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会社で爪切りや耳かきをする人は、女性のあの心理と同じだった

会社で爪切りや耳かきをする人は、女性のあの心理と同じだったオフィスで爪を切る人や耳かきをする人を目にしたことはないだろうか。一緒に働く人の中にはこうした行動を不快に思う人もいるはず。「教えて!goo」に、「会社で爪を切る人、アリ?ナシ?」という質問が寄せられた。これに対しユーザーからは、「就業時間内ならなし、休憩時間ならあり」(kyoromatuさん)といった一部肯定する意見が寄せられる一方で、「割れたりした場合は仕方がないと思いますが、パチンパチンと集中力切れますよね。やめてもらいたいです」(yuyuyunnさん)など否定的な意見も寄せられた。そこで今回は会社で爪切りや耳かきをする人の心理を心理学者の内藤誼人先生に話を聞いた。

■女性のあの心理と同じ


「これは、『自己なだめ行動』の一種です。しきりに髪をとかしたり枝毛を探したりする女性と同じです。爪切りや耳かきをすることでストレスを軽減しようとしているのですね」(内藤先生)

行動は異なるが、爪切りや耳かきをする人の心理も髪を触る女性の心理も、基本的には同じとのこと。人はストレスを感じると、何かの行動を起こし自分をなだめたくなるそうだ。

では、爪切りや耳かきをわざわざデスクでやるのはなぜだろうか。周囲の人への配慮や羞恥心はないのだろうか。

■わざわざデスクでする理由


「自己なだめ行動は、簡単に言えば気分転換の一つです。おそらく短時間で気分転換ができるのなら、他の人にどう思われているかは関係ないのだと思います」(内藤先生)

気分転換であれば、やはりトイレなどのプライベート空間でもよいように思えるが……。

「かつては、人前で爪を切る人はいませんでした。しかし、こういった社会規範は、時代とともに緩くなってきているように感じます。たとえば、以前では考えられないことでしたが、電車の中でメイクをする女性もいるわけです。オフィスで爪切りや耳かきをする人は、『他人のデスクに飛ばしさえしなければ、消しゴムのカスのように集めて捨てるだけのこと。大した問題ではない』ぐらいに思っているのでしょう」(内藤先生)

結局、モラルの低下がオフィスでの爪切りや電車内でのメイクに繋がっているようだ。それぞれの価値観は認められるべきだろうが、かつて当たり前だった社会規範をもう一度どこかで見直す必要がありそうだ。ただし、爪切りには「爪が割れてしまった」などの「緊急事態」のケースもある。今後デスクで爪を切っている人がいたら、本人の事情に配慮しつつ、トイレや休憩室に行くようさりげなく勧めてみるとよいだろう。

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「3割しか話さないのになぜかうまくいくビジネス英会話のルール」(ジャパンタイムズ)、「ヤバい出世学」(大和書房)他、著書多数。

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