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1900年に山県有朋総理が、軍事がど素人の政治家に軍部大臣にさせまいとして作った制度が軍部大臣現役武官制である。

この制度を逆に軍部に利用され、軍部の政治への影響力を強めた。
実際、軍部大臣の後任を出さなかったことで、内閣を崩壊させた。

一旦廃止

二・二六事件発生。軍部が内閣の人事に介入。
広田総理個人の力でどうにもできなくなり、軍部の要求を渋々呑んで、1936年に広田弘毅総理がこの制度を復活させた。二・二六事件に関与した者以外の「現役の軍部大臣でなければならない」という意味の「復活」。

しかし、これにより、一層軍部の政治への圧力・影響力が増した。

私なりに理解した軍部大臣現役武官制の流れです。一旦廃止まではなんとなく納得できました。※間違っていたら訂正をお願いします。

ここで浮かんだ疑問
・そもそも、軍部大臣を外した形での内閣は組閣できないものだったのでしょうか??

A 回答 (2件)

戦前の内閣制度と現行の内閣制度は違う



現在は、総理大臣には各大臣の罷免権がある <-日本国憲法の規定

戦前の大日本帝国憲法では、各大臣の任免権は首相にはなく、天皇の権限だった
首相は、内閣を構成する各大臣の取り纏めをする役目という位置づけ

なので、今の内閣制度のイメージで組閣と言われても微妙

で『軍部大臣を外した形での内閣は組閣』という意味が
軍部大臣を空席にしてという意味なのか?
※その場合、軍政の責任はだれが負うのかという疑問あり

或いは、現役武官という規定を無視して文官や退役者を任命という意味なのか?
※その場合、陸軍省などの官僚組織で職務に就いている現役の将校達は、大臣の指示に従うのかという疑問あり

首相の助言・推薦に従って各大臣を任命する天皇が、陸軍大臣や海軍大臣の名前が空欄だったり規定に反する人間の名前が記載されていた場合にどう判断するか?

天皇が法制度の規定に率先して違反することになるのだが、それは問題ではないのだろうか?
国の基本となる人が法律違反をするのは考えられない話ではないのかな?
それでなくとも、憲法などの法規定に厳格に従うことを心がけていた昭和天皇が『しょうがないな』なんては言わんだろう
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/18 23:33

難しくて寝てしまいました。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2017/11/24 16:10

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