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国際会計基準が承認されることによって日本の経済に与える影響(経済との関係)を教えてください。
お願いします。詳しいサイトなど教えていただけたら自分でも学習できるので助かりますが、最初の質問だけでも良いので教えてください。どうかよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

自分が質問させていただこうと思ったのですけど、内容として非常に近いので便乗させていただきます。



回答NO1さんの引かれる横山会計事務所は私も愛読しているのですが、ただ、日本の実際の議論とあまりに違うので、実際の議論はどうか、ということを考えるにあたって、かえって誤解をさせる可能性があると思います(自分はUSCPAでもあり、基本的にはIFRSというかIAS好きなのですが)。

さて、この4月だかにいちおうIASと日本基準との同等性(equivalence)が認められたのですが、今後、IASBのほうで時価会計原理に即した改正が続きますと、日本がついていけるとは思えません(たとえば保険会計など、すさまじい変化が予想されます)。要するに、今回承認してもらっても、将来、日本基準が認められない可能性が残っています(USは政治力でなんとでもできますが日本は危ない)。

そうすると日本基準で自社証券を海外上場している日本会社は、使用している会計基準が海外で排除される可能性があるという、極めてリスキーな状態におかれます(現に松井証券は、日本基準が英国で承認されない可能性をリジェンドにしています。東三や野村などカネがあり世界戦略を考えているところはUSGAAPでも作るようにしていますので心配ないのですが)。

なぜ、日本の会計業界・財界・官界は、こういう不安定な状態を国際活動を行う会社に強いるのでしょう?会計の仕事が奪われるとか基準設定のイニシアチブが握れないとかいう、それが理由でしょうか?将来的な落としどころについて考えがあるのでしょうか?

金融庁の企業会計参事官室のビジョンというのが全く私にはわからないのです(まったくの場当たり的、日本の保守的な会計業界のいいなり、ということがありうるでしょうか?また財界でも世界戦略を考えているところは多いので、US基準を取ることにかならずしも反対とは思えない)。ご教示いただけると幸いです。
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詳しくは下記サイトをご覧ください。



ごく簡単に説明すると、

1.導入の目的
海外企業への投資やM&A等の際に各国が違う会計基準を採用していると比較が出来ないので統一会計基準の導入が求められている。

2.日本の会計基準との相違
国際会計基準ではより投資家重視の考え方が進んでおり、企業の真の収益力・財政状態が明らかにするための時価会計、キャッシュフロー、現在価値…等の会計基準・処理が導入されている。

3.問題
日本でも段階的に導入されているが、その中でも「減損会計」のインパクトは大きい。具体的には、例えば、バブル当時に過剰な不動産投資をして含み損を抱えていても、取得原価主義会計では投資額で計上されている。「減損会計」を積極的に導入し損切を出している企業はまだよしとして、先送りにしている企業も多数あり、これが一気に計上されると急激に収益が悪化して、信頼低下を生む可能性がある。また、企業経営はROE重視に象徴されるように、より経営効率・資本効率が求められるようになる。

http://www.hi-ho.ne.jp/yokoyama-a/

http://www.ne.jp/asahi/koueki/account-tax/IAS.htm

http://www.jri.co.jp/consul/cluster/data/bss/rep …

参考URL:http://www.hi-ho.ne.jp/yokoyama-a/
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この回答へのお礼

質問に答えていただいてありがとうございました!
全体像が見えたのでさらに自分で調べていける土台がができました。ありがとうございました!!

お礼日時:2004/08/21 22:11

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