話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

猫が高いところや狭いところが好きな理由を獣医師に教えてもらった!

猫が高いところや狭いところが好きな理由を獣医師に教えてもらった!2月22日は猫の日である。猫の鳴き声である「ニャンニャンニャン」の語呂合わせから、1986年に猫の日制定委員会が制定したという。ところで猫というとよく塀の上にぴょんと乗っかって休んだり、トコトコと歩いていたりする姿を目にしないだろうか? かと思いきや、小さい段ボールの中や洗濯機といった狭い場所にいるところもよく目にする。果たして猫が高いところと狭いところが好きなのは、どういう理由からなのだろう……? 今回はそうした猫の行動の謎について迫ってみたい。

■謎のヒミツは猫の本能にアリ!?


まずは猫が高いところが好きな理由について。アレス動物医療センター院長であり、獣医師の沖田将人先生に同疑問をお聞きしたところ、このような回答が返ってきた。

「現在よく言われている説は、高いところや狭いところが好きというのは、どちらも野生時代の本能に由来する、というものです。木の上など高いところは見晴らしが良く、外敵から襲われにくく、かつ獲物を見つけやすいという利点があります。人間などからすると高いところは危険なイメージがありますが、平衡感覚に優れている猫にとっては、高い場所はリスクよりもメリットが大きい場所、ということになるのだと思います」(沖田先生)

なるほど、そう考えると合点が行く。実際、高い塀にピョンと乗っかって、猫がキョロキョロと辺りを見渡す光景はよく目にすることがある。

ちなみに沖田先生いわく、車酔いする犬はいても、車酔いする猫はいないとのこと。それだけ猫の平衡感覚が優れている、ということだろう。では、一方で狭いところが好きという理由についてはどうだろうか?

「狭いところは、一度手にした獲物を他者に奪われないための安全スペースと考えられています。狭い場所に身を伏せ、穴(外)に顔を向け、敵が来ないか観察をしながら、かついつでも逃げられるように、その他の死角は狭い空間の壁に守らせ、安心を得ると言われています」(沖田先生)

あくまでも通説とのことだが、これも腑に落ちる人が多いのでは……? 人間であればご飯を他人に取られる心配は少ない。だが、猫にとって自然界は厳しい弱肉強食の世界なのだ。生き残っていくためには、こうした配慮をする必要があるのだろう。

■厳しい自然界を生き抜くために……


これについてはペット行動コンサルタントSENDA獣医師の千田純子先生も、以下のように回答を寄せている。

「猫は本来単独で、獲物を待ち伏せて狩りをする捕食動物です。しかし、大型肉食獣から狙われる被捕食動物、つまり獲物にもなるわけです。大型の肉食獣から身を守り、周りが見渡せることで安全を確保し、また獲物を待ち伏せするために高いところにいるのが好きなのでしょう。待ち伏せ型の狩りをするため、何か物陰に隠れるのも好きなようです」(千田先生)

猫が高いところ、狭いところが好きな理由は、猫の本能が大きく関係しているのだ。

なかにはこうした猫の言動に困っている飼い主もいるかもしれない。だが、猫のこうした本能を押さえておくと、何か解決の糸口が見えてくるのではないか。

専門家の意見は上記だったが、皆さんの意見はどうだろう? 「教えて!goo」では「猫はなぜ高いところ、そして狭いところが好きなのだと思いますか?」と意見を募集中だ。

この記事についてどう思う?

BAD

NICE

みんなの反応

23

みんなの反応

77

教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気記事ランキング

人気のコンテンツ

更新情報をチェック

カテゴリ