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人の短所を指摘する時の心理学的なテクニック

人の短所を指摘する時の心理学的なテクニック「私ってダメだよね」と言ったあと、相手に「うん、そうだね」と同意されてムッとしたことはないだろうか。自分で自分を悪く言うのはいいが、人から同じことを指摘されると腹が立ってしまうものだ。「教えて!goo」にも「自分は弱い人間だと自認しているが人にあなたは弱い人だと言われるとムッとしてしまうのは何故ですか?」という質問が寄せられた。

上記の問いに対し、「他人は自分に対して責任をとることができないから」(hakobuluさん)や「野生の弱肉強食の世界では、弱いところを見せる→天敵に襲われて生命の危機です。(中略)弱点を見抜かれるのは本能的に危険を感じるから、ムッとするのではないでしょうか」(チコリにゃんさん)など、さまざまな意見が寄せられた。心理学的には、自分の短所を人に指摘されてムッとしてしまうのはなぜだと考えられているのだろうか。内藤誼人先生に聞いた。

■短所とはコンプレックス


「人間には誰にでも長所と短所があり、ほとんどの人は自分の短所にコンプレックスを感じています。他人から指摘されて怒るのは当然です。悪意はなく単なる指摘だったとしても、言われた側は悪口や批判、批評と受け取ります。トラブルの元にもなりますので、他人の短所を指摘することは避けたほうがよいでしょう」(内藤先生)

特に、身体や境遇に関することなどは絶対に指摘するべきではないだろう。しかし、仕事に関することなど、指摘しないわけにはいかない場合もある。

■表現次第で褒め言葉に


「その場合は、『フレーミング』を利用するといいでしょう。『フレーミング』とはネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換えることです。短所はネガティブなものですが、表現次第でポジティブなイメージにすることができます。たとえば、『仕事が遅い』と伝えるより『仕事が丁寧すぎるからもう少しスピードアップしてね』と伝えるほうが、柔らかい表現になります。こうすればで、批判をされたと思われずに済むでしょう」(内藤先生)

表現次第で短所を褒め言葉に変えることができるとは……! 相手の短所はできるだけ指摘しないほうがよい。だが、仕事に関することなどで、どうしても指摘せざるを得ない場合は、「フレーミング」の効果を活用してみては?

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「すごい!モテ方」(廣済堂)、「ヤバい出世学」(大和書房)他、著書多数。

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