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とっても危険!!薬とお酒の組み合わせ

とっても危険!!薬とお酒の組み合わせ肌寒くなり、マスクをする人が増えたが、風邪には十分気を付けたいもの。病気になったら薬を飲んで早く寝るのが当然だが、「教えて!goo」には「薬と酒は一緒にダメ?」という質問が寄せられている。
実際に薬を酒で流し込む人などあまりいないだろうが、
「例えばアルコールと服用することで攻撃的な行動をする場合もありますよ」(life2_001さん)、「(1)薬が代謝されずに、体内にとどまり、予想外に強く作用する、副作用が増える(2)肝臓で代謝されて薬効を発揮する薬の場合には、逆に、薬として働かないと、いうようなことが起きます」(rokutaro36さん)、「最悪は『死亡』」(adobe_sanさん)など、恐ろしい副作用があるかも……。
実際のところはどうなのか、専門家に話を聞いてみた。

■眠気が強く出る、肝臓に負担がかかるなどの弊害が


新潟県内に10店舗を展開する市民調剤薬局の川村さんと堀さんによると、風邪薬と酒を一緒に飲んだ場合、次のような危険があるとのこと。

「風邪による咳・鼻の症状を抑える成分には、眠気を催す作用があります。ここにアルコールの催眠作用が加わることで、眠気が強く出たり、痛み止めとアルコールの胃粘膜刺激作用により胃腸が荒れやすくなったりするということが考えられます。また、肝臓は薬やアルコールを解毒していますので、場合によっては肝臓の組織が障害を受けることが考えられます」(川村さん・堀さん)

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓。その名の通り、障害を受けていても自覚症状が出にくく、病気がかなり進行してから初めて気づく……なんて可能性も高いのだ。
冗談か本気か、よく「風邪はアルコールで消毒すれば治る」と言う人がいるが、当然迷信なのでご注意を。

■体内から薬が無くなる時間って?


それでは、薬を飲んでからどのくらい時間を空ければ飲酒をしても問題ないのだろうか。

「お薬が体の中から無くなるまでの時間が目安の1つになります。例えば解熱鎮痛成分のアセトアミノフェンだと12時間後には体の中からほとんど排泄されてなくなります。これはお薬の半減期というものから計算することができます。半減期というのは体の中に入ったお薬の量が半減するのにかかる時間で、その4~5倍の時間が経過すると体の中からお薬が殆ど無くなることが分かっています。アセトアミノフェンは半減期が約3時間ですので、その4倍に相当する12時間が経過すれば体内には殆どお薬が残っていない状態になります」(川村さん・堀さん)

体内から薬が無くなる時間は製品に含まれている成分によって異なるが、具体的に製品名を薬剤師に伝えることで教えてもらえるのだという。ただ、

「薬を飲まなくてはいけないくらい体調が悪い時は具合がよくなるまで飲酒を控えてください」(川村さん・堀さん)

というように、体調が回復するまでの辛抱と捉えた方が良いだろう。その方が、“快気祝い”の酒の美味しさは格別のはずだ。

(酒井理恵)

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