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商売して半年ほど現金出納帳や元帳、仕入れ帳、経費帳などをつけてました。その後引越しをして店名も変えて、1ヶ月、開業をするためにいろいろと、消耗品など、かなり経費を使ってきました。もちろん、その間売り上げがなく、自分のお金を立て替えて支払ってきたのですが、帳面の付け方が分らないのです、経費をそのまま現金出納帳につけるとマイナスの掲示になり、開業した後も出来た売り上げは、元帳の銀行へ入金しますので、現金出納帳はマイナスのままになります。その場合ひょっとして現金出納帳を無視して、事業主借で経費帳に乗せるだけでいいのでしょうか。仕入れた先への支払いも自分のお金を立て替えて支払ってきたのですがこの場合も、教えて下さい。

A 回答 (5件)

まず、事業の現金と、事業主個人の現金を別に考える必要が有ります。


事業の出納帳に関係するのは、事業の現金だけで、生活費として事業から事業主に渡した現金は、事業主個人のもので事業とは関係なくなります。

事業から事業主に生活費などを渡した場合は、次のような処理になります。
事業主貸し **** /現金

反対に、事業の式が足りなくなった場合は、事業主個人から現金を借りた場合は、次のような処理になります。
現金 **** /事業主借

そこで、ご質問の件ですが、売上代金は店の現金出納帳を通して、銀行に預ければマイナスにはなりません。

現金 ***** /売上 *****
預金 ***** /現金 *****

開業のために準備したものの購入した現金を、事業以外の生活費から立替えて支払った場合は、次のようないずれかの処理をします。

1.立て替えた分を、店が事業主個人から借りたことにします。
出納帳を通さないので、現金はマイナスになりません
消耗品費 ***** / 事業主借 *****

2.現金を事業主個人から借りたことにして、その枯れた現金から費用を払ったことにします。
現金が入金と出金に記帳されますから、現金はマイナスになりません。

現金 **** / 事業主借 ****
消耗品費 ***** / 現金 *****

上記の2以外の方法は別として、現金が動いた場合は、必ず出納帳と経費帳・出納帳と売上帳・出納帳と預金帳というように、2つの帳簿に記帳します。
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この回答へのお礼

いつも、有り難うございます。とてもわかりやすい書き方で助かります。

お礼日時:2004/09/12 10:41

#4の追加です。


3番の補足についてです。

元帳は、元々店だけのものとして作り、事業主個人の現金や預金は関係しません。
ただし、事業主個人の現金や預金を事業に入れた場合は、事業の方では現金や預金の受入れの処理をする必要が有ります。
その処理には「事業主借」や「事業主貸」勘定を使います。
4番の回答にも書いたとおりです。

事業主に生活費などを、事業の現金や預金から渡した場合は、次のような処理になります。
事業主貸し **** /現金
事業主貸し **** /預金

反対に、事業の資金が足りなくなり事業主個人から、事業に現金やゆ預金を入れた場合は、次のような処理になります。
現金 ****  / 事業主借 ****
預金 ****  / 事業主借 ****

なお、年末には、この「事業主借」と「事業主貸」の残高は相殺します。
その上で、その年の利益と共に「元入金」に振替えます。

「事業主借」も「事業主貸」自営業独特の勘定科目ですが、事業主個人からの借入金・貸付金と考えたらよろしいでしょう。

下記のページと参考urlをご覧ください。
http://www.kaga-kei.jp/kamoku/kozinkeiri.htm

参考URL:http://www.ezkeiri.com/zeikin/yougo/sisan.html
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この回答へのお礼

わかりやすく、丁寧に有り難うございました。

お礼日時:2004/09/12 10:43

すべての現象は「複式簿記」=一つの取引を二つの勘定に計上する帳簿記載方法がされてないことにあるようですね。


そして、損益勘定と貸借勘定の区別に加え、仕訳を理解する必要があります。

>経費をそのまま現金出納帳につけるとマイナスの掲示になり
現金出納帳にあなたが立て替えた金額を入金としてつけないためです。摘要=事業主借として入金をつけましょう。
元帳には、事業主借の負債勘定を設けます。
(わかりやすくするために参考の数字を使います)
つまり、現金出納帳の仕訳は
 現金 100/事業主借 100
 経費 100/現金 100
となり、元帳の事業主借勘定の仕訳は
 事業主借 100/現金 100
となるわけです。
これであなたが立て替えた100が、現金出納帳および元帳の事業主借勘定の両方に記帳されました。

>開業した後も出来た売り上げは、元帳の銀行へ入金しますので、現金出納帳はマイナスのままになります
これも、複式簿記を実行していないために起こります。
売上金を銀行へ入金するなら元帳へ銀行(預金)勘定を設けます。その仕訳は、
 預金 200/売上 200
となります。

>その場合ひょっとして現金出納帳を無視して、事業主借で経費帳に乗せるだけでいいのでしょうか
無視してはいけませんし、事業主借は経費ではありません。
上記2点が行われれば、今度は元帳と現金出納帳の記帳であなたが立て替えた金額を戻してもらいましょう。
預金からあなたが立て替えた100をおろします。預金勘定の仕訳は
 現金 100/預金 100
現金をおろしました(増えました)のでこれを現金出納帳に記載することも忘れずに。
そして、あなたが立て替えたお金を返してもらい現金出納帳につけましょう。
 事業主借 100/現金 100
元帳の事業主借の仕訳は
 現金 100/ 事業主借
となります。もちろん、現金勘定をすっ飛ばして
 事業主借 100/預金 100
でもOKです。

>仕入れた先への支払いも自分のお金を立て替えて支払ってきたのですがこの場合
上の応用ですね。
 事業主借 100/現金 100(元帳の事業主借と現金出納帳)
 仕入 100/現金 100(元帳の仕入と現金出納帳)
以下、立替金を返してもらうのは上と同じです。

長くなりましたが、おわかりいただけましたでしょうか?

この回答への補足

元帳は、元々店だけのものとして、作ったため、立て替えた分は、個人の通帳からですが、「元帳には、事業主借の負債勘定を設けます」と「元帳の事業主借勘定の仕訳は
 事業主借 100/現金 100
となるわけです。」がわかりません、個人からの通帳の場合はどうすればいいのでしょうか。無知で申し訳ありません。

補足日時:2004/09/10 13:59
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この回答へのお礼

とても、丁寧に教えていただき有り難うございました。

お礼日時:2004/09/12 10:40

事業用の現金とポケットマネーを明確に区別している場合には、「振替伝票」に「○○費××/事業主借××」という仕訳をします。



他の方法としては、「現金出納帳」に「○○費××/現金××」と仕訳をおこし、一日の締めの時点で現金のマイナス部分を「現金××/事業主借××」と処理しても問題ありません。

「仕入れた先への支払い」も上記の仕訳でOKです。(○○費の部分を仕入で処理すればよいだけです)

「開業した後も出来た売り上げは、元帳の銀行へ入金しますので、現金出納帳はマイナスのままになります」については、正しい処理をすればマイナスにはなりません。

現金売上時点で「現金100/売上100」、現金を銀行に入金する時点で「預金100/現金100」となり、現金残はこの場合「0」になりますが、マイナスにはなりません。
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この回答へのお礼

わかりやすかったです、ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/12 10:39

家事費から事業用に回すときは「事業主借」、儲かったお金を生活費に充てるときは「事業主貸」で問題ありません。


「事業主借」は、現金出納帳の項目欄に「家事費より」として収入があったように記帳しておけばよいのですよ。
現金出納帳は絶対にマイナスにならないようにしてくださいね。
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この回答へのお礼

現金出納帳は絶対にマイナスにならないようにするのですね、有り難うございます

お礼日時:2004/09/12 10:37

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