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トランプさんは「アメリカファースト」って言いますが。
アメリカ国民の定義は定義でわかりますが、アメリカ自体が既に多国籍化しているので
「アメリカファースト」「アメリカ保守主義」「保護経済」の対象者は誰なんでしょうか?

トランプさんの表向きの話を聞くと「お金が行き渡らなかったアメリカの貧困層」みたいで。
では、具体的に、メキシコ系アメリカ人とか、イスラム系、中国系、韓国系とかでも
アメリカの国籍を持った人であれば、それが対象者なのでしょうか。
そう聞こえないんですよね。

それとも白人?なんですかね。

民族主義が世界的な流れで、イギリスやドイツ、フランスの「保守」「保護主義」は
古い歴史があってナショナリズムもあり、貴族が中心で明確ですが、
アメリカの保守は1955年くらいに「保護主義経済」的な意味合いなので、
ちょっと違うような感じがします。

まさか、トランプさんがアメリカン・インディアン保護主義でもないでしょうし。(冗談)

ハリウッドの有名人が言っていたように「ハリウッドのアクターはほぼ外国系」ですし。

外国人が永住権のグリーンカード貰って5年後アメリカ国籍所得したらトランプさんは
その人達を「一番」に考えてくれる対象に変化するのでしょうか?

そう考えるの「金持ち」のことを言っているとしか思えないのですが。

追記
また、アメリカに住んでいるアメリカ国民の心情も複雑ですよね。
金持ちの外国系アメリカ人は「トランプに非難された」と考えるでしょうし。
メキシコなどからやってきてアメリカで生まれてアメリカ籍を獲得した人は
「本当に保護してくれるのか」と考えるでしょうし。
ずっとアメリカに長く住んでいる外国系のアメリカ人はナショナリズムの自覚があり
トランプを賞賛し、イケイケかもしれませんが、実際は、トランプさんはその人達を
対象と思っていなかったり。

そういった意味では人種や血筋ではっきりしているのインディアンなので
まずはじめにトランプさんには、アメリカン・インディアンをめちゃくちゃ優遇して
ボケてくれて、笑いを取ってほしい感じですね。

A 回答 (9件)

>トランプさんの表向きの話を聞くと「お金が行き渡らなかったアメリカの貧困層」みたいで。


かれの発言はキャンペーン中からコロコロ変わりましたが、彼のいうところの貧困層というのが「白人の貧困層」であることだけは終始一貫変わりません。
大統領就任演説でも彼が名前を出したアメリカの地域は、デトロイトとネブラスカだけです。デトロイトはいわずと知れた、アメリカの代表的没落都市。昔は自動車産業などで白人労働者が多く働いていたところです。ネブラスカはアメリカでも白人の人口比率が高いところ。この州の黒人は人口のわずか4%ぐらいです。
つまりかれの目は基本白人にしか向いていません。

アメリカの失業率は全体として黒人が白人の2倍近くあります。もし彼が本当の意味での貧困層に言及するなら、黒人の失業率やそれに関する発言があってもおかしくないですがそれもありませんし、ましてやそれ以外の有色人種に関しては、キャンペーン中から「敵」や「脅威」として出てくることはあっても、同胞としての発言はありませんでした。

>金持ちの外国系アメリカ人は「トランプに非難された」と考えるでしょうし。
個人的にはそんな風にはならないと思いますよ。彼はキャンペーン中ウォール街をはじめ、大富豪など経済活動で財をなした人たちをさんざん批判してきました。にもかかわらず自分が当選したら、閣僚に自分が「悪の権化」のように言っていたウォール街を代表するような人たちばかりを指名しています。
ここからわかるのは、ビジネスマンの彼は、いざとなると自分と同じグループの人たち(ビジネスで成功した人)を当てにするということです。政治経験もなく学者でもないトランプにとって、金をもっている=成功者=自分と同じ側 という見方ですからね。

>アメリカで生まれてアメリカ籍を獲得した人は「本当に保護してくれるのか」と考えるでしょうし。
アメリカは出生地主義です。これは憲法にもかかわってくるのでトランプ一人の力では覆せません。ですから違法移民の子でもアメリカで生まれればその人はアメリカ人であり、保護の対象です。ただし、その人の親はアメリカで生まれていないので不法移民です。ですから、法律的にいうと親に関しては国外追放の対象ではあります。ただ事はそんな簡単ではありません。
下記はアメリカで不法移民が多い州のランキングです。その中で今回トランプを選んだ州に〇をつけています。
1. カリフォルニア
2. テキサス (○)
3.フロリダ (○)
4. ニューヨーク
5. イリノイ
6. ジョージア (〇)
7. アリゾナ(○)
8. ノースキャロライナ(〇)
9. ニュージャージ
10. ネバダ

不法移民が多い州のうち5州が今回トランプを選んだわけですが、そのうちテキサスやフロリダでは、不法移民が社会の一番底辺の汚仕事を安い賃金で受け持つことで経済が回っているという皮肉な現実があります。つまり彼が本気で不法移民を一掃しようとすると、共和党の票が減り(不法移民の多くは南米のカソリック系住民が多く、家族の結びつきがとても強いので、もし自分の家族が強制退去となればアメリカ国籍を持っている子供は共和党に反発するのが火を見るよりあきらか)、不法移民を当てにしていた経営者たちが困り、かといって白人の貧困層の職は増えず(彼らは不法移民がやっていた汚仕事をしたがらない)、八方ふさがり状態にならないとも限らないのです。ビジネスマンの彼のこと、そのあたりのソロバンはじきはすると思います。
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この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございます。
白人ということは、ヨーロッパ圏からの純血移民ですよね。
近代のアメリカの自由多国籍国家から、人種差別差別国家へと変わってしまいますね。
過去へ逆戻りですか。

不法移民から生まれた多くの子供たちがアメリカ国民としてちゃんと教育を受けて一巡すると、
能力主義のアメリカ社会で成り上がっていくため、より白人の仕事がなくなる方向だと
思うのですが、

トランプさんの表立った意見では
「不法移民を退去させ、そういった「種」をなくそう」としている。

でもNo.3さんの考えでは
「不法移民を退去させても汚仕事を白人貧困層はやらないから職は増えないし、反発食らう」
そしてトランプはその状況を知っているので、それらはただのパフォーマンスということですね。

白人貧困層を救えない、ってことですね。

自由民主主義国家のシンボルがどんどん社会福祉を充実させていく必要に迫られてる感じですね。

お礼日時:2017/01/22 06:45

白人労働者です。

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…の対象者は誰なんでしょうか?の答えは単純で、アメリカに住んで納税している(納税してもいいはずの)人でしょう。

納税はアメリカの経済を支え、アメリカを発展・成長させる原資になりますからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
記載しましたとおり「アメリカ国民の定義は定義でわかっているのですが・・・。」
その中でも「納税をしている人々」、「納税の義務を全うしている人」ですね。

でも話に出てくる白人貧困層は、税金も払えず生活保護を受けている人も多くいると聞きますが
彼らが対象外だと意味が通じなくなるので、ひとつの「定義」と考えておきます。

お礼日時:2017/01/22 07:38

応援団を見ると白人ファーストですけど、コメンコがコロコロ変わるので真意はわかりません。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

コメントがころころ変わるのは信念がないか、もしくは、記憶障害なのか。

よく日本の会社経営者にもころころ意見が変わる人がいて
「正しい判断力があるか試している」とか「真意を理解しているか」とか
もっともらしい事を言っていますが、

ある報道では、医学的に調べてみると高齢の会社経営者や政治家の5人に1人くらいが
「分裂気味」という精神病一歩手前(?)の状態だそうです。

70歳ですし、これから4年ですか。
日本でも、石原さんや塩爺など、高齢の方の発言でちょっとやばいのがありましたからね。

お礼日時:2017/01/22 07:28

>「アメリカファースト」



アメリカ人というよりも、失われた絶対的アメリカを再構築するという事です。
原爆投下以来、アメリカは世界のリーダー国として君臨してきました。
その地位に戻そうという事です。

ですから特定のアメリカ人の事ではなく、世界から見たアメリカの在り方を示しているのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

アメリカを強化して昔の地位を取り戻そうとしたのに・・・

アメリカをニつに分裂させる様な暴動や「カルフォルニア独立論」「アメリカ分裂」など
現在、そういったニュースが流れていますが

世界から見たら、逆にアメリカが弱体化しているように見えます。
皮肉なものですね。

お礼日時:2017/01/22 07:17

独善的で自分の首を絞めるようなものだと思います

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/01/22 07:39

「アメリカファースト」「アメリカ保守主義」「保護経済」


の対象者は誰なんでしょうか?
   ↑
トランプ氏を支持した、貧乏白人です。



アメリカの国籍を持った人であれば、それが対象者なのでしょうか。
そう聞こえないんですよね。
  ↑
聞こえませんね。
トランプさんが大統領になれたのは、白人の
危機感があったからだと思っています。
ヒスパニックなどの急激な増加があり、
白人がマイノリテーにおいやられるかもしれない。
そうなったら、今まで吸っていた、甘い汁が
吸えなくなる。
オバマ大統領の出現で、そうした危機感が現実味を
帯びました。

そういう危機感が、彼を大統領に押し上げたのだと
考えています。



外国人が永住権のグリーンカード貰って5年後アメリカ国籍所得したらトランプさんは
その人達を「一番」に考えてくれる対象に変化するのでしょうか?
   ↑
白人ならするでしょう。



心配なのは米国の分裂です。

米国建国当初は、米国人は結局ヨーロッパ人
のようになる、と言われていました。
しかし、実際はそうはなりませんでした。

次に出てきたのは、世界の誰でもない、
「米国人」ができる、という人種の坩堝説でしたが
現実はそれも否定しました。

現在、主張されているのは、皆がバラバラに
共生するという人種のサラダボール説です。

トランプ氏の出現で、この「共生」が
破壊されてしまうのではないか。

そうなると、国民のナショナリズムを煽るため
戦争をやり出すのではないか。

そういう心配があります。
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この回答へのお礼

回答とご意見ありがとうございます。

私もアメリカには行っておりましたが
アメリカの経済状況のよい州では、人種のサラダボール説での「共生」が
上手くいきつつあった感じはありますね。特に若者層は。

「カルフォルニア州だけ独立する」という報道がありましたが
本当にアメリカが分裂していくと、中国の存在が世界脅威になりますね。

お礼日時:2017/01/22 07:40

その場でウケる発言をしているだけなので深く考えることはないと思います。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
でも「アメリカファースト」はスローガンになりそうですよね。

お礼日時:2017/01/22 05:34

あんまり深く考えてない



その場その場で「うける」「良い反応のある」言葉を使うので
その定義に関して深く考えてはいない

なので、その話を聞いた人々が「自分達」のことを考えてくれているのだなぁと
勝手に解釈して賛同する

何となくそういう図式が見えてきた

彼に明確な哲学や信条があるわけでは無く、
ビジネス世界での行動規範=人が目をつけていない分野を手がけて成長させて利益を得る
を実践しているウチに上手く嵌った感じかな

とりあえずオリジナルな米国人を中心に考えているが、その周辺の新米国人も自分を支持する限り恩恵を受けるのは良いことだ

という非常にアバウトなところだろう
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「聞いた人達が勝手に解釈して賛同してくれる発言」って占い師や押し売り販売の手口ですね。
「人が目をつけていない分野」というとニッチの開拓ですか・・・。
根っからの商売人ですね。

お礼日時:2017/01/22 05:31

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