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湯冷めのメカニズムと湯冷めしないためのコツ

湯冷めのメカニズムと湯冷めしないためのコツ ヒートショック例年に比べると暖かいとはいえ、寒い日は寒い。そんな日は温かい湯船につかり、一日の疲れを癒し、リフレッシュしたいもの。しかし、ゆったり湯船につかり、体がポカポカになると、ついお風呂から出た後にあれやこれやをやってしまうことがないだろうか? 本を読み始めたら止まらなくなった、友達とのLINEに熱中してしまった、ゲームにハマってしまった……などなどである。そんなことをしていると、温まったはずの体が冷えてしまう。挙句、風邪までひいてしまった、なんてこともありそうだ。そこで「教えて!goo」で、「湯冷めして風邪を引いてしまったこと、ありますか?」と聞いてみることにした。

■湯冷めが風邪の症状を悪化させる?


「そもそも風邪はウイルスだから、菌を拾ってなければ引かない。風邪の症状が出たなら、元々軽度の風邪を引いていたのに、湯冷めで悪化させてしまったに過ぎない」(oshiete_bitteさん)と、湯冷めは風邪の症状を悪化させるとの意見や「風呂から出て髪を乾かしたあと、TVゲームにのめり込み、湯冷めによる風邪を患いました」(hibari5gouさん)という声が寄せられた。

湯冷めする=風邪をひくというわけではないと思うが、せっかく温まった体が冷えてしまうのは体にとってよくなさそうである。思い出してみると、筆者が子供の頃は、入浴後湯冷めしないよう、「すぐに布団に入りなさい」と促されていた記憶がある。そこで今回は湯冷めにメカニズム、そして湯冷めしない方法などを、入浴剤でお馴染みの株式会社バスクリン広報部の石川さんに聞いてみることにした。

■湯冷めのメカニズム


「湯冷めは、お風呂で温まった体温を下げるために出る汗、つまり水分の処理がしっかりとできていないため、かえって冷えてしまうことから起きます。お風呂上がりに服を着ると思いますが、本来は汗がひいてから服を着ることが湯冷めを防ぐ一つのポイントです。パイル地のバスローブなどを使うこともよいですし、服を着て汗をかいたら着替えることが大事です。お風呂あがりにすぐパジャマなどを着て、布団に入ってしまうと汗をかき、かえって風邪を引きやすくなるのです」(石川さん)

湯冷めの一番の原因は、入浴で温まった体がかいた汗の冷却効果にある。ゆえにお風呂から出たら汗が引いた後に服を着ることが大切なのだ。これまで湯冷めしがちだった方はぜひ参考にしてほしい。

■入浴剤の保温効果について


ところで皆さんは入浴剤を選ぶ時、どんな観点で選んでいただろうか? 必要としている効果を期待できる商品なのかどうか、成分や効能をチェックして選んでほしいと石川さんは言う。

「入浴剤は薬事法で『入浴の効果を高めるもの』と位置づけられています。保温効果を高める入浴剤の主な成分は硫酸ナトリウムです。肌に付着してベールをつくり、外側から熱を抑える仕組みで保温します。それに対し、炭酸ガス系の商品はお湯に溶けた炭酸ガスが皮膚を通り末梢の血管に入ります。こちらは、代謝機能を働かせることで血行を促進させ、内側から温める仕組みです。他に、植物性保湿成分が含まれ全身のライトスキンケアが可能な液体や乳液のタイプがあります。これらの乾燥を抑える目的の商品には保温する成分は入っていません」(石川さん)

店頭には様々なタイプの入浴剤がある。体をより温める効果を期待するなら、硫酸ナトリウムが配合されているタイプや炭酸ガス系の入浴剤を選ぶとよさそうである。

寒い日はお風呂で温まるのが楽しみ、という人もいることだろう。ぜひ自分の目的にあわせた入浴剤を選び、充実のバスタイムを過ごしてほしい。そしてくれぐれも湯冷めしないよう、お風呂から出たら汗が引いた後に服を着ることをお忘れなく!

●専門家プロフィール:石川 泰弘
株式会社バスクリン販売管理部マネージャー、温泉入浴指導員、睡眠改善インストラクターの資格を持つ広報責任者。「健康は、進化する。」をスローガンに、自然のチカラで人間の本来のチカラを取り戻す、価値ある提案を発信し続けている。

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