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源氏物語の内容を大まかでいいので教えてください!

A 回答 (4件)

人の世と、そこで生きることのはかなさ・むなしさです。

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「源氏物語」の構成と内容


全五四帖は、光源氏の生涯を語る前編と、その子薫の半生を語る
後編から成るが、さらに主題の展開から前編を二分して、全体が三部から構成されているとする読み方が、今日普通に行われている。

第一部(桐壺~藤の裏葉)
 孤児同然の皇子光源氏が準太上天皇という、摂関にはない権威と天皇さえ必ずしも持てない強大な権勢を兼ね備えた地位にまで昇る、輝やかしく得意な半生を語る。皇子から源姓の臣下に降りて光源氏と呼ばれた彼は、左大臣家の葵の上と結婚するが、父桐壺帝の妃である藤壺女御との不倫の恋、その生き写しのような可憐な少女紫の上への純愛、六条御息所への愛執、身分差のある明石の君との結縁など、多様な女性関係を経る。光源氏を中心とする複雑な恋の人間模様が、多面的にとらえられている。

第二部(若菜上~幻)
 栄花をきわめた光源氏がしだいに絶望的な苦悩へと導かれる晩年を語る。朱雀院の愛姫女三の宮が源氏の正妻として降嫁することや、明石の姫君の立后そのものは、源氏の栄花の象徴ではあるが、それさえも、源氏に繋がる多様な人間関係と複雑に関連しあうと、矛盾が露呈して抜きがたい悲劇が展開する。女三の宮と密通した柏木は若い生命を失い、紫
の上も深い苦悩のまま死を迎え、源氏も人間の煩悩の恐ろしさに絶望するしかない。

第三部(匂宮~夢浮橋)
 源氏の死後、柏木と女三の宮の不義の子薫を主人公として宇治に隠棲する八の宮の美しい姫君たちを配する。ここでは愛の不毛と人間不信がきびしく追求され、宗教にさえ救われがたい人間苦が語られる。

 これでは、 難しいかな。
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ハンサムで、金持ちで良いとこのぼんぼんが


目に付く女と片っ端からセックスをして
時折妊娠させたりする物語。
相手かまわずとはこの事で、上は超ご高齢のおばあちゃんから
したは、歩き始めた女の子まで、相手かまわず手込めにするお話。
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簡単に言うと、主人公・光源氏が、理想の女性(=幼い頃に亡くなった母親像)を求めて、様々な人と付き合いながら、身分的には栄華を極めていく物語。



《あらすじ》
●物語の前半●
源氏が様々な女性と付き合っていく恋愛過程を描いている。(伊勢物語似)。

母親に似ているという理由で父親の後妻に入った「藤壷の宮」に憧れ、一度だけ逢瀬(セックス)を持ち、不義の子供を作ってしまうが、それ以後は会うことさえ叶わない。
そのやり場のない思いから、少しでも藤壷に似ている人を探しながら様々な人と付き合う。
一方で、藤壷の姪である「若紫」も引き取り、幼い時から自分の手元に置いて、藤壷(=母親)のような理想の女性に育てあげて、後に自分の妻にする。

●物語本編の後半●
身分的には順風満帆で栄華を極めていくように見えるが、逆に恋愛面では因果応報、報いを受けることになる。
「女三の宮」という身分の高い新たな妻を正妻に迎えたことで、それまで正妻のような立場だった最愛の妻の「紫の上」(=若紫)がショックを受けて病になり死ぬ。
しかも女三の宮は期待したような妻ではなく、面白みも教養もない妻。
その上、源氏が息子のように目をかけていた柏木と密通してしまい、不義の子供を儲けてしまう。

若い頃に自分がした行い(=父親の妻を寝とる)を、老いてから自分もやられて、父親の気持ちを経験することになる。
源氏は世の無常を悟り、出家を志す。やがて源氏も死に、物語本編は終わる。
一見単純な恋愛物語に見えるが、「栄あるものは滅びる」「因果応報」「無常」という、仏教思想が根底にある物語。

●番外編の宇治十帖(うじじゅうじょう)●
源氏の死後の物語。
不義密通してできた女三の宮の息子、「薫」と、源氏の息子の息子(つまり孫)の「匂の宮」が主人公。
こちらも恋愛物語に見えるが、最終的には成就せずに無常感で終わる。
因果応報は子供、孫の代まで続くという思想が見て取れる。
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