プロが教えるわが家の防犯対策術!

ギターを弾いているのですが。(楽器はどうでもよい質問なのですが・・・。)

アドリブ演奏のため、コードから使えそうなスケールを探したりしております。
やりたいことは、以下になります。
①コードの構成音をすべて含む、スケール知りたい。
②スケールの構成音から作ることが出来る、コードを知りたい。

上記、どちらか片方でも良いので、調べられるサイトor書物ってないでしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱり、各スケール、各コードの「度数」を、暗記しないとだめでしょうか?
度数を覚えれば、全キーの全スケールを覚える必要ないとはいえ、
記憶力がショボイので度数すら覚えられないので・・・・。

[私のスケール調査イメージ]
C7コード(C・E・G・A#)
1-3-5-m7
↓↓コードの度数が一致しているスケールを一つ一つ探す。
Cミクソリディアン(C・D・E・F・G・A・A#)
Tonic・M2/9・M3・P4/11・P5・M6/13・m7

いちいち、全スケールの「音階?度数」を調べてます。

質問者からの補足コメント

  • HAPPY

    もしくは、楽に調べられる方法があればおしえてください!

      補足日時:2017/08/22 20:04

A 回答 (4件)

一つあとの質問から回答するつもりでしたが、


すでについていた回答を見て、トラブルを避けるために遠慮しました。
その代り、この質問に関連する例として、あとで引用します。
質問の内容が簡単ではないので、回答は、分割して出さなければならないくらいの長文になります。

本題に入る前に、ぜひ理解しておいてほしいことがあります。
コード・スケールというシステムは、ジャズのアドリブで間違った音を弾かず、
適切なスケールが瞬時に出てくるようにする訓練のために、1970年代に確立されたメソードです。
ジャズで使用されるスケールは非常に多く、覚えるだけでも大変ですが、
アメリカの専門大学で正規にジャズを学んでいる学生でも躓くので、
趣味で独学をする人にはさらに難しいことは言うまでもありません。
このメソードで学ぶ場合、音楽を縦方向に刻んで、コードをバラバラにし、
それぞれにどのスケールが当てはまるか、という考え方になるため、
曲のキーや、コード進行全体の流れ、メロディー・ラインなどが考慮できないという問題がよく起こります。
また、スケールの一覧などで機械的に理論を学ぶことが先行してしまうと、
耳の方の感覚の訓練が遅れてしまい、途中で行き詰るという結果になります。
このような欠点は、アメリカのジャズ教育界でも指摘されています。
ネットを見ていると、プロのミュージシャンが理論について書いているサイトが結構ありますが、
「スケールを全部覚えたからと言って、アドリブができるようになるわけでもなく、
いい音楽が作れるわけでもない」と、口をそろえて警告していますので、その点は承知しておくべきです。
そういう人たちは、「まず、基礎となるメジャー・スケールとマイナー・スケールを覚えるべき」と書いています。
これまでの質問を拝見していると、曲のキーが何かを判断してそれを基準に考えることから始めずに、
出てくるコード一つ一つを毎回単独で見て、スケールを割り出そうとしているようですが、
その場合、どのメジャー・スケールやマイナー・スケールが適しているかを判断するにも迷っている状態ですね。
少なくとも、各コードに合うメジャー・スケールとマイナー・スケールの選択が瞬時にできるように習熟するまでは、
ほかのスケールにまで手を出さない方がよいと思います。
そして、一つ一つのコードの構成音からスケールを割り出そうとしているようですが、
その方法をやっているかぎり、永久にそこから出られません。
おそらく、それを解決するためにコード・スケールの一覧がほしいということなのだと思いますが、
残念ながらそれは解決になりません。

あるコードが鳴っているときに使えるスケールは複数あることが多いですが、
ランダムにどれを使ってもいいということではなく、
曲全体のキー、もしくは、その個所で転調しているキーのスケールがまず基本になります。
たとえば、メジャー・コードに対して使えるスケールは、
そのコードがトニック(I)なのか、サブドミナント(IV)なのか、ドミナント(V)なのかや、
曲のキーがメジャーなのかマイナーなのかで違ってくるということです。
なので、コードやスケールの「度数」と書いてありますが、肝心なのは、
そういう「音程(インターバル)」を表す「度数」ではなく、
いま鳴っているコードが、曲のその部分のキーの「何度のコードに当たるか」、
という意味の「度数(ディグリー)」の方です。これが理解できていないとスケールは選択できません。

たとえば、質問文中にあるC7のコードですが、
このコードに対してCミクソリディアンが適切なのは、Fメジャー・キーのV7として使われている場合です。
もしキーがFマイナーならば、Fハーモニック・マイナーと一致する
Cマイナー・P5th・ビロウ(別名フリジアン・ドミナント)や、
Fメロディック・マイナーと一致するCメロディック・マイナー・P5th・ビロウ
(別名スーパー・ミクソリディアン、またはミクソリディアンb6)等になり、
あるいはGマイナー・キーの曲中にIVとしてC7が出てきた場合は、
そのキーのスケールと一致するCリディアン・ドミナント等がふさわしいということになります。
今挙げたスケールはもちろん基本の形で、実際にはその他にも使えるスケールがかなりたくさんありますが、
とりあえずは、上のような基本的な対応スケールがすぐに選択できないといけません。
そして、これらのスケールを選び出すときは、コードの構成音から探すのではなく、
その部分のキーのスケールを基準に考えればすぐにわかるはずなのです。
C7がFメジャーのキーで出てくるなら、そのままFメジャー・スケールで、
Fメジャー・スケールをC7のルート音Cから開始するときの名称がCミクソリディアンだということです。
もし今、こういう考え方ができないのであれば、コード・スケールを覚える前に学ばなければならないことがあるということになります。

それから、コード・スケールはジャズの理論ですが、ジャズの音使いは凝っているので、
演奏する楽曲がもっとシンプルなスタイルのポップだった場合、
ジャズ特有のスケールのアドリブを持ち込むとおかしなことになります。
曲のジャンルやスタイルの違いによっても、スケールの選択は変えなければなりません。

それから、スケールを把握するのに、
Tonic・M2/9・M3・P4/11・P5・M6/13・M7というような書き方をしていますが、
数字だけではなく耳(音感)で覚えることが第一です。
また、これまでの質問を拝見していると、音名や音程の記述だけで、
楽譜をあまり使っていないような印象があるのですが、
コード・サイトなどを検索して、コードネームの並びだけを見て考えようとしているなら、
それも方法としては無理があります。

そういうわけで、コード・スケールの大ざっぱな一覧のようなものは一応あるので紹介してはみますが、
これを見ても同じ困難にぶつかる可能性が高いと思います。

次の回答No.に続きます。
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この回答へのお礼

遅くなりました。理解に苦労しており、的確なお礼がかけません・・・。
今回は、一旦、有難うございました!で〆させて頂きます!
100回読み直します!ご丁寧な回答ありがとうございます!

お礼日時:2017/09/02 10:23

(続き)


ここから、実際のスケール選定の難しさを知ってもらうために、椎名林檎のNipponの例を使います。
E→D#m7→G#7→C#m7→Bm7→E7→A→E/G#→F#m→G#

曲のキーはEメジャーで、もし単純にダイアトニック・コードが続くのであれば、
Eメジャー・スケールを基本にするという考え方でよいのですが、
残念ながら、このフレーズにはEメジャーの個所は少ししかありません。
Bm7はEメジャーのダイアトニック・コードではありません。
ここには、セカンダリー・ドミナントを含むツーファイブが2か所あり、
その2番目の個所に出てくるBm7はAメジャーのIIm7、
そして、E7はAへのセカンダリー・ドミナント(V7)です。
Bm7とE7の二つのコードでは、Aメジャー・スケールが基本になります。
つまり、Bm7にはBドリアン、E7にはEミクソリディアンが合います。
ただ、Aのコードに入ったところからは、曲全体の音使いから見て、
Eメジャー・スケールに戻った方がよいです。

この2番目の方はそれほど難しくありませんが、問題は最初の方のツーファイブです。
D#m7→G#7の個所で御自身が選んだスケールは、D#ペンタトニックを除いてすべて誤りです。
その誤りの原因は、キーの判定ミスです。
これは基本的なことですが、曲の途中で転調する場合、もっとも多く使われるのは近親調です。
(近親調という用語がわからなければ、まず楽典からやり直さなければなりません。)
C#メジャーという判断をされたわけですが、これはEメジャーからは少し離れたキーです。
たぶん、D#m7というコードを起点に考えてそうなってしまったのだと思いますが、
そのあとのG#7はセカンダリー・ドミナントで、行き先はC#m7なので、キーはC#マイナー、
これは、Eメジャーの近親調である平行調です。
C#メジャーではなくC#マイナーなので、アイオニアンは使用不可です。
ここでひとつ疑問が出てくるはずです。
C#マイナーならば、IIのコードはD#m7ではなく、D#m7(♭5)が標準の形です。
では、なぜD#m7になっているかというと、このコードだけ、
C#メロディック・マイナー・スケールの構成音から作られているからです。
C#, D#, E, F#, G#, A#, B# → D#m7 (D#, F#, A#, C#)
ここがC#メジャーではなくC#マイナーであることは、
D#m7の個所のメロディーにE#ではなくE♮が使われていることでも判定できます。
マイナー・キーで、メロディック・マイナーの構成音によるIIm7を使うのはよくあることで、
すぐに思いつくのは、ビートルズの『イエスタデイ』で繰り返される下のコード進行です。

Eマイナー:F#m7 → B7 → Em

以上の理由で、D#m7のコードに合うのは、C#メロディック・マイナー・スケールに準拠する、
D#スーパー・ドリアン・スケールということになります。
http://music.cyberlab.info/scales/superDorian/%5 …

では、それに続くG#7はどうなるかというと、コードネームだけを見れば同じスケールのままでよいように思えますが、
メロディーがG# → A♮という動きをしているため、A#を含むスケールは合いません。
基本的にはC#ハーモニック・マイナー(=G#ハーモニック・マイナー・P5th・ビロウ)・スケールで、
テンションを高める効果としてC#ナチュラル・マイナー(G#フリジアン)・スケールという手もありますが、
キーがC#マイナーであることとメロディーにA♮が出てくることを考慮すると、
コンビネーション・オブ・ディミニッシュは不適切です。
そのあとのC#m7に対応するのは、C#ナチュラル・マイナー・スケールです。
なお、質問からは少しはずれますが、ついでに確認しておきます。
ツーファイブというコード進行の効果とV7が不協和音であることは、直接は関係ありません。
ツーファイブはジャズ特有のコード進行というわけではなく、
その原型は400年ほど前のクラシックにすでに出ています。
ジャズの理論書でも、ツーファイブの説明のために、バッハの曲などをよく引用しています。
そして、バッハの場合はII7→V7の形が多いですが、
少しあとのモーツァルトの時代以降はトライアドだけの形も多用されます。
このような、V7という不協和音を含まないツーファイブは、ジャズはともかく、
シンプルなスタイルのポップミュージックでも普通に使います。
なので、ツーファイブは、必ずしもV7を使わなければ成立しないということではありません。
ツ-ファイブがすべてのジャンルの音楽でこれほど多用されるのは、
ルート音が5度下行することで最も強い終止感を出す「強進行」が2段構えになっているからです。
V7→IのIで解決感が出るのは、この「強進行」が主な理由です。
V7→IM7になった場合、IM7も不協和音ですが、それでも終止感が出るのも上の理由によります。
V7でどういうスケールを使うかも、楽曲のジャンルや性格によって決めなければなりません。

なるべくわかりやすく説明したつもりではありますが、内容が内容なので、相当難しく感じたはずです。
私は、仕事の関係でいつまで回答ができるかわかりませんので、この機会にまとめて書いておくことにしました。
学習の順番について、もう一度よく考えてみてください。
楽典と初歩の和声学をやった方がよいかもしれません。
「コード構成音を含むスケールの一覧。スケー」の回答画像4
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます!!!
もう直接連絡取り合いたいです・・・・。

お礼日時:2017/09/02 10:30

(続き)


まず下の表です。あくまでも一例で、これが特に良いということではありません。
https://books.google.co.jp/books?id=IaRUpKPixgAC …

左側にコードのタイプ、右側に使えるスケールが書いてあります。
スケールは、「ロック」と「ジャズ」に分けて書いてあるのですが、
この分け方は誤解を招きそうなので、ロックの方は省略します。
最初の項目は以下のような意味になります。

コードのタイプ:
メジャーのトライアド、maj7、maj6、maj6+9、maj9
使えるスケール(上記のコードが、メジャー・キーのトニックとして使われる場合):
メジャー・スケール、メジャー・ペンタトニック

次の項目は、メジャーのトライアドやmaj7のほか、
各種メジャー・コードに#11の音が付加されているタイプで、
これらがメジャー・キーのIV(サブドミナント)として使われる場合は、
「リディアン」、および、「major pentatonic a major second above the root」、
つまり、「コードのルート音の長2度(M2)上の音から始まるメジャー・ペンタトニック」が使えます。
ペンタトニックの説明がわかりにくいかもしれないので具体的な例でいうと、
Cメジャーの曲中にIV度として使われるFやFmaj7のときに使うペンタトニックは、
これらのコードのルート音Fの長2度上、Gの音から始まるメジャー・ペンタトニックで、
G, A, B, D, E という構成の音階だという意味です。
コードがFだからといって、単純にそのルート音から始まるペンタトニック、
F, G, A, C, D にはならないということです。
ペンタトニックの選定や使い方は、こういう表だけを見てもだめで、
ペンタトニックの使い方を詳しく説明している理論書を読む必要があるでしょう。

全部解説するのは大変なので少し飛ばしますが、5~7番目の項目は、マイナー系のコードで、
●マイナー・キーのトニックとして使われている場合
●メジャー・キーのII度、もしくはマイナー・キーのIV度として使われている場合
●メジャー・キーのIII度、もしくはマイナー・キーのV度として使われている場合
このそれぞれによって、対応するスケールが違うことが分類されています。

その少し下に、ドミナント7, 9, 13の項目がありますが、JAZZの3番目に書かれている、
「major pentatonic a minor second below the root」は誤記と思います。正しくは、
「major pentatonic a major second below the root」でしょう。
ここに並んでいるスケールも、キーが何かで選択が変わり、どれでもよいということではありません。
また、ここには載っていないスケールで使えるものがほかにもまだあります。

その下の方の項目中のスケールに、名称が日本のものとは異なるものがあるので書いておきます。
Diminished half-step scaleというのは、コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケールのことで、
Diminished whole-step scaleがディミニッシュ・スケールに当たります。

もう一つ、日本のサイトを紹介します。
作成者はロスの音楽学校やボストンのバークリーで学んだプロのジャズ・ミュージシャンで、
スケールに関する著書も出しているのであとで紹介します。
まず、「各コードで使えるスケール」という一覧があります。これは、キーと関係なく書かれた表です。
その下に、「各コードの機能に対する使えるスケール一覧」というのがあり、
キーの何度のコードかによってスケールが決まることがわかります。
https://www.joey-web.com/jazz/Theory/scale.html

表の下に、短いですが、「スケールの選び方」という説明があります。
基本的なスケールだけですが、これは読んでみてください。
その下に、「ジャズスタンダードでのスケールの選び方」という説明がかなり詳しくありますが、
これはキーの判別が難しい場合の方法で、今はまだかなり難しく感じるはずです。
しかし、ざっと目を通してもらうとわかりますが、スケールの選定は、
個々のコードの構成音だけで決めるのではなく、
ひとつ前のコードで使うスケールとの関連で決めなければいけないことがわかります。
また、途中のA7/C#の個所で、「前のコードのスケールよりもメロディーの音の方を優先して考える」という意味のことが書かれています。
そこにはメロディーが出ていないのでわかりづらいと思いますが、
ここで例として使っているのは、スタン・ゲッツのアルバム中のDay Wavesという曲で、
A7/C#のコードの個所のメロディーは、A→B♭→Aとなっているので、
B♭を含むスケールでなければならないという意味です。
こういうことも、コードネームだけではわからないので、楽譜を見なければなりません。
あとで解説する椎名林檎のNipponにも、同じ問題が出てきます。
このサイトの作成者の著書が下のものになります。あるいは理解の助けになるかもしれません。
なお、その中に、「スケールは度数で覚えよう」というコラムがありますが、
やはり何よりも音感(響き)でわかるようにするのが大事です。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4636893425/r …

ここまで読んでいただければ、スケールの選定が、
コード・スケールの一覧を見たり覚えたりするだけでは簡単にできないということがわかると思います。

2番目の質問、「スケールの構成音から作ることができるコード」については、
以前の回答でリンクを張ったサイトに、すべてのキーのコードが出ているので、これが一番便利でしょう。

各キーでのダイアトニック・コード一覧
http://music.cyberlab.info/diatonicChord/

次の回答No.に続きます。
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なんだかメロディ、コード、スケール、キーの関係を勘違いしているように思われます。


皆どこから訂正して良いのか分からないので回答が来ないのだと思います。
いくつか本を読んでみてください。
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