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以前有機液晶について調べていましたが、電圧印加で劣化が早くとても液晶パネルとしては実用化出来ないだろうと思っていましたが、あっという間にブラウン管を駆逐してしまいました。

どのような技術革新が行われたのでしょうか?液晶の材料等教えていただければ幸いです。液晶の技術者または専門の研究者の方に教えていただけるとありがたいです。

A 回答 (4件)

シャープが当初電卓に利用した液晶材料は、シッフ・ベイセスと呼ばれていたようですね。


加水分解しやすく、シールを頑丈にしなければならなかったそうです。
(水分に弱いというのは有機EL=OLEDと同じですね。)
また、氷点下の低温では作動しなかった。
その他、セイコーではアゾキシ液晶の検討をしていたようですが、黄色く着色しており
耐候性が悪かった。
結果として、たくさんの材料を根気よく検討し、優れた液晶材料を見つけたということが
発展を支えたわけですね。
安定な液晶材料は1976年英国のハル大学のグレイ教授がビフェニル系を発見し
今の液晶の基礎になっているようです。
ビフェニルの誘導体が主流だと思いますよ。
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この回答へのお礼

聞きたかった事をずばり答えていただきありがとうございます。シッフベース(C=N)とアゾ(N=N)系の液晶も扱っていましたが光劣化があり実用化など到底考えられませんでした。特にシッフベースは酸に弱く実用化に問題がありました。ソニーがブラウン管を止め液晶に移ると聞いたので何事が起きたのかと驚いた記憶があります。

ビフェニル系なら安定でしょうし柔らかい側鎖を変える事で低温と高温の安定性も解決したということでしょうか?長年の疑問が解決しました。ありがとうございます。

お礼日時:2017/07/21 16:28

液晶自身は有機物質なので、単に液晶に関する話でしょうか?



確かシャープが電卓に採用する前は寿命がとんでもなく短くて
材料の配合に苦労してたみたいですね。

で、とんでもない数の組み合わせを端から試して、よい組み合わせを
探したらしいです。詳しいことは物性屋さんの方が詳しいかと。
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この回答へのお礼

ご回答に感謝します。企業の研究室にいたとき有機物質のネマチック液晶とかリオトロピック液晶とかを扱っていました。電場を印加した部分だけ色を変える事が出来たのですが、有機物で且つ液体という事もあり経年変化がおこりやすく研究を中断した経験があります。この材料の面で画期的な革新があったのでしょうか?現在の液晶パネルはあまりに寿命が長く安定しているように思われます。そのあたりの技術の進歩の詳細を知りたかったのです。ありがとうございます。

お礼日時:2017/07/17 22:51

>この質問は専門家の方にお願いしております。

よろしくお願いします。
そうですか。でも

>(回答を制限するものではありません。)
とも表示されてるので、書いてもいいよね。

で、

>有機液晶
って何?
に答えてください。

単純に有機ELとごちゃまぜにしてるんじゃないの?と思ってるんですが。

organic LCD
ってのはある

ことはあるけどほとんど聞いたことない。
それにブラウン管を駆逐?それも聞いたことないなぁ。
ブラウン管に代わって増えたのはコレじゃないでしょ。

質問文が通じないんですよ。補足で足りないなら書き直せば?
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>有機液晶


って何?

>あっという間にブラウン管を駆逐してしまいました。
そんな流行ったっけ?
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この回答へのお礼

この質問は専門家の方にお願いしております。よろしくお願いします。

お礼日時:2017/07/17 16:06

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