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海外移住についてお聞きしたいです


私は30代の女ですが、もうすぐ定年退職を迎える母が海外移住に興味を持ち始めました。
私は全く知識がなく、正直興味もなかったので判らない事だらけです。
テレビなどで見ると、タイやマレーシア、フィリピン辺りがオススメと良く目にしますが、実際はどうなのでしょうか?

物価が安いなど魅力的な事があるのは事実ですが、良い所だけ見て判断するのは怖いので、どなたか海外移住に詳しい方がいらっしゃいましたらメリットやデメリット等ご教示頂けたら幸いです。

長文失礼しました。
よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

追記しておきます。



初めて足を踏み入れた土地というのは強烈な印象を残します。なので、「いえいえ、あの国は一般的にはそうではないのですよ」と後から聞こうとも、それを覆すのは自分自身の意識であっても難しくなります。

検討候補には入っていないでしょうが、例えばオランダ。アムステルダム中心部とそれ以外は治安レベルが全く違います。ロッテルダムに行けば真面目で働き者のオランダ人が沢山いて、治安は悪くなく素っ気無い印象を受けるでしょう。アムステルダム中心部に行けば、5分に1回犯罪を目撃して、12時間に1回自分が巻き込まれて、廃頽した文化に「やっぱりね」と思うかもしれません。もう少し北の北欧に行けば、画一的に高い税金に辟易するでしょう。国により一律なもの、都市により異なるものというものは確実に存在しますから、それを短時間で体感できないようであれば、事前に前評判を収集しておいた方が良いでしょう。

タイですと、日本人が多いところとしては、バンコク、チェンマイ、プーケット、ラヨーン、アユタヤが思い浮かびます。次いでコラート。意外と日本人が多く住んでいたり通っている地域はありますが、アユタヤとかコラートの方ですと工業団地で働いていますので接点は少なくなります。故に街中で不自由なく美味しい日本食を得るのも、若干不利になります。
多分、バンコク、チェンマイ、プーケット、ラヨーン、パタヤ辺りが候補になるとは思いますが、先ずパタヤは治安が悪いので外しましょう。ラヨーンはよく言えば節約志向が強い日本人男性が多いところです。チェンマイも似た傾向にありますが、在住日本人は玉石混合と思っていた方が良いです。チェンマイに住むのであれば、信頼できるタイ人の友人を早く探せるかどうかが鍵かもしれません。
プーケットは大筋マリンスポーツとの相関性が高いので、その文化風土に馴染めるかどうかが鍵になります。バリやセブと同じくチャラい側面があります。ここも信頼できるタイ人の友人を早く探せるかどうかが鍵。
バンコクは無難ですが、人付き合いをどうするか。日本人会なんてのもありますが、駐在員の比率が高く、自営業者との反目もあります。それでもここに足を突っ込んでいる日本人はまだ信用できる人々で、街中では日本人を騙して生計を立てる日本人ゴロが腐るほどいます。金を持っている、組みし易いとなれば誘拐したり強盗するような輩さえいます。

マレーシアの在住日本人は少しはましになります。というか、ソフトだろうがムスリムの多い国に喜んで移住する人はそもそも多くはありません。KLかジョホールバル辺りが候補になります。治安は悪くは無いのですが、間違っても宗教的に原理的色彩の強いマレー半島東海岸を候補にしないことです(慣れている人には面白いのですが)。

フィリピンも千差万別でマニラは治安が悪いですが、溶け込んでしまえばパラニャケ辺りでは過ごし易いです。セブに行けばかなり治安は良くなります。フィリピンはどこでも治安が悪いイメージですが、地域自治がかなり完備されていること、その枠外は同国人でもよく知らないことから、互いに「治安が悪い」と言い合っている節があります。
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タイに身内がリタイアメントビザで住んでいます。



リタイアメントビザの移住は結構多くの国が扱っています。こういう一覧があります。
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/world.html

東南アジアに関しては、一般的な日本食は意外に食べることができます。また、東南アジアは日本食がかなり一般的になっており、タイはどこでもfujiというレストランがあって、寿司や刺身はもちろん、焼きサバ定食やとんかつなど日本の一般的な定食も食べることができますし、ラーメン屋なんかも大きなショッピングセンターにはほとんど入っています。
 価格は日本の一般的な食堂あたりと同じぐらいですが、タイだと平均給与が日本の1/3ぐらいなので、タイ人にとっての日本食はちょっと豪華な食事になります。

自炊をするなら、大きめのスーパーには味噌や醤油などの一般的なものはありますし、豆腐なども売っているので意外に日本食は作れます。金額としては高めですが、それほど不自由はしません。ないのは「新鮮な魚」ぐらいでしょう。

日本人が海外で生活して一番困るのは「近所付き合いができない」ことです。また日本人だけの集まりもありますが、気が合うかどうか・・・
 そういう人付き合いで、その場所を離れる人は意外に多いです。

タイやマレーシアなどがお勧めなのは、やはり日本に感覚が近いからと、比較的生活費が安いからです。私自身アメリカに住んだことがありますし、身内が一時オーストラリアに住んで居ましたが、どうにも肌に合わなかったようです。ちなみに、日本食はかなり手に入りやすいところでした。

もっとも今後は「生活費が安い」かどうかは分かりません。日本の物価はそのまま、タイなどの物価が上がってくれば、日本の優位性が薄れます。
 この20年ぐらい日本はデフレで物価がほとんど変わらないのに、欧米はアジアは成長しているのでインフレで価格が上がっています。
 最近欧米人が日本に来て「思ったより安い」というようになりました。欧米はインフレで最低時給が1500円ぐらいに上がっているので、たとえばマクドナルドで日本なら1000円ぐらいのものが、欧米では1500円ぐらいかかる、ということです。

当然ながら東南アジアも物価が上がっていて、10年前に比べるとかなり高くなっています。日本がこのまま物価が上がらず、年金なども据え置きになるなら、予算が苦しくなっていくことも考えられます。
また、最後の問題として「どこで命を終えるつもりか」という問題もあります。
 80歳を超えると日本に帰国するのもリスクになったりしますので、いくつまでそこにいてなにをするのか、体が動かなくなったらどこの国の病院や老人ホームにお世話になるのか、などの計画を立てたほうがいいと思います。
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さすがに南米ではないので、治安は一番には持ってきませんが、一番は食事が合うかどうかでしょう。



タイはかなり癖があります。魚醤と唐辛子、やたら辛くて臭くて、気を抜くと激甘。マレーシアは割りと日本人の舌にも合うと思いますが、胡椒が駄目な人はやはり駄目でしょう。フィリッピンはやたらと味が濃いです。どこでも日本食やハンバーガー類は食べられますが、現地の食費の3、4倍はかかります。ラーメンも幕の内弁当も美味しいです。

治安は、マレーシア>タイ>>>>フィリピンの順で悪くなります。マニラはさすがにお勧めしませんが、どこの国でもコソ泥や強盗はいます。一番気をつけるのは日本人同胞でしょうけど。
気を張らずに、数ヶ月滞在しつつ様子を見て、ここなら行けそうだとか思えるようになってから、先に進めた方が良いと思います。医療費は海外旅行医療保険を考えることが一番現実的かもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
医療費や治安も重要ですが、まずは毎日の食事ですよね。
激辛~激甘まで、そんなに差があるとは・・。例え短期でも一度滞在してみないと判らない事ばかりですね。
もう一度考えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/02/13 14:40

恐らくご想像よりハードルが高いです。

ざっと思いついただけでこれだけあります。
その位の動機なら、海外には移住しない方がいいと思います。回答相当長文になって申し訳ないです。

1.VISA(査証)の問題
相当な資産をお持ちであれば話は別ですが、短期観光以外のVISAを取るのは
国によりますが案外ハードルが高いです。いくつか具体的な国名が出ていますが、
各国の在日大使館のサイトをご覧ください。意味が分かると思います

2.医療保険の問題
今は日本にお住まいだと思うので、企業健保か国民健康保険に入られていると思います。
国によって国民皆保険制度が整っている国、そうでない国があります。
国民皆保険性の国でも、無条件で一般の人と同じ保険に加入できる保証はありません。

日本の医療制度はかなり発達しています。
UKがEUから脱退した理由、USAでトランプ大統領がオバマケアを見直した理由を思い出してください。
日本ほど定住者に保険制度、医療サービスを公平に受けさせる国は正直例外的です

3.食の問題
1か月くらい遊びに行くのならばいいですが、住むとなると話は別です。
検討国で日常的に食べる食材が口に合うかは結構重要です。

ジャンクフード、ファットフードが苦手な私は、カナダ在住時肉の塊を見るのも嫌になってしまい
1年で6kg痩せてしまいました。逆にファットフード大好きな人は数か月で10kg以上太ってました。
日本人が多く住む街なら、日本食の食材も売っていますが高いですよ。

4.シンプルに言語、文化の問題
移住を受け入れてくれる国で、住みがちな街なら恐らく多種多様な人種の人が住んでいます。
日本人ほど言われもしないのに「空気を読む」人たちはいません。

例えば集合住宅で夜中大音量でテレビを見るなんて結構普通です。
うるさいと苦情を入れても「音を小さくする法律はどこにあるのだ?」と言われるかもしれません。
それ以前にその国で広く通じる言語がある程度流暢でないとかなり厳しいですよ。
非英語圏なら英語が通じるとは限らないです(タイ、マレーシアは勿論、フィリピンも英語が第1言語ではないです)

5.金融関連
上述の健康保険を保険会社から買う可能性、現地で健康保険証が発行される位まで
カバーされる海外旅行傷害保険から始まって、現地で銀行口座開設、
海外では普通の小切手を切るための当座口座になれる、クレジットカードの作成等、
家を借りるなら火災保険等、金融関連だけで結構手続き大変です。

今はマネーロンダリング予防で、日本の銀行から海外の銀行へ送金するのに
日本の送金元銀行に送金先の銀行を登録する必要があると思われます。
それ書面ですよ。しかも一日あたりの送金制限なども各金融機関で決まっていると思います。
為替レートの関係もあるので、案外当面の生活資金を現地に持って行くのは大変です。
※現金で100万円以上持ち出すには税関申告が必要です
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/index.htm

6.物価そんな安くないですよ
>タイやマレーシア、フィリピン
バンコク、クアラルンプル、マニラで最低限の生活をする(日本でしているより
相当生活レベルを落とす)なら物価は安いです。
都市部やリゾートでこぎれいなコンドに住むような生活だと、結構物価安くないですよ。
日本籍の方なら、最終的には日本の地方都市の方が安いかもしれません。

外国人だからかかる費用(上述保険や医療費等を含め)がかなりあることを忘れないでください。
貧富の差が大きい=良い生活をしている人はそれなりに金を払っているという意味です
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます。
全然判ってないので詳しく教えて頂いて助かりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2017/02/09 19:36

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