■雨で服が濡れた!着替えないままでいるリスク
まずは全身ずぶ濡れになってしまったそこのアナタ。その濡れた服のまま、今日1日過ごすことになると思うのだが、教えて!gooウォッチで過去に「雨で服が濡れた!着替えないままでいるリスクを専門家が解説」という記事を公開しているが、そこで専門家はこう語っていた。
「菌は高温・多湿の環境を好みます。雨で濡れた服を着続けていると、湿気があるうえに体温で服の温度が上がるため、菌の増殖に好条件となります。着替えがない場合には、ハンカチなどで水分を取り除いたり、早く乾かしたりする工夫をするとよいでしょう」(ライオンのお洗濯マイスター山縣義文さん)
かくいう筆者も現在ジーパンがびしょ濡れ状態。トイレのエアタオルで乾かそうと試みたが、片足を上げ、エアタオルの前にたたずむ自分を鏡で見てしまい、あまりにも珍妙なので断念。とりあえずタオルで拭いて我慢だが、今後は着替えを持参しようと心に誓った。
■雨に濡れた革靴のお手入れ
続けて、レインブーツをはいて出勤が難しい男性会社員の悩み、濡れた革靴の対処法だ。
「濡れた靴は、表面の水滴を乾いた布で軽く押えるようにして吸い取ります。その後、風通しの良い場所で陰干しして乾燥させてください。直射日光にあてたり、ドライヤーを使用したり、ストーブの前に干すなど急速に熱をあてると、革の収縮や変形、硬化を早める要因にもなります」
そう教えてくれたのは、「雨に濡れた革靴の手入れ、濡れにくい革靴の選び方をプロに聞いてみた!」記事に登場する靴と革製品のお手入れ用品専門メーカー、株式会社コロンブスのお客さま相談室だ。
オフィス用の室内履きを用意しておき、それに履き替え、濡れた革靴はハンカチなどで拭き、できるだけ乾燥させるようにすると良さそうである。そして可能であれば靴下は、コンビニでも売っているので、履き替えておきたいところだ。
■雨の日の憂鬱な気分を乗り切る方法
最後は雨でびしょ濡れでテンションが落ちてしまったあなたへのアドバイス。「雨の日の憂鬱な気分を乗り切る方法」という記事で専門家が語った言葉を紹介しよう。
「傘を持参しなければならない面倒くささや、衣服や持ち物が濡れてしまうこと、高湿度による不快感、日差しの明るさを感じられないことなどから、『晴れた気分』を得にくい感覚を覚えます。また『雨=憂鬱』という考え方が、脳の思考パターンとして形成されていると、『雨』という言葉を耳にするだけで、『憂鬱』な気分になるのです」
そう指南するのはメンタルチェンジトレーナーの平井妙子さんだ。そしてこうアドバイスしている。
「傘やレインブーツなどのデザインにこだわってみては。使うのが楽しくなるような明るい色、鮮やかなデザインにするなど、視覚的アプローチを入れることでプラスのキーワードが付加され気分は変わります。移動中音楽が聴ける方は、気持ちが晴れるような曲のセレクトを意識しましょう」
確かに筆者は駅から歩く道中はお気に入りの曲を聴きながら歩いていたため、歩いている最中はそこまでテンションは落ちなかった。
さらに平井さんは雨をキーワードにしたポジティブな言葉により、雨に対するネガティブなイメージも変えることができるという。雨のおかげで『草木は潤う』『空気が浄化される』など、プラス思考で雨の日の憂鬱を乗り切りたいものだ。