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くだらない質問で恐縮ですが、エアコンで外気導入した時、車内の空気はどこから出てゆくのでしょうか?

送風をHiにした時、結構な量の空気を取り込んでいると思うのですが、送風機が悲鳴を上げている様子もなく同じ強さで送風されていることから、それをも大きな抵抗なく排出できるぐらいの穴や隙間があるのだろうなとは想像していますが、それがどこなのかを考えたことがありませんでした。

A 回答 (10件)

クルマの車内は、ベンチレーターのファンを回さなくても外気導入にしておけば、80km/h程度で走行していれば40秒~300秒程度(クルマによって、時間はマチマチです)で車内の空気がソックリ入れ替わる様に設計されています。



※つまりクルマには、風が入る進入口と車内の空気が出る排気口が必ず設けられているということです。
 進入口はフロントフェンダ内、フロントウインドウの下端(細かい切れ込みが入ってグリル状になっているところ)など走行中に空気圧が正圧となる部分に開けられ、排気口はCピラー、リヤウインドウの上端や下端、トランクルーム下端、リヤバンパ裏側など走行中に空気圧が負圧となるところに開け、走行時に車体周辺に発生する圧力差だけで室内が換気出来る様になっています。

※進入口はベンチレーターのスイッチをサイクル(室内循環)に切り替えると閉じますが、排気口を塞ぐことは出来ません。
 排気口を塞げない様にしている理由は2つあります。

①排気口の閉鎖が選択出来ると、ドアを閉める時に車内の圧力が一瞬で上がり、ドアの閉まり不良が発生します。
 排気口がない古い設計で車内の気密性が高いVWの初代ビートルやローバー・ミニは、ドアを閉めても半ドアになり易いことで有名です。またBMWのクーペでは、巨大な2ドアの閉鎖時に発生する気圧を車体の排気口だけでは逃がしきれず、サイドウインドウを自動で少し下げて対応しています。(ドアを開けると自動的にサイドウインドウが少し下がり、ドアを閉めた後に自動的に上がります。)

②エアバッグ装着が義務付けられた頃、エアバッグ展開時に瞬間的に車内の気圧が上がり、乗員の鼓膜が破損するというトラブルが発生しました。
 排気口は騒音の侵入元となり、また冷暖房も逃げてしまうので可能な限り狭くしたいところですが、現代ではエアバッグ展開時の気圧変化も考慮して慎重に穴の大きさが決められています。
 排気口の閉鎖が選択出来、閉鎖したままにしておくと非常に危険です。

※ちなみに。
 昔のクルマには開閉式の三角窓がついており車内の換気に非常に役に立ちましたが、’50年代にフォードが『エアフローベンチレーション』と名付けた車内換気システムを考案し、’50年代末頃から量産車に採用される様になって他メーカーも追従し、やがて(表向きは)車内換気が改善されたということで三角窓が廃止されました。
 クルマでタバコを吸うヒトにとっては、『エアフローベンチレーション』なんぞよりも三角窓の方がずっと役に立つと思いますが・・・三角窓の廃止は、メーカーにとってはコストダウンの効果が大きいということなんでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
かなり短いサイクルで換気できるような設計になっているというのは初耳でした。
また、エアバッグの話も言われてみれば納得です。

お礼日時:2017/05/27 02:10

>車内の空気はどこから出てゆくのでしょうか?


 トランク部かCピラーに排気用のスリットがあります。

>それがどこなのかを考えたことがありませんでした。
 ドアがロックしないようにドアノブを引きながら、
 ドアを軽く開閉すると「パタンッ、パタンッ」とスリットの蓋の開閉音が
 聞こえると思います。

機密性を上げると、二酸化炭素の比率が上がり
ドライバーの眠けを誘うから、換気をするように設計されています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>トランク部かCピラーに排気用のスリットがあります。

確かに、以前乗っていた100系ハイエースにはCピラー根元あたりにそれっぽいスリットがあったような気がします。それですね。
200系は外見上目視できませんので、別の場所なのでしょう。

>ドアを軽く開閉すると「パタンッ、パタンッ」とスリットの蓋の開閉音が
>聞こえると思います。

へぇ、私の車はちょっと揺れるだけで積荷がガタガタいいますので判別つくかどうか微妙ですが、今度挑戦してみたいと思います。

お礼日時:2017/05/30 17:35

No3です。

私の乗っているC-HRについて点検のついでに聞いてきました。参考透視画像の矢印が、ルーバーベンチレータという名称の外気方向だけに開くルーバーです。このような位置にあるものは荷室内張に隠れて見えませんが、赤丸のようなドアやバックドアにあるものは見ることができます。
「エアコンの外機導入したときの空気はどこへ」の回答画像9
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。
ドアにもついているのですね。ドアの厚みの部分でしょうか、もしかしたら簡単に目視できるかもしれないので今度見てみたいと思います。

お礼日時:2017/05/30 17:30

エアコンの外気導入にした場合、助手席側にある空気取り入れ口からエンジンルーム内、


またはワイパーのある下とかの取り入れ口からの空気が、ファンのあるとこに流れ、それが
エアコンのエパポレーターとかで冷やされて、エアコンの送風口から出てきます。

その空気は、後部座席とかにある吐き出し口から出ていく感じです。

エアコンを入れた時に、内気循環にしますと、切り替える板のようなものがエアコンの空気
取り入れ口からの空気を助手席のダッシュボード下とかにある内気循環取り入れ口に切り替え
るので、車内の冷えた空気を再度エパポレーターで冷やすという強冷房になる感じです。

夏場とか屋根なしのお客様用駐車場に車を置いていたのに乗り込む時に、国産車で右ハンドル
であれば、助手席と、その後ろの窓を開けて、運転席のドアを5回くらいバタン・バタンと開け閉め
を繰り返すと、車内の空気が外に押し出されて、外気温程度まで下がるじゃないですか。

プリウスですと、右の後部ドアを開けた背もたれ付近に外に出す穴のようなものがあります。
たぶん、ハイブリッドシステム起動用のバッテリー冷却もするのだと思います。

車は、前から後ろに空気が抜けるような構造で造られています。エアコンを入れる時に内気循環
にしないともったいないと考える人がいて、酸素欠乏で事故を起こすこともあります。

稀に、練炭自殺される人が気づかずに失敗しているように、空気の出入りする穴とかが開いて
いたりするのです。安全配慮もされて販売されていると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>稀に、練炭自殺される人が気づかずに失敗しているように、空気の出入りする穴とかが開いて
>いたりするのです。安全配慮もされて販売されていると思います。

そういったケースに対する安全配慮かどうかはわかりませんが、ドラマでやっているような目張りだけでは実は不十分なのかもしれませんね。
裏を返すと、雪中で駐車や立ち往生などでエンジンをかけっぱなしにしたら一酸化炭素中毒になった、などの事故も同じ理由なのですね。

お礼日時:2017/05/30 17:28

トランクやラッゲージの内貼りを剥がしたことのある人なら 巻いたことあると思いますが 後部側面に排出口が有ります。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
内張りの奥にあるのですね。

お礼日時:2017/05/27 02:06

自動車は、必ず空気が抜けるように設計されています。


でないと、実は、ドアがまともに閉まらないからです。
抜けの悪い設計の車がたまにありますが、やたらに半ドアが発生します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かにドアを閉めるとき、抵抗を感じません。エアコンだけではなくて、そういった理由もあるのですね。

お礼日時:2017/05/26 00:00

1番の方が正解だと思います。


補足なのですが外気導入をするってことは同量の室内空気を車外に排出するってことで、走行風を利用して車外の負圧が発生する場所に設置されます。
排気ガスや走行風によって巻き上げられたホコリや雨が充満しにくいことも重要です。

この場所は車体後部、通常リヤバンパーの車体サイド側にゴムまたはプラスチック系のワンウェイバルブを設けて設置してあります。

試しに外気導入でブロアファンをOFFにし、停止状態でベンチレーション部分から風が出ていないことを確認したのちに走行するとベンチレーション部分から少しだけ風が出ることで確認できます。

まとめますと車外側は多くはリヤバンパーの車体サイド側、室内側はトランクルームまたはCピラー周辺部となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なんと、前進しているときに外に吸い出されるようになっているのですね。
確かに、送風をOFFにしているとき、私の車の場合は走行中に運転席右側だけ風が出ており、停車すると風はおさまります。今までずっと、前方からの風が入ってくるものだとばかり思っていましたが、後方から吸い出された分が入ってきているということなのでしょうか。

お礼日時:2017/05/25 23:58

ドアと車体、ドアガラスとサッシに少し隙間があります。

配管や配線の通る隔壁にも、内張取り付け部にも少しづつ隙間があり、全部合計すると直径数センチの穴が開いているのと同じです。ここから車体外に空気が抜けていきます。又、ハイブリッド車だと駆動用バッテリ冷却の空気吸入口がリアシートの横又は下にある場合があります。ハイブリッド車で冬場の暖房を内気だけですると、バッテリ冷却で吸い込まれた空気の分だけドア隙間から空気が流入して、後席の人に冷たい外気が当たる場合があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
他の方のご回答にもありますが、単に隙間から漏れるだけではなく、構造的に空気を排出する仕組みがあるみたいですね。

お礼日時:2017/05/25 20:19

車には空気が抜ける隙間は 沢山あります

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
他の方のご回答にもありますが、単に隙間から漏れるだけではなく、構造的に空気を排出する仕組みがあるみたいですね。

お礼日時:2017/05/25 20:18

大抵の車は、トランクに空気抜きのダクトが有ります。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。車体後部なのですね。

お礼日時:2017/05/25 20:16

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