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日向ぼっこをしながらガムを噛む?冬季うつ病の「やさしい」ケア方法

日向ぼっこをしながらガムを噛む?冬季うつ病の「やさしい」ケア方法日照時間が少ない寒い時期限定でわずらう人が出てくる心の病、「冬季うつ病」はご存知だろうか。別名「ウィンター・ブルー」とも呼ばれるこの病を先日、「教えて!gooウォッチ」では「眠気が続いてチョコがやめられない……『冬季うつ病』の可能性アリ?」でピックアップした。記事では基本的な症状のほか、感情を安定させる神経物質であるセロトニンを増やすケアなどを紹介した。これから寒さが増し、さらに増えそうな冬季うつ病のケアについて詳しく聞きたいと、「薬に頼らずラクになる やさしいうつの治し方」の著者でカウンセラー看護師の弥永英晃先生に話を伺った。

■日向ぼっこ+ガム=セロトニン増加


冬季うつ病の治療には、日光浴でのセロトニン生成が好ましい。効果的な日光浴の方法について聞いてみた。

「窓際でネコのように日向ぼっこするだけでもいいですが、日光を浴びながら、繰り返し動くリズム運動を行うと効果的です。ウォーキング・腹式呼吸・ラジオ体操・ヨガ・フラダンスがいいですよ。その他、瞑想・太鼓をたたく・ガムをかむなどもお勧めです」(弥永先生)

ガムをかむ!? 思いもよらない方法だ。ガムをかむだけでも運動になるのだろうか?

「ガムは咀嚼筋という筋肉を使っているので、十分運動になりますよ」(弥永先生)

窓際で日向ぼっこをしながらガムを噛むだけでセロトニンが増やせるなんて驚きだ。日中、ガムを噛みながらウォーキングなどの合わせ技もいいだろう。

■自律神経の乱れに効く爪モミセラピー


弥永先生によると、うつの時は自律神経が交感神経(興奮モード)になっていることが多く副交感神経(リラックスモード)に換えて整えるのがよいという。自律神経を整えるのに効果的かつ簡単なケアはあるのだろうか?

「爪もみセラピーがいいですよ。爪の生え際の左右の部分を人差し指と親指で挟むようにギュッ、ギュッとつまみます。1つの指につき20回です。左右の手が終わったら、両足の爪も行ってください。血流がよくなる効果もありますよ。この爪もみでうつが楽になったという方も多いですよ」(弥永先生)

いつでもどこでも出来る爪もみセラピー、血流がよくなるということで、冷え症にも効果がありそうだ。
日向ぼっこをしながらガムを噛む?冬季うつ病の「やさしい」ケア方法

■うつに冷えは大敵!効果的な体を温め方


弥永先生によると冷え症で平熱が低い人にはうつの方が多いという。

「私が今まで一万人以上カウンセリングしてきた中でうつの方のほぼ95%は手足が冷える冷え性で、平熱が35度台なのです。実はうつの方は体が冷えている人が多いのも特徴のひとつなんですね。私も体を温めることでうつがラクになることを臨床から学んでいます」(弥永先生)

「冷えは万病のもと」という言葉があるが、冷えがうつの天敵とは知らなかった。冷えた体を温めながら、うつにも効果的なケアはあるのだろうか。

「まず、体の中から温める方法から。お勧め食材は生姜ですね。生姜は漢方薬の約70%以上に含まれており、生姜なくして漢方薬はないのです。生で刻むか、すりおろして、朝昼晩飲みましょう。紅茶にはちみつと生姜を入れるとおいしいですよ」(弥永先生)

生姜を飲むことで代謝がアップするので、ダイエットにも効果的とのこと。さらに外から温めるお勧めのケアもあるという。

「タオルによる乾布摩擦、湯たんぽ靴下や腹巻、温かい下着をつけるのもいいですよ。冷えているところに直接ドライヤーをあてて温めてもよいです。やけどをしないよう体から10~20cm離して温めて下さい」(弥永先生)

生姜ドリンクにドライヤーなど気軽に取り入れられそうなケアばかりだ。冬季うつ病の症状が出ていない方でも、予防もかねて冷え性対策にもなる冷え取りのケアをしてみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:弥永英晃
カウンセリング学博士・カウンセラー看護師・作家 。心理オフィス インナーボイス院長。
大分県在住。医療・心理カウンセリング歴は16年で臨床経験は1万人以上。
最新著書は「もうダメだと心が折れそうになったとき 1分でラクになる心の薬箱」青月社刊

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