プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「全然~ない」という呼応の副詞のはずなのに
一体いつから&なぜ「全然OK」をはじめとする
奇妙な言葉が生まれたんですか?

私はこういう使い方は嫌いなので使ったことはないのですが
テレビ等でも使っている芸能人の方いますよね。
自分でおかしいと思わないのでしょうかねぇ。。。

A 回答 (8件)

「全然そんなことないよ、OKだよ」って意味で縮めて使っているのかと


思っていましたが違うんですかねぇ(^_^;
私は相手が知らない単語を使ってたりするとツッコミまくるのですが、
言葉の意味までわかってて使ってる人は少ないですよ。
    • good
    • 0

間違っていることを知っててあえて言っていると思います。



「とてもすばらしい」と聞いて変だと思いますか?
実はこれは間違った使い方でした。『とても』は大昔は否定にしか使えなかったのですが長い時間をかけてそれが普通になってしまいました。

テレビでも
『かねてから・・』
『私などの初心者には役不足』
『・・が波紋を広げた』
『君とぼくは一緒の考え』
『食感』
という使い方を最近します、どれも、間違っている、もしくはもともとは無かった表現ですが判らない人のほうが多いのでは?。

「言葉は変化する」の一言で全て許されるとは思いませんが、先の『とても』も間違って使った最初の一人はいたはずです。
誰が聞いてもおかしい表現は淘汰され消えていき、「全然良い」のようにまぁまぁ表現としてフィットするものは残っていくのではないでしょうか?
    • good
    • 1

ところが、どうも間違いとも言い切れない…どころか、


むしろその使い方は「原点回帰」らしいのです。

字面をよく見て頂きたいのですが、
「全然」=「全て然り」
なのですね。
つまり本来それ自体は「肯定」の意味合いを持つ言葉な
のに、否定表現と組み合わされる用法が多いので、いつ
の間にか「全然」自体が「否定」の意味合いを帯びてし
まった…というのが本当のところのようです。

参考URL:http://www.nifty.ne.jp/forum/ffortune/feemaa/fee …
    • good
    • 0

ちと補足。



>否定表現と組み合わされる用法が多いので

もう少し細かく書くとこういうことです。
chemistryさんが例として挙げられた「全然~ない」と
いう呼応の場合、「~ない」という否定表現を“全肯定”
している状態になります。つまり、強調表現なのです。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/osiete/seito58.htm
    • good
    • 0

学研国語大辞典、三省堂大辞林第二版には、



(打ち消し、または「だめ」のような否定的な語を下に伴って)一つ残らず。あらゆる点で。まるきり。全く。

と共に、

あますところなく。ことごとく。全く。

という意味が記載されており、用例として、

全く自己を其中に没し自己と物と全然一致して、〔西田幾多郎・善の研究〕
会社は、全然、従業員の活路を断たんとするものなり、〔徳永直・太陽のない街〕
一体生徒が全然悪るいです〔夏目漱石・坊っちゃん〕
式のために多くの費用をかけることには私は全然反対し、〔石川達三・結婚の生態〕

などが挙げられています。

また、
[話し言葉での俗な言い方]非常に。とても。

ともあります。

2~30年前にも、肯定的な使われ方が話題になったことがありました。漱石らの用例があるため、crimsonさんが言われるように「原点回帰」であり、間違いではない。というのが、当時の結論であったように記憶しています。
日常では、否定的につかわれることのほうが多いでしょうね。
    • good
    • 0

crimsonさんやtelescopeさんと同じRESになる部分は省略して、「いつから」の方だけ。



telescopeさんが
>2~30年前にも、肯定的な使われ方が話題になったことがありました。
と書かれてますが、たしかに、
わたし(今年で37歳)が10代半ばの頃、
「全然大丈夫」といった用法が「最近の若者の乱れた言葉」の例
に挙げられ始めたように記憶しています。
それ以前は、あまり聞かなかったように思います。
とすると、20~25年前に広く普及した言い方ってことになりそうですね。

「なぜ」「どうやって」普及していったかは、
トイレの花子さん並みにわかりません。
「超~○○(チョーうれしい、とか)」のようにテレビの影響(?)
が強かった、という印象もないですし....。
いつのまにか周囲が使い始めていました。


関係ないけど、わたしが気になる表現は、
「わたし的には」という言い方です。
「わたしとしては」じゃいけないのかな。
せっかくの新語だけれど、それによって伝わる内容や言葉数には
差がないように思うんだけど。
    • good
    • 1

あーごめんなさい、お邪魔します(^^;



#6の最後に「わたしが気になる表現」について書いてますが、
(余計なこと書いちゃったな。すみませんでした。)
「気になる」というのは「とても関心をひかれている」という
ほどの意味で、不快だというわけではありません。
ふだん使ってらっしゃる方、ごめんしてね(死語(^_-v)★
    • good
    • 0

「全然OK]というようなわざと間違えて奇をてらいだした言い方と、もっと前の「全然」のあとに「~ない」がこない使い方は根本的に違うような気がしています。


「全然」のあとに「~ない」という言葉がこない用例は皆さんがご紹介しているように今までも見たことはあります。
でも、よく見ると「全然」の後にきている言葉は、「はだか」とか「悪い」とか「没する」などマイナスの意味を持った言葉ばかりのようです。(「はだか」がマイナスかどうかはその文意によりますが、着衣に比べてそう感じるときに使われるのでは?)
否定的という言葉にはこういう「マイナスの感覚を持った言葉」も含まれると理解しています。
要領得なくて、ごめんなさい。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!