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漂白剤って、どんな原理ですか?
なぜ白くなりますか?
また、酸素系と塩素系では どのような作用の違いがありますか?

A 回答 (1件)

色素の構造を分解して色を消失させることを漂白と言い、


大きく分けると酸化漂白(永久的な白さを得られるけど、素材を損傷させることがある)と還元漂白(空気中で酸化されてもとに戻るハイドロサルファイトなど)があります。

酸化漂白のなかに、
おっしゃるように、次亜塩素酸ナトリウムのような塩素系漂白剤(ブリーチやハイタ―など「塩素系」と書かれている)と、
ワイドハイタ―のように過酸化水素が成分である酸素系があります。

塩素に水が反応すると酸素が発生して、酸化力によって色素が破壊されて色が落ちます。
染料も退色するので色・柄物には使えませんし、たんぱく質系繊維では黄色化します。

汚れの色素は分解するけど染料には影響を与えないというのが、酸素系(過酸化系)漂白剤。
オキシドールと同じ成分ですよね。

水溶性の汚れは、漂白剤よりも洗浄で高い効果、
泥汚れも漂白効果はほとんどなく洗浄の方が効果があるようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/07/30 11:16

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