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古典の問題です。

変格活用や上一段活用や下一段活用では、語幹に( )を付けるものがありますが、何故、四段活用には( )が付くものが無いのでしょうか?

A 回答 (2件)

上一見る、みみみるみるみれみよ


下一蹴る、けけけるけるけれけよ

これが現代語では、見ない、蹴らないと活用しそれぞれ上一・下二段活用となっています。
語幹が一文字で、未然形連用形が無い、とするようなこともできますが、そのような動詞はかつて音声言語しかなかった時代にはもっと多かったのでは無いかと推測されます。「得(う)」とか「為(す)」とかがその例です。しかしもともと文字数が少ないために単語数が限られていたので、社会の進展による動詞増強の要請に応じ、もっと多くの文字数で構成されるものが増えて行きました。その中で圧倒的なのは四段活用で、多くの動詞がこれに巻き込まれて四段化し、現代の五段に引き継がれています。
結論ですが、文字数が多い四段動詞では語幹が画然と存在しうるから、と言うことになります。
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現代語でもそうだけど、連体形や已然形に出てくる「r」(ラ行音)のことかな。



四段活用
終止 連体 已然
飽く あく あけ
ak-u ak-u ak-e
飛ぶ とぶ とべ
tob-u tob-u tob-e


上一段
終止 連体 已然
着る 着る 着れ
ki-ru ki-ru ki-re
見る 見る 見れ
mi-ru mi-ru mi-re


下一段
終止 連体 已然
蹴る 蹴る 蹴れ
ke-ru ke-ru ke-re


カ行変格
終止 連体 已然
来  来る 来れ
ku ku-ru ku-re


サ行変格
終止 連体 已然
す  する すれ
su su-ru su-re


四段活用では、語幹が子音で終わる。
「子音+r」は日本語では発音できないので、rは出てこられない。

変格活用や上一段活用や下一段活用では、語幹が母音で終わるので、rが出現できる。
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