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最高温度は90℃!?車内の暑さ対策を専門家が伝授

最高温度は90℃!?車内の暑さ対策を専門家が伝授夏、最も憂鬱なことの一つといえば、車内に乗り込んだときのあの蒸し暑さ。ハンドルに触れると火傷しそうになるほど熱が籠っているので、非常に危険だ。

「教えて!goo」「真夏の車内の暑さ、影響は?」という質問には、
「カーオーディオとかの初めから車内に置かれることが前提に作られているものは、おそらく平気です。また、たしかにダッシュボードなどの劣化は多少進むかもしれませんが今の車なら簡単にはダメになりません」(E-DC2さん)などの回答や、「ミニバンでしたら遮光カーテンをひくとかなり効果的みたいです。私はサンシェードだけしか使っていませんが、茹だるほど熱いことはあまりないです」(mines111さん)といったアドバイスが。

真偽のほどを探るべく、この質問に対する専門家の意見を聞いてみることにした。
自動車運転工学研究所代表・細川一夫さんによると、夏の車内は、

「ある検証では最高で、90℃まで上がった例があります。これは極端な条件下での例ですが、気温32℃で炎天下に50分程停めていると、車内温度は58℃前後まで上昇し、ダッシュボードでは80℃前後まで上がります。また、シートベルトの金具などは90℃近くなる場合もあるので、火傷に注意する必要があります」(細川さん)

とのこと! そんなに高温になって、車への影響はないのだろうか?

「車の塗装は基本的に、数百度の温度で焼付けて塗装行いますので、炎天下の高温による劣化はほとんど無いと考えて良いと思います。それよりも紫外線の方が大敵ですし、塗装だけでなくダッシュボードも紫外線で劣化する場合もありますから、なるべく日陰に置くことが大切です」(細川さん)

■ドライバー必見!車内の気温上昇を防ぐ便利グッズ


日陰に置くのが望ましいとのことだが、なかなか日陰が見つからないこともしばしば。そんなとき、車内に常備しておきたいグッズを聞いてみた。

「炎天下で駐車する場合はフロントガラスにはサンシェード(日除け)を必ずしましょう。何もしない状態に比べて、20℃近く温度が下がることが検証されています。また、短時間駐車なら各ドアの窓を2~3cm開けておくのも効果的です」(細川さん)

サンシェードはフロントガラスだけでなくリアウィンドウ用やサイドウィンドウ用も併用すると更に効果的なのだとか。また、

「シートの暑さとムレを防ぐにはメッシュ素材のシートクッションや背もたれがオススメ。さらに、後部座席など、車全体を効率良く冷やすには車用の小型扇風機で車内の空気を循環させると良いでしょう」(細川さん)

とのこと。それでも熱が籠っていると感じた場合は、

「エンジンをかけたら、まず各ドアの窓を全開にして、エアコンを最強で稼働させます。広い場所で迷惑にならないなら、ドアも全開にするとより効果的。ハッチバックタイプやワゴンタイプで後部ドアが開く車なら、後部ドアも開けると一気に車内にこもった熱気を逃がすことが出来ます。他には、すべての窓を開けて運転席のドアの開閉を繰り返し、ドアを団扇のように仰ぐ感じで熱気を逃がす方法もあります」(細川さん)

などを試してみよう。エアコンを入れるとすぐに窓を閉める人が多いが、2~3分程度走行して、車内の熱気を逃がしてから閉めると早く車内温度が下がるのだそうだ。

細川さんによると、普段からいかに車内の温度を上げないようにするかを考えることが大切。午前と午後では日陰になる場所も変わるので、その辺りも計算して駐車すると良いそうだ。また、エアコンの使用頻度が上がる夏場はバッテリーに負担がかかるので、チェックを忘れないようにする必要があるとのこと。
この夏、車で出かける機会が多い人は、ぜひ参考にして欲しい。

●専門家プロフィール:細川 一夫
自動車運転アドバイザー。ペーパードライバーや、初めての免許取得などで困っている人を対象に、各種教材を作成し個別サポートを行う。保有資格は公安委員会認定、教習指導員資格(国)。

(酒井理恵)

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