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残ったおでん汁のリメイク術

残ったおでん汁のリメイク術季節は本格的な冬真っ只中である。そんな寒い冬にピッタリの食べ物といえば鍋であるが、もうひとつ外せない食べ物といえばなんと言っても「おでん」だろう。家族団らんでハフハフと食べるおでんは身も心も温まり、お酒のおつまみとしても贅沢な一品と言える。だが、家でおでんを作ると食べ切った後におでん汁が残り、扱いに困ってしまうことはないだろうか? 捨てるのはもったいないし、かといってどうリメイクしたらいいのか悩んでしまう――。かくいう筆者もそのうちのひとりであり、何か残ったおでん汁のいい使い道がないか、その答えを求め、「教えて!goo」で見つけた「おでんの残った汁の使い道」を覗いてみることにした。

■使い道は実にたくさん!


寄せられていた投稿を覗いてみると、皆さん実に様々な用途におでん汁を使っていることが判明した。「一旦クッキングペーパーで漉します、それに野菜などを入れて具沢山のけんちん汁みたいにすれば、今度は汁が主流なので全部いただくことが出来ます」(kotokoさん)、「手っ取り早く『うどん』に変身かなぁ。味と汁の量は、だしの素で調節すれば数人分はいけますよ」(kasikomeさん)と、いずれも美味しい味が想像できるリメイク術が集まっていた。

ほかにも「キヌ豆腐の煮物です。おでんの汁でそうっと炊いてください。暖まると、キヌ豆腐でも、そこそこ硬くなります」(skonchoさん)、「おでんの残り汁ですが、私はそのまま煮物に使います。例えば手羽先や手羽元と厚揚げとか、切干大根と油揚げなどですね。ただそのままではなく、少し水を足しておかないとかなり辛くなりますので注意してください」(gepyoさん)と、具体的にレシピの注意点を寄せる意見もあった。

■プロがオススメする使い道は?


ではプロの意見はどうだろうか? 料理研究家の熊谷真由美さんに、残ったおでん汁のリメイク術について教えていただいた。

「おでんのリメイクは簡単です。何故なら煮汁が和食の万能汁だからです。ですので、水で少し割って炊き込みご飯もいいでしょう。ゆで卵を漬け込んで味卵を作るのもいいと思います。根菜や鶏肉と煮込めば、筑前煮も簡単です」(熊谷さん)

おでんは大根、昆布、ちくわ、卵、こんにゃく、がんもどき……と、多くの種物とダシの旨味がたくさん絡み合っている。熊谷さんが指摘する「煮汁が和食の万能汁」という意見も納得だろう。ちなみに挙げていたメニューのなかで、筆者は炊き込みご飯が気になった。熊谷さんにレシピを寄せていただいたので、読者の皆さんにも編集部で再現した動画と共に紹介したいと思う。

ニコニコ動画で見る→http://bit.ly/1XsjKc1

まずお米を研いで炊飯器へ。おでんの汁をザルで濾して、お米と同じ分量の水を加える。ここで味見をして薄ければ、醤油小さじ1とみりん小さじ1を何回か加え、味を調えるとのこと。これを炊飯器に注ぎ、目盛りまで水を加える。残ったおでんがあれば具材を細かく切って上に載せ、炊けば完成だ。

今回はさらに熊谷さんがオススメする、残ったおでん汁を使った親子丼のレシピも教えていただいた。

「鍋に汁200mlに、玉ねぎ4分の1個をスライスしたものを入れて、煮ます。途中、鶏肉の細切れ50gを加えて、火が通れば溶き卵1個を回しながら入れて、火を半熟で止めます。よそったご飯にすべりこませれば完成です」(熊谷さん)

おでん汁のダシが効いていてとても美味しそうだ。寒い冬になるとおでんを作る機会も増えるだろう。残ったおでん汁は捨てずに、こうしたレシピで余すことなく召し上がってみてはいかがだろうか?

●専門家プロフィール:料理研究家 熊谷真由美
パリの料理専門学校ル・コルドン・ブルーにて最高免状(グラン・ディプロム)取得。日本菓子専門学校卒。身近な素材を華やか&ヘルシーに調理。ソムリエ・フランスチーズ艦評騎士でもあり、フランス菓子・フランス料理・ワイン・チーズの著書も。中医薬膳コンセイエとしても活動中。

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