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私はこう疑問に思ったからといって、決して北朝鮮や中国の現状を容認したり弁護するものではありません。

世界の国々はその内政をいちいち諸外国から干渉されないという、『内政不干渉』の原則の上に成り立っていると思われます。ベルリンの壁の破壊やソ連邦の崩壊によって自由資本主義の一人勝ちのような様相を示していますが、現在の先進国と称する国々は産業革命以来、いやそれ以前から世界中の富を詐取することで経済発展を遂げてきたとも言えます。そして近代になって世界中の発展途上国と呼ばれる国々も自由資本主義の恩恵を等しく享受できるのだと信じ始められ、世界中の国々が経済発展を目指すようになりました。経済発展・富の蓄積だけが幸せとは限らないとも思いますが、国家の方針として経済成長を志向するようになったのです。

しかし現代では嘗て先進国と呼ばれる国々が行った富の搾取・植民地政策や公害の垂れ流しによって早期に経済成長を達成できる時代環境ではなくなりました。故に、これからの経済発展をめざす発展途上国と呼ばれる国々は、よりコストと時間のかかる方法を取る道しか残されていません。そこで持てる資本を一極に集中させ急速な発展を国家主導で行おうとする国も現れたのです。共産党中国や北朝鮮ががかような道を進むとき、すでに発展を遂げた先進国と称される国々が、その内政を人権に配慮していないとか他国に脅威を与える兵器開発だとか干渉し責める権限と根拠は何に由来していると言うのでしょうか?

A 回答 (3件)

仰っている意味は凄く理解できます。


権限や根拠ってルール、法に基づいてますね。
一応国際ルールや法律がありそれに違反すれば制裁を受ける。
人間社会と同じだと思います。

個人的人権は尊重されるべきだが、違法行為は別。

例えば拳銃でも国が決めた人しか所持できない。
国連が機能しているかどうかは別として、一応国際法はあるのですから。
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この回答へのお礼

国際法?人権については国際人権規約・世界人権宣言、核は核拡散防止条約、兵器については特定通常兵器使用禁止制限条約などがありますよね。されどこれらの決まりはすでに持てる国が、その優位性を保持したく作られたように見えます。銃にしてもそれは一国内においてのみであり、アメリカでは州によっても違います。つまり、統治権の及ぶ範囲内においてでのみであり、その制限は権利や安全・安心の保証あるいは各種義務の履行・福祉の提供などがあっての上での介入です。

世界政府は未だありません。貧困や飢えの克服は多くは個人の努力に委ねられています。安全だって難民としてさまよわなければならない民衆も未だ大勢です。そのような国際情勢の中で、一国の内政にまで口を出す権限が他の国にあるとする根拠が、国際法が絶対だからだということで済ませられるでしょうか?

お礼日時:2017/09/08 01:43

世界で知らない国は多いけど、北朝鮮を知らない人は少ないだろう。


それだけ戦っているんだろうけど、3代目って言うのがね頂けない。
先進国と呼ばれる国も同じような事をしてきた訳で、取り立てて悪いとも言えない。
核にしてもしかり、今持っている国は同じことをしてきた。
その者たちには攻める権利が無いと言う将軍の気持ちはわかる。
それじゃあ皆で一斉に廃棄しようとはならないのだから。
人種差別など、どの口が言ってるんだと言いたくなる。
日本が鯨を食用にすると文句を言う国がいるが大きなお世話である。
自分の都合だけで成り立っている世界なんだから、国連何て無くせばいいのに。
あなた達には誰も責める権利はないよ。
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この回答へのお礼

自分の都合だけで成り立っている世界が決して望ましい状態だとは思いませんよね。国連などの組織は人類の崇高な希望の現われなのですが、人類がそのような希望を達成できるという性は持ち合わせていないのだと、断定するのはいかにも寂しすぎます。人類は何と戦わなければならないのでしょう?

お礼日時:2017/09/05 20:08

先進国と称される国々が、その内政を人権に配慮していないとか


他国に脅威を与える兵器開発だとか干渉し責める権限と
根拠は何に由来していると言うのでしょうか?
  ↑
1,人権は国連憲章A規約B規約などに基づきます。
2,核兵器などは核拡散防止条約に基づきます。
  北は脱退しましたが、援助と引き替えにやらないと
  約束していました。
  そして援助だけもらって、核開発をやりました。
  それで脱退したわけです。
3,かつて、ソ連下では、制限主権論が根拠になっていた
  こともありましたが、今では影を潜めています。


国際関係は弱肉強食です。手段を選ばない世界です。
どこの国も、権謀術数の限りを尽くして、国益の為に
戦っているのです。

人権などは、そのためのツールに過ぎません。
だから、米国のような人種差別大国が、中国の
人権問題に、堂々と口を挟むのです。
これなどは、まさしく情報戦です。

慰安婦なども同じです。
韓国は情報戦を仕掛けているのです。
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この回答へのお礼

確かに国連憲章とか条約が非難する根拠・大義名分ではあるでしょう。さりとて国家が方針として取っている施策に関し、内政干渉だとの反論に立ち向かえる根拠だと、はたして言えるでしょうか?自国民の幸せを早期に達成する一手段なのかもしれないのです。

お礼日時:2017/09/05 19:59

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