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日本家屋が減っている理由は?

最近洋風(というか無国籍)な家が増えて日本家屋は殆ど見掛けなくなってしまいました。近所に新しく建つ家も洋風ばかりです。これから先日本家屋が増えることは有り得ますか?
洋風の建物ばかり増えているのは日本がすぐ真似をしたがるからでしょうか?
私の知り合いに「和風の物は古くさい、洋風の物はお洒落」と言っている人がいました。今建物を作ってる人達は皆このような事を考えているから、洋風の建物をわざわざ日本に建ててしまうんですか?
日本家屋が減った理由として「木をいっぱい使うからよく燃える、地震に対する耐久性がないから」と知り合いは言っていました。
確かによく燃えるかも知れませんが、地震に対する耐久性が無いわけではないと思います。日本は昔から地震が多いので地震大国と呼ばれています。そんな国で昔から作られている建物なんだから、先人の知恵が詰まっていてむしろ耐久性はいい方だと思います。
日本家屋が減ってしまった本当の理由は何なんでしょうか。

さっきから日本家屋って何回も言っていますが、昔の造りそのままの家を増やせと言っている訳ではありません。現代に適した自然災害に耐えられる建築法で、外見を和風にする事は可能だと思います。何故それをやらないんでしょうか?

A 回答 (3件)

職人が減るから。


日本家屋なら 左官がいない。
大工仕事も 墨付けや切り込みが 出来ない人が大半。
プレカットで CADに打ち込むのみ。
ハウスメーカーが増えて デザインが 統一化している。【大量生産】
もし 日本家屋したいなら 県外から 宮大工 から 左官まで 半年かけて して貰うしかない。
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この回答へのお礼

ありがとう

職人さん自体が減ってきているんですね…残念です
皆さんありがとうございました

お礼日時:2017/04/03 08:36

1)NO1さんの指摘通り、腕の良い大工さんが、殆どいない、からです。


  宮大工のように、技能を伝承されている少数の方々はいますが、それ以外は
  見つけるのも難しい。

2)需要と供給の関係から、本物の大工さんのお願いすると、
  工事代金が非常に高価になる。

3)使用材料も、本物の材料を使うとなれば、そういった供給体制自体が
  ほぼ壊滅しているため、非常に高価なものになる。

4)構造上、瓦屋根は、地震に対して不利(頭でっかち)なので、
  被災時に倒壊の危険が大きい。

5)現代人が必要としている住環境を、伝統的な日本家屋で実現させるのは、
  ほぼ不可能に近い。
  取り分け、断熱。

6)その他
  その他、考えれば幾らもありそうです。
  
  伝統的な日本家屋が何を意味するか?も考える必要がありますが、
  例えば、「漆喰」「土壁」は、職人、材料の入手困難さの他に、
  本当に、それらの壁を採用した時、断熱材の入り込む余地は無い。

  勿論、壁を二重構造として、表面上は漆喰壁とし、内部は断熱材挿入、と
  言う事も可能ですが、そういった細工をした途端、「漆喰」や「土壁」は、
  単なる「デコレーション」になってしまいます。

  それを称して、本当に日本家屋と言えるのか?は、甚だ疑問だと
  思っています。

  安い居酒屋の民芸調と同じです。

  少なくとも、伝統的な日本家屋が、復活する可能性は、
  可なり、難しい、と思っています。
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一つには昔ながらの日本家屋(在来工法)を建てられる大工さんが減ってるのです。


なぜ減ったかと言うと工場で作ってそれを運んできてポンと置くだけのプレハブ住宅がローコストで工期も短いという状況から日本家屋の需要が減ってるのです。
一軒建てるよりも数軒、数十軒ぶんの建材を仕入れた方がコストが抑えられるから同じような建売住宅を一度に建てて売ります。

なんでもそうです。
手作り手仕事で人間が作ったものよりもオートメーションで作られた物が重宝で安い。
人が手をかけたものは贅沢品になってます。
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