話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

お寺の本尊をいつも見せない理由とは?

お寺の本尊をいつも見せない理由とは?日本には「秘仏」という、普段は公開されていない仏像が存在します。2014年は多くのご開帳があるようですが、この「秘仏」について、教えて!gooに質問が寄せられました。

本尊はどうしていつも見せてはいけないのか?

相談者は秘仏を期間限定で公開することについて、疑問を持っているようです。「本尊はどうしていつも一般人に見せてはいけないのでしょうか?また、○年に一回の期間限定ならどうして許されるのでしょうか?」と質問しています。

■本尊を隠すのはなぜ?


この質問に対し、さまざまな回答が寄せられました。

「一応本尊も美術品ですから、光や温度や湿度など影響を少なくして、より良い状態で将来へ受け継いで行きたいのでは?」(pri_tamaさん)

「あまり露出すると商品価値が下がるということが、大きな理由です。(中略)…また、本来、目に見えるものではなく心であるという仏教本来の信仰があるのかもしれません」(dulatourさん)

またdulatourさんによると、本尊を「秘仏として一切開帳しない寺もある」のだとか。仏像をまったく公開しないのは、一体どんな理由からなのでしょうか?

■秘仏は、日本の文化が生んだもの?


yuhkohさんは秘仏の由来について「日本でも仏教伝来当時は、仏像は見えることが大切でした。ですから飛鳥や奈良、平安初期の寺院では仏像はしっかりと見えます」と述べたうえで、次のように解説しています。

「ところが中世以降では徐々に秘仏として、見せない仏像が登場します。これは日本古来の神観念と仏教信仰が融合した信仰です。日本では神霊は目に見えない、逆に見えないからこそ神聖であるという考えです。神社では御神体は決して人目に触れさせませんよね」(yuhkohさん)

「見えないからこそ神聖である」という神道の概念が仏教と融合し、秘仏を生み出したのではないかとのこと。また、次のような意見もあります。

「寺も経済的基盤が必要です。ある寺院が権力者の庇護の下となったとき、その寺院の仏像の功徳は権力者一族だけに及ぶように、仏像を隠したので『秘仏』となりました」(goo-par1732さん)

秘仏の生い立ちには、日本の文化や、他宗教との融合やなど、さまざまな要因が影響しているのかもしれませんね。


教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気のコンテンツ

更新情報をチェック

カテゴリ