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ひな祭りに甘酒を飲む理由

ひな祭りに甘酒を飲む理由今日は桃の節句、ひな祭りの日だ。女の子の健やかな成長を願い祝う年中行事である。筆者の場合、ひな祭りには毎年ちらし寿司を作って食べたり、ひな人形を飾ったりしてきたが、皆さんはどのようなことをするだろうか。「教えて!goo」では、「ひな祭りと言えば?思いつくものは何ですか?」と、質問を投げかけてみた。

■ひな祭りで思いつくもの


「ひなあられです!ひな祭りの時にしか食べないし、逆にひな祭りの時には必ず食べるからです。小さい頃はあの可愛らしい見た目に食べるのを躊躇してました」(こにしさん)や「金沢では『金花糖』と言うものを飾ります。きれいなんですが、その後、どう食べるかが毎回困った。甘いものが苦手だと、食べないし、料理に使うにも色がねぇ……。でも、彩りには欠かせないものです」( natuk62さん)、「白酒・菱餅・桃の花・五人官女」(クセゲさん)と、話しを聞いただけでも彩りが春らしい。

ひなあられや金平糖など、女の子らしい食べ物が並ぶ中、目についたのがお酒だ。子供のための祝い事で、白酒や甘酒が飲まれているのはなぜなのだろう。甘酒の販売も行っているマルコメ株式会社の広報、尾田さんに聞いてみた。

■ひな祭りに飲む飲み物


「一般的には、ひな祭りには白酒が飲まれます。しかし、アルコールが含まれており子供は飲めないため、現代ではその代替品として甘酒が飲まれるようになったといわれています」(尾田さん)

もともとは「桃の花」を酒に浸した桃花酒を飲む風習であったものが時代の流れで白酒に変わり、今では子供も飲むことができる甘酒が一般的になっているとのこと。また、尾田さんによると甘酒の中でもノンアルコールのものとアルコールを含んだものがあるのだという。

「甘酒には米糀からつくるものと酒粕をお湯で溶いて砂糖を混ぜてつくるものがあります。米糀からつくった甘酒はアルコール度数1%未満で、お米の甘さを引き出したものであるのに対し、酒の搾りかすである酒粕でつくる甘酒にはお酒が含まれており、砂糖を加える必要があるといった違いがあります」(尾田さん)

ひな祭りに子供も一緒に飲めるものとしては、米糀からつくられたノンアルコールの甘酒がいいだろう。だが甘酒はあくまでも祝い事で飲むものであり、普段からは馴染みがないがないという人も多いのではないか。そこで米糀から作られる甘酒の成分について尾田さんに教えてもらった。

■祝い事にも日常にも、おすすめの甘酒


「甘酒はブドウ糖と、善玉菌のエサとなるオリゴ糖などの栄養素がたっぷりと含まれている発酵食品です。夏バテの防止や悪酔いを防ぐなどの効果もあるともいわれ、美容や健康に効果があります」(尾田さん)

甘酒は、寒い時期の風物詩といったイメージを持っているという人もいるのではないか。しかし、夏バテによいとされる飲み物だったのだ。

大人も子供も飲むことができ、栄養価も高く、自然な甘さがおいしい。そんな甘酒を、ひな祭りではもちろんのこと、日常の食生活にも取り入れてみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:尾田 春菜
マルコメ株式会社マーケティング本部広報部PR課。 
味噌と麹のリーディングカンパニーとして発酵の可能性を未来に繋ぎ、味噌、麹食品、発酵食品などの製造販売を行っている。

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