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高調波対策のパッシブフィルタについて教えて下さい。
パッシブフィルタとは、問題となる高調波の周波数で共振する直列リアクトル(L)とコンデンサ(C)を組み合わせた装置で、各次数のインピ-ダンスを最小とすることにより、その高調波を吸収するものとのことですが、ここでの吸収するとはどういった意味でしょうか?抑制対象の高調波電流のみを流れこみやすくし、回路内で熱に変換し、消費してしまう。それによって、電源系統への高調波流出を防止しているということでしょうか?

A 回答 (2件)

直列リアクトル(L)とコンデンサ(C)と更に抵抗(R)を直列に接続します。


この時、吸収したい(高調波)の周波数で共振させます。
直列リアクトル(L)とコンデンサ(C)の共振によりLCのインピーダンスが
ゼロになりますので、直列抵抗(R)に流れ込むようになります。
直列抵抗(R)に高調波電流(In)が流れますのでR×(In)^2)の熱に変換
されます。このことにより高調波成分が吸収されると称しています。

なお、直列リアクトル(L)には抵抗分(R)がありますので抵抗分(R)を適切
に選定することにより直列抵抗(R)を省略するようなパッシブフィルタも
あるようです。
また、パッシブフィルタは共振周波数を利用していますので、吸収したい
高調波の各次数ごとに必要となりますので、注意する必要があります。
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イメージ的には、パッシブフィルターに高調波が流れ込んで、そこで消費されると考えて良いと思います。

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