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下にも溶解に関する質問をしたものです。

特に金属物質を溶かす際に、酸溶液が良く用いられるように思います。常々「なぜ金属は酸に溶けるのか?」と疑問に思っていました。

酸溶液というのはつまり溶液中のH+濃度が極めて高い溶液ですよね?私はイオン化傾向の高い原子が溶液中で電子を放出する際に、その電子の受け取り手となるH+が多いために溶解反応が促進されるのかなと考えています。
この考えは正しいでしょうか?

もう一つ、アルカリに溶けやすい物質もあると思うのですが、どのような物質が該当するでしょうか?

物質の溶解を考えるときに、酸・アルカリという概念(H+ or OH-の濃度?)が重要視される理由が知りたくて上記のような質問をさせていただきました。抽象的で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

特に水酸化物が錯イオンを作りやすいということはありません。

水酸化物のうち、水酸化物の錯イオンを作って溶けるのは、ほぼ先にあげた4種類だけと覚えておいてください。

水酸化物イオンでは錯イオンを作らないけれど、アンモニアが配位して錯イオンを作って溶けるものもあります。
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酸に溶ける考え方は正しいと思います。



アルカリに溶けやすい物質は、OH-によって錯イオンを作るものです。
Al(OH)3 + OH- → [Al(OH)4]-
Zn(OH)2 + 2OH- → [Zn(OH)4]2-
Sn(OH)2 + 2OH- → [Sn(OH)4]2-
Pb(OH)2 + OH- → [Pb(OH)3]-
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この回答へのお礼

ありがとうございます。水酸化物は錯イオンを作りやすいんですね。

お礼日時:2004/09/07 22:08

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