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湯船につかる時間はどれぐらいがいい?専門家に聞いてみた

冬場は控える、入浴時間は全身浴の倍必要など知っておきたい半身浴のコツ皆さんは湯船につかる時、どれぐらいつかっているだろうか? 人によっては熱い風呂に入りすぐに出てしまう人もいれば、本や水を持ち込み長風呂するという人もいることだろう。そこで「教えて!goo」「湯船につかった時、どれぐらいつかっていますか?」と質問してみたところ、「10分から30分。 湯の温度や、体調などで多少前後する」(銀鱗さん)や「今の時期は寒いので10分つかって、頭を洗い、体を洗い、また湯船で5分ほどつかってから出るようにしてますね」(ノムリンさん)などの回答が寄せられており、体調や日によってつかる時間はまちまちのようだった。

そこで気になるのが、どれぐらいの時間お湯につかるのが健康的な入浴なのかということ。今回、入浴の仕方によっては皮膚への影響もあるということが調査でわかったため、皮膚科医のしのぶ先生こと、蘇原しのぶ先生に正しい入浴方法についてお聞きすることにした。

■ぬるま湯で芯まで温まる


毎日湯船につかる人の場合、健康のためにはどれくらいの時間、湯船につかるといいのだろう?

「ぬるま湯に15~20分ぐらい入るのがよいです。熱いお湯は皮膚の表面が温まりやすいのですが、芯まで温まる前に、『もう温まった』と勘違いすることがあります。また、心臓に負担をかけないという意味もあります」(しのぶ先生)

熱いお湯につからないと、風呂に入った気がしないという人もいるのではないか。しかし、芯まで温まるには、実はじっくりぬるま湯に入るほうがよいのだ。

■リラックス効果のメカニズム


一人暮らしの場合、追い炊き機能のないユニットバスという人も多いことだろう。そんな場合、どんな工夫ができるのかを聞いてみた。

「なかなか家でゆっくりお風呂に入る環境にないという人には、足湯に入られることをおすすめします。足の血液循環がよくなれば全身の血行もよくなり、リラックス効果をもたらします」(しのぶ先生)

足湯の場合も15~20分ぐらいを目安に入るとよいそうだ。

風呂であれ、足湯であれ、湯に入ることのメリットは、血行の循環がよくなること以外に、リラックス効果をあげる人もいるだろう。入浴がもたらすリラックス効果はただ単に気分の問題ではなく、ちゃんと体にも効果があるという。

「血流の流れがよくなると副交換神経が優位となり、睡眠の質が良くなります」(しのぶ先生)

入浴によるメリットは沢山あるが、皮膚科医としては、入浴することで脂が抜けてしまうため、お肌が荒れている人にはおすすめできないという。

■湯船に入るときに気をつけたいこと


まだまだ空気が乾燥している今、入浴することで体の脂が抜け、皮膚の状態が悪くなることもあるとしのぶ先生は指摘してくれたわけだが、そんな場合はどうしたらいいいのだろう?

「皮膚状態が悪い人はシャワーにするか、もしくはお風呂から出た後にしっかり保湿剤を塗りましょう」(しのぶ先生)

他にも、「高齢の人や心臓に不安のある人は、熱いお湯を避ける」「消化に影響する食後1時間とアルコール飲酒後は避ける」など、心臓に負担をかけないような注意が必要と教えてくれた。

さらにしのぶ先生によると、寝る1~2時間前にお湯に入るのがおすすめとのこと。このタイミングに、ぬるま湯でゆっくり温まるのが睡眠の質を高める秘訣なのだという。

体調を崩しやすい季節の変わり目には、良質の睡眠をとり、免疫力をあげたいところ。そのためにも、正しい入浴習慣を身につけたいものである。

●専門家プロフィール:蘇原 しのぶ
医師。東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、新宿皮フ科副院長を経て高輪皮膚科形成外科院長に就任。皮膚科・皮膚外科歴12 年。執筆、テレビなどのメディア活動も精力的にこなす。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。

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