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生理を遅らせるための中用量ピルはなぜ避妊効果がないと言われるのですか?
例えば低用量であるクイックスタートはいつ飲み始めても1週間経てば避妊効果があるらしいですが、まして中用量の生理を遅らせるピルなんて1週間飲み続ければ避妊効果があるはずでは?と疑問を持ちました。
よければピルで避妊できる仕組みと共に教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>生理を遅らせるための中用量ピルはなぜ避妊効果がないと言われるのですか?



服用を開始する時期が避妊に適切ではないからです。

>よければピルで避妊できる仕組みと共に教えて頂きたいです。

代表してトリキュラー錠21/ トリキュラー錠28の薬効薬理です。
参考URL
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/254910BF1047_ …

以下、
本剤は排卵抑制作用を主作用とし,子宮内膜変化による着床阻害作用及び頸管粘液変化による精子通過阻害作用等により避妊効果を発揮する.

(1) 排卵抑制作用
健康女性(8例)で本剤投与前周期及び投与周期の血清ホルモン動態を検討した.いずれの症例においても,黄体形成ホルモン(LH)及び卵胞刺激ホルモン(FSH)のピークは投与周期に消失した.また,エストラジオールの典型的な2峰性パターン,排卵後のプロゲステロンの上昇も投与周期において抑制され,排卵は抑制されていた.

(2) 子宮内膜の性状変化による着床阻害作用
健康女性(28例)で本剤投与中に子宮内膜診を行った.その組織像は周期的な変化が認められたが,正常周期のものとは異なっていた.

(3) 子宮頸管粘液の変化による精子通過阻害作用
健康女性(6例)で本剤投与中の子宮頸管粘液を調べた.投与中の電子顕微鏡像は黄体期と類似の構造を示し,分泌量も少なく非常に粘性が高かった.また,精子通過性は抑制されていた.
以上。

簡単に言ってしまうと、ピルの主成分である合成卵胞ホルモン剤と合成黄体ホルモン剤を飲むことに拠って、血液中に両ホルモンが十分にあると脳に誤検出させます。
脳は卵巣や子宮にホルモンを分泌させる指示を止めてしまうので、卵胞が育たず、子宮内膜も作らなくさせて避妊できるのです。

避妊目的でピルを服用する場合は、生理初日から服用するのが基本です。
クイックスタートやサンデースタートは、ピルユザーと称する欧米の女人達が勝手に編み出した服用方法で、薬剤メーカーやお医者さんは避妊できることを保証していません。

PS;
月経中や月経直後のセックスでも妊娠していまうような事を言う人がいます。
しかし、これは真っ赤なウソで、排卵する様な卵胞を育てるには、最低でも月経開始日から10日間以上掛かるのです。
ピルのサンデースタートとは、この女性が持っている自然な能力を逆手に取った服用方法です。

月経期間の正常な目安としては、3日~7日になります。
要するに月経開始初日が月曜日だったとして、次に来る最初の日曜日は7日後なので、子宮内膜は全く無い状態ですし、排卵する様な卵胞もいない時期だという事です。

奇しくもピルユーザーさん達は、生理期間中のセックスや、生理直後のセックスでは妊娠できないという事をサンデースタートで証明しているのです。
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