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難聴に苦しんでいます。感音性難聴(両側)。左50db、右80dbぐらいです。急に右側の聞こえが悪くなってきたなぁと思ったら、左も。突然の事で気持ちの切り替えがっきません。ちなみに、年齢55歳、女です。生活にも不便がでつきましたし。仕事では、随分迷惑かけてますが、勤めさそて頂いてます。

今、この耳どうなっていくか、不安で一杯です。耳の病気の方、アドバイス下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

お察しします。


感音性難聴では高い音が聴こえにくい・聴こえないことが多いのですが、そんな感じですか?

私は、高音急墜型の両側性高度感音性難聴で、左右ともに100デシベル以上の難聴(突発性難聴をきっかけとする中途失聴。進行性で、徐々に聴力が低下。)です。
身体障害者手帳では、最も重い2級(聴覚障害には1級がありません)。障害年金は、最も重い1級です。
幸いにして、特殊なデジタル補聴器(片耳だけで50万円以上もします!)がうまく適合し、フルタイムで働けていますが、それでも多くの苦労があります。

言葉の聴き取り能力がガクっと下がることも多く、日常会話にも苦労することが多くなります。
聴き間違い(特に、聴き慣れない言葉やカタカナ言葉など)や聴き返しも多くなってきます。
テレビの音も大きくしないと、なかなか聴き取れないようになってきます。
そのほか、相手の口の動きが見えないと何を言われているのか全くつかめないようになってきたり、日本語が外国語のように聴こえてしまったりしますので、電話のやり取りに苦労することも多いです。
また、ただ単に音を大きくするだけでは、かえって音が割れたように聴こえてしまったりするので、補聴器も効果がないことが多々あります。補聴器以外の方法でも補わないといけなくなるのです。

もちろん、人それぞれで違うとは思いますが、あなたにも同様の現象はあろうかと思います。

デシベル値だけで見ると、いまはまだ、あなたは、法的にも身体障害とは認められない状態です。
片側が50デシベル以上の難聴のとき、もう片方が90デシベル以上の難聴になって初めて、最低の級である6級の聴覚障害に認められ、身体障害者手帳をもらうことができます。
あるいは、言葉の聴き取り度合の検査(語音明瞭度検査といいます)を行なってもらったときに、両耳ともに50%以下しか正確に聴き取れなかった、といった場合に、それより上位の4級の聴覚障害となります。

身体障害者手帳を受けられると、所得税や住民税などの税制面での優遇(障害者控除)を受けられたり、障害者総合支援法による補装具給付制度に基づいた補聴器購入費用の公的助成、重度心身障害者医療費助成制度による公的医療保険の医療費自己負担分の減免‥‥といった、数々の優遇を受けられるようになるので、経済的な負担を軽くすることができます。

予後(この先どうなってゆくか、ということ)については、一概には言えません。
難聴ではあっても現在の聴力を維持することができるか、あるいは、年齢とともにだんだんと聴力が低下してゆくのか‥‥。
こればかりは、お医者さまに調べていただくしかないでしょう。

ただ、大事なのは、難聴そのものを病気としてとらえて悶々と心を痛めるだけではダメ、ということなのではないかと思います。
どうしても日常生活に不自由を感じてしまいますから、言い替えれば、それをカバーでき得るさまざまな手段を見つけることこそが大事になってくる、と思うのです。
例えば、電話の代わりにメールやFAXを使っていただく‥‥。テレビ番組では字幕を活用する‥‥。
会議などのときは、ホワイトボードなどへの書き込みやレジュメ(会議内容の資料)の事前作成をお願いしておくことも大事です。
また、周りのみなさんに対しては、可能なかぎり、自分の聴こえの状態を正直に伝えていただいて、正面からゆっくり・はっきり話していただくようにお願いすることも大事です。
一語一語区切るとかえってわかりづらくなるので、意味が通るひとまとまり(文節といいます)ごとに分けて話していただくようにお願いしましょう。
日常的に筆談を併用してもらうことも大切で、ご自分でもメモ帳とペンを常備しておき、聴き取れなかった所はすぐに紙に書いていただく習慣を付けましょう。わからないままにしてしまうのは、自分の劣等感や難聴の事実の否定(難聴であることをどうしても受け入れることができなくなる)につながるからです。

気持ちの切替がつかない、というのは、十分に理解できます。
私も、かつてはそうでした。ほんとうに突然にやってきますものね。
ですが、いずれ受け止めないかぎりは、先に進むことができなくなります。生活の改善にもつながりません。

難聴ではあっても、周辺の生活環境を変えてゆくことで、何とでもカバーできるものです。
たとえ時間がかかったとしても、そこにさえ気づけば、必ずや道は開かれます。決して、悲観し過ぎることはないと思いますよ。
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この回答へのお礼

とても心の入った、ご回答有難うございます。頑張ります。

お礼日時:2017/06/12 12:27

補聴器を試してみたらいかがですか?

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