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床に落ちた食べ物をめぐる話で、5秒ルールがありますね。
これに関連して次の話を知りました。

ユダヤの老人が、バターを塗ったパンを落とした際に、バター塗り面が上になって着地したことに不安を覚え、ラビに相談した、という話だそうです。

老人は、何を相談したのかなど、もう少し教えて下さい。

A 回答 (2件)

その小話は、ユダヤ人のユーモア(ジョーク)の一種だと思います。


詳細は少し違いますが、よく似た話があります。wikipediaのJewish humourの項目で、
https://en.wikipedia.org/wiki/Jewish_humour
東欧のユダヤ人ユーモアに登場する「愚か者の町」Chelmを舞台にした小話のうち、
>A young housewife living in the town of Chełm had a very strange occurrence. One morning, after buttering a piece of bread she accidentally dropped it on the floor. To her amazement, it fell buttered side up.
で始まるものです。

まず、「食パンを落とすと必ずバターが付いているほうが下になる」というのは、いわゆる「マーフィーの法則」の一つです(「バター面が下になる確率はカーペットの値段に比例する」というバージョンもあります)。経験則による一種のユーモアですが、広く知られた話です。一種の「あるあるネタ」です。
それが、その小話では、「バターが付いているほうが上になる」という、「法則」的にはありえないことが起こった。それで老人は不安になって、ラビに相談した、という流れです。
何を相談したかはわかりませんが、「ありえない」ことがおこった、という設定なので、何か不吉の前兆ではないかとか、そういう感じでしょう。
ここまでで終わっている話なら、マーフィーの法則的な「あるあるネタ」を絶対的な真理のように扱って、それに反する出来事がたまたま起こったことに不安になる、愚かな姿を描いたジョークとも解釈できます。普通ならば、その老人の相談は「たまたまだよ」「何も特別なことはないよ」と一笑に付されるものなので。
Wikipediaに載っている小話によると、この続きがあって、相談されたラビたちは「それは一大事!」と、シナゴーグで3日間も祈りと議論を続け、最終的に「パンの間違った面にバターを塗ったのだ」(「法則」に合わないことが起こるはずがない)という結論を出した、というオチが付いています。
いずれにしても、「食パンを落とすと必ずバターが付いているほうが下になる」という、よく知られた経験則ユーモアが前提にある笑い話です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
1.あり得るはずのないこと(たとえばマーフィーの法則に反し)が起き、老人は不安になった。
2.法則に合わない理由を、ラビは、バターを塗るべきが間違えていたせいだ、と結論した。
いろいろ考えることのある、含蓄に溢れたユーモアですね。分かる人・感じる人しか、笑えない、上質なユーモアですね。

お礼日時:2017/08/09 17:19

良くご存知ですね。


ユダヤ人は独自の国を持たない、商売上手の金持ちで、ヒトラーナチスに迫害を受けた事しか知りませんでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
1知ってる人は、(いうまでもないことですが)
<良くご存知ですね。>
世の中には、多才な人がいるものですね。
2.ユダヤ人には、こういう老人・ラビがいるから(うまく表現できませんが)、独自の民族として、悲惨に耐え、生き延びることができた、のでしょうか。

お礼日時:2017/08/14 11:50

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