![「斬劇『戦国BASARA』第六天魔王」に出演する松村龍之介さんと椎名鯛造さん](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/c/542301348_5a978af7a994c/ORG.jpg)
──おふたりとも斬劇『戦国BASARA』との関わりは長いですよね。今作への出演が決まったときの感想は?
椎名:ずっとノスケ(松村龍之介さんの愛称)の幸村とタッグを組んできて、それが当たり前になってきていたので、「あ、また一緒にできるんだ」という安堵の気持ちが大きかったですね。
松村:僕も同じ気持ちですが、同時に「前作の幸村をどう進化させていくのか。どんな見せ方ができるのだろうか」という点にプレッシャーのようなものも感じました。
![松村龍之介さん](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/0/542301348_5a978c08dbf5d/ORG.jpg)
![椎名鯛造さん](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/0/542301348_5a978c09a2ca3/ORG.jpg)
──今作は椎名さんにとっては卒業公演になりますね。
椎名:「卒業公演」としてフィーチャーしてくださるのは、とてもありがたいことですが、なんだか照れくさいですよ(笑)。今はまだ実感がないのですが、公演を経るにつれて湧いてくるのかもしれません。
松村:僕も今は鯛造さんが卒業することは考えないようにしています。とにかく最後まで全力を出して、一緒に楽しんで公演できれば嬉しいですね。
──今まで真田主従として共演してきて、お互いについてはどんな印象を持っていますか?
椎名:松村龍之介という役者は本当にすごいですよ。毎回進化した幸村を見せてくれますし、人間としても出来ていますしね。謙虚なところとか。
松村:(大きく頷きながら)そうですね!
椎名:……こんなふうに、最近は僕の悪いところが少しずつ、うつってきていますけれど(笑)。それはともかく、一緒にいてすごく楽しいんですよね。お互い笑いのツボもよく似ているし。
松村:お芝居もそうですよね。やりたいことが同じだったりする。
椎名:だから稽古でもふたりのシーンは割と早く大枠が完成してしまうことが多いんです。演出のヨリコ(ジュン)さんが、役者の発想を最大限に活かしてくださる方だというのも大きいと思いますけれど。
松村:今回は特に完成するのが早いですよね。そのため、時間に余裕ができたときは、「もう一回やっとく?」みたいな感じで稽古を重ねています。
![真田幸村のキャラクタービジュアル](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/9/542301348_5a978c0a0b896/ORG.jpg)
![猿飛佐助のキャラクタービジュアル](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/4/542301348_5a978c0a73e2e/ORG.jpg)
──幸村&佐助といえば、軽妙な掛け合いのシーンも見どころですよね。思い入れのあるシーンはありますか?
椎名:いっぱいありすぎて……。一度、「だるまさんがころんだ」を改変した「お館様がころんだ」というのを舞台上でやったことがあるのですが、稽古の際にそのネタを披露したらヨリコさんが「じゃあ映像を作るよ」と、僕らのアイデアに合わせてお館様の映像を作ってくださったのは印象に残っていますね。
松村:あと、くノ一の「かすが」が表紙の雑誌「月刊『忍』」を佐助が読んでいるシーンも。
椎名:カプコンの方に、ふたりの掛け合いのシーンで雑誌をネタに使いたいと相談したらノリノリで表紙を作ってくださって。先ほどのお館様の映像にしても、「月刊『忍』」にしても、1回しか使わないものなのに想像以上に手間のかかったクオリティの高いものに仕上がっていて驚きました(笑)。
松村:ちなみに、僕らの掛け合いのシーンは、芸人さんが楽屋裏で稽古しているみたいな感じで、ネタを考えたり練習したりしています。ただ、ふたりとも笑いのツボが同じなので、「これは、ほかの人にとってもおもしろいのだろうか?」と不安になることも(笑)。それだけに、お客様の反応がよかったりすると、こちらもすごくテンションが上がります。
![松村龍之介さんと椎名鯛造さん](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/8/542301348_5a978c0b042bd/ORG.jpg)
──斬劇『戦国BASARA』は華麗なアクションも魅力ですよね。
松村:鯛造さんがすごいのは、単にアクロバットができるだけじゃなくて、激しく動き回った後のアクロバットや、アクロバットの後の殺陣でも芯がぶれなくて、すごく体幹がしっかりしているところ。驚異的な身体能力だと思います。
椎名:常日頃からバク転とか側転をしているから慣れるんですよ。遊園地のコーヒーカップやジェットコースターも平気なので、もともと回転に強いというのはあるかもしれないですけどね。
![松村龍之介さんと椎名鯛造さん](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/3/542301348_5a978c0baf5dd/ORG.jpg)
──読者へのメッセージをお願いします。
椎名:松村龍之介の真田幸村と椎名鯛造の猿飛佐助のコンビが見られるのは、正真正銘今作が最後になります。それに恥じないよう、そして悔いの残らないように、今まで培ってきたものをすべて出し切って舞台上に置いていきますので、みなさんにもそれを見届けていただけたら嬉しいです。
松村:鯛造さんとはこの数年間に渡って、一緒に幸村と佐助の関係性を築き上げてきました。僕にとっても、今作はひとつの集大成になるのではないかと思います。ぜひ劇場で僕らの「絆」を感じてみてください!
インタビューの最中も笑いが絶えず、仲のよさがうかがえた松村さんと椎名さん。撮影の際は、ふたりして佐助の空気椅子のポーズを再現してくれるなど、お茶目さを感じる場面もあった。なお、教えて!gooウォッチでは、織田信長を演じる唐橋充さんにもインタビューを実施しているので、こちらの記事も併せてチェックしてほしい。
![佐助の空気椅子のポーズをとる松村龍之介さんと椎名鯛造さん](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/e/542301348_5a978c0c1f3f6/ORG.jpg)
歴史に名を残す武将たちが活躍する「斬劇『戦国BASARA』第六天魔王」。「舞台化されたら見てみたい歴史上の事件はある?」ということで「教えて!goo」で意見を募集中だ!
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