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注意!「退職届」と「退職願」は全く違う

退職届と退職願は違う!「会社を辞めてやる!上司に辞表をたたきつけてやる!」という人に出会ったことがあります。彼はその後、本当に会社を辞めてしまい今では失業状態ですが、会社を退職する際、この「辞表をたたきつける」という用法よりも、退職願や退職届を提出する人が大半なのではないでしょうか。

では退職願と退職届はどう違うのでしょうか。教えて!gooにこのような疑問が寄せられました。

退職届?退職願?

質問者natunatu72さんは会社から退職届を提出するようにといわれたのですが、退職願と退職届どちらを書いて良いか迷っています。

■そもそも「辞表」の意味は?

回答の中にはこのような意見もありました。「解雇でしたら会社の都合ですから、雇用保険も早く頂けますが、退職となれば一身上の都合によりとなりませんか?会社は解雇じゃなく従業員側からの退職を望んでるんですよ、封筒の表書きは『辞表』でいいのでは?」とnorinorikissさんは答えています。

さて、冒頭でも出てきたこの「辞表」の意味ですが、これは役目や役職等を辞するときに使うものです。たとえばプロジェクトのリーダーなどを辞するときは「辞表」であり、労働契約を終了させる退職の時には使用しません。

また、「辞表をたたきつける」というのは間違った用法になります。qazwsx21さんも、辞表というのは、地位の高い人が地位をなげうって辞める場合に使うものであり、社員が辞めることが決まっている場合は退職届です。と述べています。

■会社によっては無知をついてくるので要注意

回答には、どちらも同じなんじゃないの?という意見が多くありましたが、実はこの「願」と「届」はまったく意味あいの重さが違います。

まず退職願ですが、上司に提出して、しかるべき人事権を持った人に届き、そして退職承認したことを本人に告げられてはじめて、「雇用契約の終了予告」がなされたとして、法的に有効になります。つまりそれまでは撤回することができ、「辞めるのを辞めた」ということも可能になります。会社側から、もう受け取ったから…と言われても、まだ会社側(たいていは人事)から受理の連絡が来ていないことを主張すれば、撤回できます。ただし100%撤回できる保証はなく、小さな会社では、もう受理したよと言われ、たとえ撤回できても居心地が悪くなることが想定されますので、よく考えてから提出すべきです。

一方の退職届ですが、これは提出した時点で「雇用契約の終了予告」が成立します。会社側が望まない限り撤回できませんので、要注意です。もし辞めてほしいと思っていた部下から、「退職しようと思う、でも撤回するかもしれない」と曖昧な言葉を言われた場合、私なら「『退職届』を提出するように。『願』じゃないからね」と言って、提出させます。その後、もし撤回を要求してきても「届」なので撤回できません。

たった1文字の違いですが、大きな違いがここに存在します。また会社都合である場合は、退職届です。願いにしてしまうと自己都合扱いされる可能性があります。そして退職届の文面には、かならず会社都合であることを明記すること、「○月○日に、貴社より解雇を通告されたので退職します」と入れておかないと、これまた自己都合扱いされる可能性があります。ご注意を!


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