話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

もやしが痛みやすい理由と正しい保管方法

もやしが痛みやすい理由と正しい保管方法もやしと言えば、その安さが魅力ではないか。以前のコラムでも触れたとおり、貧乏大学生活を送る筆者を支えてくれたのは、もやしだった。安さが魅力のもやしであるが、実際のところいくらぐらいで販売されているのだろうか。「教えて!goo」「あなたがこれまでに購入して最安値のもやしはいくらだった?」と質問してみることにした。

「1袋9円じゃないかな」(ムーミン村さん)、「19~29円辺りを見たような記憶も」(no_awayさん)といった回答の他、「買い上げ合計金額が1,000円以上の条件付きですが、1袋1円5袋までと、いうのがありました」(フェルメールさん)や「1円、個数制限ありで、お1人様3袋でした」(pdmichimaruさん)など、1袋10円を切るような驚きの回答も寄せられた。

栄養、価格どちらをとっても庶民の味方のもやし。ついつい買い込んでしまう人も多いだろうが、痛むのが早いところだけが唯一の弱点。それにしてもなぜもやしってそんなに痛みやすいのだろう? 気になったのでもやしやスプラウトを扱う株式会社サラダコスモの広報担当、筧芙実子さんに聞いてみることにした。

■もやしが痛みやすい理由


「賞味期限の目安は通常、製造年月日から3日以内です。もやしから酸っぱい臭いがしたり、柔らかくなって水分が溜まっていたら、劣化が進んでいる可能性があります。食べるのはできるだけ避けてください」(筧さん)

他の野菜と違い、もやしはなぜ傷むのが早いのだろう?

「キャベツやトマトなどの成熟した野菜と違い、もやしは生長段階の『発芽した新芽』です。発芽中は細胞が著しく活発な状態なのですが、衝撃や温度変化、菌に対して弱いのです」(筧さん)

他の野菜に比べ、もやしはデリケートとのことだが、上手く保存する方法はあるのだろうか。

「もやしは呼吸作用を抑えると、劣化のスピードを遅らせることができます。できるだけ低い温度で保存し、冬眠状態に近づけるのです。冷蔵庫の野菜室よりも、温度の低い冷蔵室やチルド室での保存がオススメです」(筧さん)

■もやしの新たな楽しみ方


もやしについて筧さんはある楽しみ方があると提案してくれた。

「もやしは、ご存知の通り価格の安い商品です。前回、工場で大量生産することが安さの理由の1つとして挙げましたが、自分で育てる原料代、材料代、時間や労力を考えると、購入した方がお値打ちといえるでしょう」(筧さん)

しかし筧さんは、もやしを育てることはコスト以上に得るものがあるという。畑で育てる野菜と違った発見があるので、食育も兼ね、ぜひ一度試してみてほしいとのこと。そこで今回はもやしの栽培の仕方も教えてもらうことにした。

■もやしの栽培の仕方


「種と容器、ボウルがあれば可能です」(筧さん)

容器は耐水性があり、水抜き用の細かい穴が開けられるペットボトルや、ザルなどでOKとのことだ。

「まず、ボウルに35℃程のぬるま湯をはり、種を5~6時間つけておきます。そうすると種が水を吸って約2倍の大きさに膨らみます。種を水切りして、準備した容器に移します。暗い環境で育てるため、ダンボール箱などに入れ蓋を閉めます。容器の下に受け皿を敷くと、水によるダンボールへのダメージを防ぐことができます」(筧さん)

3~4時間に1度、容器の中の種全体に行きわたるようきれいな水を与え、余分な水分を切ってから再度暗室へ入れる。夜間は6~8時間ぐらい水やりをしなくても大丈夫だ。これを繰り返すと、約1週間程で自家製のもやしができあがる。自分で育てたものは、必ず水洗いし加熱してから食すること、と筧さんは付け加えた。

畑野菜の栽培も、収穫できたときの喜びは格別である。味や栄養を再確認するためにも、皆さんもぜひ一度栽培に挑戦してみては?

●専門家プロフィール:株式会社サラダコスモ
昭和30年から、岐阜県中津川市でもやしの栽培を始める。基本的に農薬を使わず「安全、安心」をモットーに、もやしやスプラウト野菜などを取り扱っている。

この記事についてどう思う?

BAD

NICE

みんなの反応

27

みんなの反応

105

教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気記事ランキング

人気のコンテンツ

更新情報をチェック

カテゴリ