話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

劇的に評価が上がる!自己アピールの苦手な人が身につけたい三つの方法

劇的に評価が上がる!自己アピールの苦手な人が身につけたい三つの方法「欧米人に比べ、日本人は自己アピールが苦手だ」とよくいわれる。実際、「教えて!goo」に「自己表現が苦手で人から理解されないことが多いです」という相談が寄せられることからも、悩んでいる人の多さがうかがえる。ユーザーからは「話し上手な人間は聞き上手でもあります。まずは、相手の話をしっかり聞き、相手の目を見て話しましょう」(Yodo-gawaさん)などの回答が寄せられた。そこで今回は心理学的アプローチから自己アピールを成功させる方法はないか、心理学者の内藤誼人先生に聞いた。

■ぜひ身につけたい三つの方法


「自己アピールが苦手な人でも、自分の成果を伝える方法はいくつかあります。『他者アピール』『自分の手柄の譲渡』『システムの変更』の三つです」(内藤先生)

言葉だけ聞くと、少し難しそうだ……。だが、心配は無用。一つずつ説明してもらうと、どれもわかりやすかった。

「最初の『他者アピール』は、自分以外の人に『あいつはがんばっているよな』と吹聴してもらう方法です。自己アピールが強いと自慢ばかりで嫌な奴だと思われることがありますが、他の人に言ってもらうことで説得力が増し、周りの人たちも納得します。これを『漏れ聞き効果』といいます」(内藤先生)

合コンに参加したとき、席を外している間にお互いのことを褒めあおうと、友人と口裏を合わせたことはないだろうか(筆者はある!)。自分でアピールするといやらしく感じられるようなことも、この方法なら説得力のある情報として他者に伝わるという魂胆だった(すみません)。合コンではよこしまな思いで活用してしまったが、このテクニックはオフィスや学校でも使えるというわけだ。

だがしかし。誰かが自分を褒めることが自然に起きればいいが、そうでない場合は同僚や友人の協力が必要だ。その場合は、自分もその人を褒めることを忘れないようにしよう。

「次の『自分の手柄の譲渡』も効果的です。『うまくいったのは、みなさんのおかげなんです』というように、謙虚な姿勢を見せるのです。すると、『いや、がんばったのはあなたですよ』と逆に評価してもらえることがあります。自己アピールしないことが、結果的にアピールへと繋がるわけですね」(内藤先生)

自己アピールするよりも、謙虚な姿勢を見せるほうが得意という人は日本人には多いだろう。これは、すぐに取り入れられる方法だ。

ここまでは、個人とその周辺の人間関係のなかでできる自己アピール法だった。最後の「システムの変更」は、会社や学校そのものに働きかける方法だ。

■環境そのものを変えてみるのも効果的


「『システムの変更』は、営業職をイメージするとわかりやすいでしょう。昔から、営業成績をシールやグラフでオフィスの壁などに掲示する方法がありますよね。あれは、自らアピールせずに自分の優秀さを周知できるツールです。営業だけでなくさまざまな職種で応用できると思います。このような制度がない場合は、システムを変更するよう提案してみてはいかがでしょうか」(内藤先生)

あくまで一案に過ぎないが、会社は学校と違い出社することが前提にされているものだ。だが、実際は体調不良で欠勤する人もいる。そこで、公休と有給休暇以外全てに出勤した人を表彰する「皆勤賞」の制度を設けたらどうなるか。皆勤だから素晴らしいと一概に認めるわけではないが、意外な人が会社に貢献していることがわかるかもしれない。

年功序列や終身雇用が消え去った今、自己アピールは仕事を続けていくための大切な要素と言える。苦手な人は、この三つの方法を試してみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「3割しか話さないのになぜかうまくいくビジネス英会話のルール」(ジャパンタイムズ)、「ヤバい出世学」(大和書房)他、著書多数。

教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気記事ランキング

人気のコンテンツ

更新情報をチェック

カテゴリ