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こんにちは。73歳の母のことで相談です。
糖尿病(自己注射)と、認知症があります。
6月末に自宅で転倒し大腿骨転子部を骨折し、救急病院に搬送、7/4にボルトを入れる手術を受けました。
その後そのまま入院し、8/2にリハビリ病院に転院しました。
リハビリ病院に来てから1週間ほどで歩行器を使って歩き出し、今は補助なしでも院内を歩けるほどに回復しました。

そこで退院はいつごろかと看護師さんに聞いてみたのですが、まだまだ分からない、1ヵ月以上は先だろうとのこと。
私としては、母は転倒する前からスタスタとは歩いていませんでしたから、今の歩き方で入院する前には戻っていると感じます。
入院している間にどんどん認知症が進んでいます。自宅だけは覚えていたのに、もう分からないと言っていました。
本人も、毎日「今日退院するんよね?」と言い続けています。

父がこれ以上の入院は良くなるというより悪くなる気がする(認知症)。
どうせこの先短いなら、自分が介護をするから自宅に戻したいと言っています。
入院前から母のインスリン注射は父が行っていました。

経験のある方、医療関係者の方など、どう思われるかお聞きしたいです。

A 回答 (3件)

>見た目には見えない部分がまだ治っていないということなんですね。


はい。
今はインプラントが骨を支えている状態なので立ったり歩いたりが可能なんです。
荷重などの負荷が全てインプラントにかかっている状態なんです。
そこで適切でない荷重がかかったり変な体勢をとってしまうと、インプラントの折損に繋がります。
そうなると再手術などの非常に大きな手間と、余計な支出、お母様の手術に耐える体力など、問題が大きく大変になってしまいます。
例えばインプラントに現在80%の負荷がかかっているとしたら、骨癒合が進むにつれて、70%、60%、50%と負荷が減り、繋がってきた骨に徐々に負荷が移行していき、最終的に全ての負荷を骨で受けられるようになります。
そうなったら完治です。
それまでの間は、専門の理学療法士などが医師と相談し、骨癒合に必要な適切な負荷をかけてリハビリしていくことになるんです。

>もしかして母は回復はやい方なんじゃないか?と思ってしまっていました。
いいえ。
糖尿病を合併しているとのことですから、むしろ遅いはずです。
そもそも糖尿病の患者さんは骨折しやすいんです。
高齢の女性ですから、それだけで骨粗鬆症によって骨折しやすいのですが、糖尿病でさらに骨折がしやすい状況です。
そして糖尿病は骨形成不全の原因の一つでもあるので、骨折マネジメントが困難なハイリスクな患者さんでもあります。
結果として緩慢治癒(骨折部の治癒が遅くなる)や遷延治癒(異常な骨癒合過程)に通常よりもずっと高い確率でなります。
転子部骨折は頚部骨折に比較して血流の条件がまだ良いので、遷延治癒にまではならないかもしれませんが、油断は禁物です。

>やはり冷静に考えればまだ入院していたほうがいいですよね。
はい。
二次骨折や緩慢治癒、遷延癒合をいち早く発見し対応するためにも入院していた方が良いでしょう。
認知症の進行との天秤になるので難しい問題でもありますが、個人的な見解としては病院で看護されている状態の方がよろしいかと思います。
また冒頭でもお伝えした通り、適切なリハビリを行うためにも現状のまま入院がよろしいでしょう。

>父がどうしても退院させたいと、病院は入院費を稼いでいるだけだ!きつめに言いに行く!と息巻いているのですが、どうしたもんかです・・。
お父様には上記のことを説明し、一度落ち着いていただく必要がありますね。
良い言い方ではないのですが、病院としてはベッドの回転数を上げる方が利益になりますし、厚生労働省から無駄な入院をさせるなと指導も入ってしまうので、そうそう無理には入院させませんよ。
むしろ「もっと入院させてくれ」という患者さんに、ごめんなさいと退院して自宅療養してもらっているのが実情です。
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この回答へのお礼

ご丁寧に本当にありがとうございます。
こちらを印刷して渡そうと思います。
また、ケアマネージャーに相談したら、向こうの病院の相談員さんもお電話くださるとのことです。
母の病状もそうですが、一番の問題は父のワガママですね。
父も、母をこれ以上悪くしたくない、はやく一緒にいたいという気持ちがとても強いんだと思います。
私としても同居して介護しているのは父ですから、父の意向が一番かなと思っていました。

骨がまだ綺麗にくっついていないから、今退院してリハビリをやめるとまた手術が必要になったりするんだって、と伝えます。
今歩けていることだって、退院したら歩けなくなるかもしれませんものね。
糖尿は血液や内臓のことには悪影響があるのは知っていたのですが、骨もなんですね。
いろいろ知らないことを教えて下さって本当にありがとうございます。

お礼日時:2017/08/25 15:05

普通に主治医に相談できないの?

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
娘の私は遠方に住んでおり、まだ主治医と会えていません。
主治医と話せる機会を持たせてもらおうと思います。

お礼日時:2017/08/25 14:10

まず、大腿骨転子部骨折、頚部骨折の目標は早期離床です。


当然その理由は認知症になることと、その進行を防ぐためです。
そのために今回お母様のいれたボルト(おそらくガンマネイルタイプの髄内釘だと思いますが)も開発が日進月歩で行われ、侵襲(切除する皮膚の大きさや、着るべき筋肉の量)が少なくなるように工夫されています。
したがってお母様のリハビリ病院での入院期間も極力短くなるように考えられているはずです。
とは言え、最低限のリハビリプログラムが必要なのも事実であり、認知症の進行とのバランスは難しいです。
概ね90日程度の入院が普通です。
素人目に見たら術前のADLに戻ったとしても、医学的に見たらまだ不十分だったりもします。
少なくとも6月末の受傷であれば、骨癒合はまだしていません。
おそらく骨癒合するのは10月末頃でしょう。
完全に骨癒合する前に自宅で過ごすことによって骨癒合の不全を招き、再手術や偽関節、転子部骨折でも警部に近い場所などでは骨頭壊死の可能性も出てきます。
後のさらなる大きなリスクを考えれば、病院で管理されたリハビリをする方が安心です。

早急に退院させたいお気持ちも察しますが、堪えどころかな?という感想を持ちました。
それでも早期退院を望む場合、今一度主治医に相談すべきです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
見た目には見えない部分がまだ治っていないということなんですね。
母が受けた手術は仰る通りガンマネイルタイプの髄内釘です。
90日程度の入院が普通とのこと。
長い人は3,4か月というのをどこかで見ましたが、もしかして母は回復はやい方なんじゃないか?と思ってしまっていました。
やはり冷静に考えればまだ入院していたほうがいいですよね。

父がどうしても退院させたいと、病院は入院費を稼いでいるだけだ!きつめに言いに行く!と息巻いているのですが、どうしたもんかです・・。

お礼日時:2017/08/25 14:10

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