田関係者以外にとって意味はないのに、何でていねいに小学校からでて来るんだ?)
そんなことより、理科の時間をふやしたほうがいいのですがねえ。

何のために歴史を学ぶか、ということになれば、同じ過ちを何度も繰り返さないためでしょう。それが人間社会の進歩ですから。それにつながらないような授業では無駄です。

個々の記述で見てもしかたない(テスト暗記でなければ)ですが、韓国併合を「侵略」だということを認めることは「自虐」だという立場でかかれているわけです。文体で配慮したのに、これを認めないのはエゴだ、という考えのほうが、思い上がりだと思います。(実物はよんでいません)

これから、世界の人々と仲良く暮らしていくには何が必要か、そういうことを(他の会社の教科書も含め)、いまの教科書では扱わないのですね。
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 論点になっている部分というのはやはり近現代史でしょう。

平たく言えば戦争ですね。いろいろな考え方があるとは思いますが,少なくとも僕は戦争を美化しているとは思いません。

 240ページの韓国併合だって「日本は韓国内の反対を,武力を背景に抑えて併合を断行した」とかいてあります。わざわざ配慮して書いてありそうなのに,この反応です。

 やはり問題なのは中国,韓国の自己中心的な態度だと僕は思ってます。

 むしろ新しいなと感銘を受けたところがあります。8ページの歴史の流れというところです。昭和時代や明治時代が小さくかかれています。今までの歴史年表は明治,昭和のところにたくさん物事が書いてあったので,僕の歴史観において明治,昭和時代が大きく映っていましたので,こんな見方もあるんだなと感心しました。
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この教科書をまだ読んでないのでなんとも言えません。

いろいろな考え方が有るでしょうが、アメリカが核を使ったことを少しでも正当化、美化した教科書を作ったら、我々はどう思うでしょうか?やはりゆるせないでしょう。
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私は、教科書そのものと、「つくる会」による解説書を読みました。

反対する立場の方のおっしゃることは、まあ、敢えて読まなくてもだいたい分かりますので・・・。
教科書の内容ですが、想像していたよりもマイルドになっているなという印象です。(そのようにさせられていく過程は、解説書のほうに詳しく載っていましたのでよく分かりました)ようやく、「普通の教科書が出来たなあ」と嬉しく思います。
それにしても、最近の“反対勢力”の動きは「見苦しい」の一言につきます。今朝の新聞にも、「教科書を市販したのは独占禁止法違反だ」という提訴が行われたなんて記事がありましたが、かつて、逆の立場の「家永教科書」が市販されていたことをご存知でないのでしょうか? また、「古代史の部分だけでも40数箇所(?)の誤りを発見した」という記事もありましたが、これは、文部科学省に対する侮辱ですし、他の教科書にも、同様の検討をせず、扶桑社の教科書にいちゃもんをつけるために行われたとしか思えません。また、この教科書を採択しないように求める新聞1ページ広告を出したり、なりふり構わぬその動きは、それこそ“ファッショ的”です。
私は、今回ようやくできた「普通の教科書」が少しでも多くの子供たちに行き渡るように祈念いたします。
ところで、わたくし、「経験者」のところにチェックしてありますが、これは、今の仕事とは関係ありません。中学校の時、左翼教師に支配されていた学校に通っていた関係で、彼らがどんなことを教えたいのか、よーく分かっているので、敢えてこうさせていただきました。
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僕はまだ「新しい歴史教科書」しか読んでませんが、ひじょうに読みやすく、子供たちの歴史に対する興味をそそるいい教科書だと思いました。


内容についても全然問題ないように思います。
それより、国内で販売になる前に海外で読まれ、騒がれる方が問題だと思いますけど、、、、
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