話題の出来事のQ&Aをウォッチ(観察)しながら、コラム形式で皆様に紹介していくサイト

春菊の魅力と苦手な人にもおススメの春菊のパンケーキレシピ

春菊の魅力と苦手な人にもおススメの春菊のパンケーキレシピすき焼きなどの鍋に欠かせない野菜といえば、なんといっても春菊だ。あの独特の香りと鮮やかな緑色が、料理を一段とおいしくしてくれる。「教えて!goo」「春菊のオススメの食べ方を教えて!」と聞いたところ、鍋、天ぷら、和えものなど定番とも言える食べ方が寄せられた。「水炊きにさっとくぐらせて、ポン酢であっさり」(ノムリンさん)、「カラッと揚げて天ぷらで」(localtombiさん)、「ほうれん草と一緒に白和え」(morino-konさん)と、定番和食メニューに入れるという声が挙がっていた。

いずれも、春菊の香りと風味が容易に想像できるメニューだ。しかし、食べきれずに余ってしまったという経験がある人もいるのではないか。そこで、春菊をもっと楽しむためのおいしい食べ方や魅力、そして店頭での選び方を野菜や果物に詳しいシニア野菜ソムリエの山口晴子さんに聞いてみた。

■買うときは、茎の下の方にも葉がついているものを


「スーパーなどでは年中手に入りますが、春菊の旬は11月から2月です。春に花を咲かせ、葉の形が菊に似ているので『春菊』と呼ばれます。秋から冬にかけて収穫されたものが特に柔らかく、香りがよいです」(山口さん)

旬がちょうどこの時期と重なるので、鍋のマストアイテムとなっているようだ。ちなみに、関西では「菊菜」と呼ばれることもあるとのこと。

「葉がみずみずしく、色が濃くてツヤがあるのもが新鮮です。また、茎が太すぎず下の方にも葉がよくついているものが良質です。葉がしおれていたり、黄ばんでいるもの、茎が硬いものは避けましょう」(山口さん)

傷みやすい野菜なので、手にとってしっかり確かめてから買い、早めに食べきるのがよいという。ところで、栄養価はどうだろう。

■カロテン豊富な緑黄色野菜。牛乳以上のカルシウム含有量も魅力


「春菊は、可食部100gあたり4500μgと、ほうれん草や小松菜を上回る量のカロテンを含む緑黄色野菜です。また、カルシウムも可食部100gあたり120mgと、牛乳の110mgを上回っています。カロテンには強い抗酸化作用がありますし、カルシウムは骨の形成や骨粗しょう症の予防に役立ちますから、子どもから大人までが積極的に摂りたい栄養素です」(山口さん)

鍋の脇役程度にしか考えていなかったという人もいるかもしれないが、栄養的に優れた野菜だったのだ。

「春菊は香りを楽しむ青菜なので、料理にするときも香りを大切にして欲しいですね。アクが少なく、繊維も柔らかいので、加熱は短時間で構いません。生食でもおいしくいただけます」(山口さん)

香り成分には、自律神経に作用して食欲を増進させたり、せきを鎮めたりする働きもあるとのことなので、香りと味わいを丸ごといただきたいものだ。

■春菊が苦手という人にもおすすめのレシピ


栄養的に優れた春菊であるが、中にはあの独特な香りが苦手という人もいるだろう。そんな人向けにおすすめの食べ方を聞いてみた。

「春菊は、油脂分があって香りの強いものと相性がいいので、ごまやピーナッツなどと組み合わせるのがおすすめです。ごま和えやピーナッツ和えなどは、昔からよく食べられています。また、ココナッツオイルなどとも好相性です」(山口さん)

最後に、山口さんおすすめの春菊入りパンケーキの作り方を教えてもらった。

「ゆでて水気を絞った春菊100gは1cmの長さに切り、牛乳180mlとともにミキサーにかけます。ボウルにパンケーキミックス150g、卵1個、砂糖大さじ2を入れ、そこにミキサーにかけた春菊を加えてよく混ぜ合わせて生地を作ります。フライパンにココナッツオイルを薄くひいて、生地の1/5量を流し入れ、弱火で両面を焼きます。これを5枚分繰り返します」(山口さん)

牛乳のまろやかさ、ココナッツオイルのほんのりした香りと甘さが風味を引き立て、春菊の香りが苦手という人でも食べやすいレシピになっている。

編集部では実際に「春菊入りパンケーキ」を作ってみることに。その様子は以下の動画をチェックして欲しい。



ニコニコ動画で見る→bit.ly/20nJWEA

栄養豊富な春菊は、鍋の脇役止まりではもったいない。サラダや和えもの、ときにはスイーツで、その味を堪能してみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:山口 晴子
日本野菜ソムリエ協会認定シニア野菜ソムリエ。新メニュー・新商品の開発や、食に関するコーディネイト、アドバイス、食育セミナー、料理教室などを通じて、野菜ソムリエ目線からの食生活情報を発信している。

教えて!goo 教えて!gooで質問する

人気記事ランキング

人気のコンテンツ

更新情報をチェック

カテゴリ