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昨日、通学と通勤定期の重複部分を解消して運賃を削減したいという質問がありました。その質問では通学経路はA社線の甲駅でB社線に乗り換える(または、乗り入れるかもしれません)とあります。であるならば、会社別に分割して、B社のみの定期券を購入すれば良いのではないかと考えます。
 私自身はもう定期券を利用しなくなって30年以上は経っています。ですのでその辺の事情が判りませんが、現在ではこのような通学定期券の会社別の単独発行は認められないのでしょうか? 
 私自身も国鉄私鉄が毎年とまでは言いませんが数年に一度は確実に運賃を上げていた時代には自衛のために会社別に発券してもらっていました。とある会社の機械式発券窓口で嫌な顔をされたことがありますが、私鉄と国鉄の値上げが同一日にはなりません。そのため連絡定期券にしてしまうと、払い戻しをして買い直しになる場合があります。それなら複数枚を持っている方が面倒がありません(私鉄、国鉄、私鉄と3枚持っていた時期があります)。
 ここでの回答にも、「3社連絡定期券はこの会社間では発行できない」というような記述もしばしば目にします。つまり単独発行が不可能ではないと解釈しています。
 ただしそれをどのように使うかはここでは触れないことにします。規約に関する注意を改めてせずに、発券が可能かどうかだけお答えください。

 私自身ならばとにかくB社の窓口に行ってみます。昔「京浜電鉄」の某駅で嫌な顔をされたのは手数料の問題も絡んでいた気がします。通学証明、またはこれに代わる学生証に通学区間が通しで書いてあると、やはり分割発行は基本的に駄目でしょうか。私はそれを提示して分割して買っていましたが。

A 回答 (2件)

こんにちは。


首都圏の私鉄で電車運転士をしております。

通学定期券の区間を分割購入して購入する事自体は、何ら問題ありません。
ただ、正当な経路で購入しているか、そのままでは応対している駅員では判断が付きません。

常識的な経路はそう数あるものではなく、従って乗り換え駅自体も絞られます。
学校最寄り駅~乗り換え駅までの区間を先に購入し、その後、その乗り換え駅~自宅最寄り駅で発券することで、正当な経路かどうか確認していました。
また、1枚で作れる区間に関しては、1枚で作るようお願いしていました。


私が駅員だった当時は、今のように1枚で作れる範囲が広くなかったので、通学定期券を会社毎に作るという事は、ごく当たり前のようにありました。

ICカード乗車券が出来て以降、万が一落としても再発行が出来る利便性から発行枚数が増えております。
2枚所持し、一つのパスケースに入れたまま自動改札機にタッチしてしまうと、電波のやり取りで行うモノゆえ、環境によっては反応してほしくない側のICカード乗車券が反応してしまい、定期券を持っているにも関わらずチャージから引かれていた、自動改札機が開かずエラーが出る等トラブルも、ままあります(元々、ICカード乗車券自体、2枚所持はNGです)。

その為、地道に膨大な運賃計算のデータを長年に渡って整え、一枚に出来る範囲を拡げてきたという経緯があります。

1枚に出来る区間なら、正当な経路で購入しているか確認が容易です。
制度上で分割購入は差し支えないのですが、確認作業上で問題があります。

質問者様は不正な使用をする方ではないと思いますが、世の中全てそういう方ではありません。
私も、定期券を不正使用している方は何度も見ています。
通学定期券だと、学生が通学定期券を不正使用した場合、学校もオオゴトになりますが、売った駅係員も始末書モノです。

その為、1枚で購入するように駅係員に言われます。
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この回答へのお礼

こんにちは。
 なるほどそういうわけですか。そういう意味で1枚にしてほしいというのは解りました。
 ただ質問文にも書きましたが、各社で運賃改定の時期にばらつきがあって、その結果自衛のために払い戻しをして買い直して対処しないと不利になるような場合にはどうすれば良いのでしょうね。連絡定期にしてしまうと、本来払い戻しをしなくとも良い会社の分まで手数料を払って買い直さなくてはいけないことになります。あるいはそのような場合には手数料の特例でも定められていますか?
 もう昔のようなほぼ例年の値上げという事態は起こらないとしても、そういう状況は生じないわけではないでしょう。

 常識的な経路というのも考え方次第ですね。私が通っていた学校は御茶ノ水駅が最寄りでしたが、京浜急行からは都営地下鉄の神保町まで行ってそこから歩くのでも金額でも時間的にもさほど変わりませんでした。地下鉄経由は半年ほどで都営線が値上げをして国鉄経由よりも高くなったので、そこで打ち切りました。
 都心にある学校は、発駅着駅によっては合理的な経路などそれこそいくらでもある場合があります。
 もう一つ思い出しましたが、通学定期が合理的最短経路のみだとすると、国鉄が品川ー秋葉原-御茶ノ水を全く問題無く発券してくれたのも今更ながら?という感じです。あるいはここの区間は特例が有って、通学定期においても秋葉原経由が認められているのかもしれません。それは着駅、発駅共に印刷された常備券だった気もします(収集品を発掘することはしないでおきます)。常備券ということは、ここでの特例かもしれませんが、例外を事業者側も認めているということでしょう。

 回答ありがとうございました。
 尚、通学定期券の発券に関する疑問がありますが、これは質問を改めていずれかの機会にすることにします。

お礼日時:2017/04/07 12:22

こんにちは、No.1です。



○払い戻し&手数料の件につきまして。

>各社で運賃改定の時期にばらつきがあって、その結果自衛のために払い戻しをして買い直して対処しないと不利になるような場合にはどうすれば良いのでしょうね。連絡定期にしてしまうと、本来払い戻しをしなくとも良い会社の分まで手数料を払って買い直さなくてはいけないことになります。

昔はどうだったか知りませんが、旅客営業規則の根底にある考え方に基づくと、
使用期間内については通常はそのまま使用できる筈です。
ただ、私が駅に勤務していた頃は値上げするような場面は無かったので、その点は不明です。

新路線開通はあり、それに伴う定期券の区間変更の取り扱いはありましたが、
日割りで無手数料で払い戻していたので、今回質問者様が仰っている様な前提はありません。
私が、ご質問文を拝読していて、ずっと?を抱いている部分です。

払い戻す必要は無く、
例えば新路線が出来て、そちらの方が利便性が高く変更するために区間変更の手続きをするにしても、無手数料で日割り額で取扱いになります。


○通学定期券における常識的な経路につきまして。

通学定期券を発券できる学校法人の「最寄り駅」は、旧国鉄でもJRでも民鉄でも同じ資料にて判断しています。

>都心にある学校は、発駅着駅によっては合理的な経路などそれこそいくらでもある場合があります。

学校法人が「最寄り駅」を鉄道各社に届け出ているのですが、複数の場合も勿論ありますし、
通学証明書や、最近の場合は学生証と一体になっていて既に印字されているので、そちらを見ると一目瞭然なのですが、学校側の最寄り駅は複数書かれています。
また、都心部で鉄道路線が数多ある場合、学校側の最寄り駅が複数あれば、勿論経路も複数になる場合もあります。

>あるいはここの区間は特例が有って、通学定期においても秋葉原経由が認められているのかもしれません。それは着駅、発駅共に印刷された常備券だった気もします(収集品を発掘することはしないでおきます)。常備券ということは、ここでの特例かもしれませんが、例外を事業者側も認めているということでしょう。

そういう例外は規程類にはありません。
従って、事業者側が認めているというのは考えにくく、常備券の定期券というのも?です。
(収集品を発掘していただいても構いません。)

国鉄と私鉄の接続駅で、駅業務をどちらかに委託しているような所で補充定期券で発券するとしても、片一方の駅はゴム印を記したりするモノですから、特定区間の定期券を事前に印刷して待ち構えているという事は、過去はさておき今はしません。

単なる駅係員の確認ミスか、発券ミスかと推察されます。
私も定期券窓口で発券していた頃、秋葉原付近が絡む経路の場合、入力すると経路が複数出てきて判断に慎重になったものです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。自分自身が使用した券は別のところに入れてあるようで、現時点では見つかっていません。ということで現物の提示は今回は諦めます。
 ですがこの回答を通じて、出札の担当者によって扱いが異なる場合があるのは、そのような理由によるものだったのかと納得がいった次第です。
 国鉄、JRの特定区間に関する情報は調べれば出てくるでしょう。その辺も併せて、いずれ実券を見つけた際には改めて質問をすることにします。
 重ねての回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/04/15 16:21

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