風邪や花粉症・ハウスダストなどの増加によって鼻の不調を抱える人が増えている昨今。
「鼻が詰まって呼吸が苦しい」「鼻をかんでもかみきれない」「ドロッとした黄色い鼻汁が出る」「鼻水や鼻の奥が臭う」「頭が重い・顔の奥が痛い」といった症状が特徴の「ちくのう症(蓄膿症)」を発症してしまう人も多いようです。
「ちくのう症(蓄膿症)」は鼻の入り口の鼻腔(鼻の穴のこと)が菌などで炎症を起こします。さらに、鼻腔から副鼻腔に炎症が広がると、炎症部分に膿が発生。顔の奥に膿が溜まった状態が、いわゆる「ちくのう症(蓄膿症)」なのです。
副鼻腔に炎症が起こると、なぜこんなにツラい症状になるのでしょうか。
神尾記念病院の神尾先生によると、副鼻腔は鼻腔からつながった左右に4対、全部で8つの空洞で、それは頬や目、額のあたりにまで広がっています。
このために、ちくのう症(蓄膿症)になると鼻詰まりだけでなく、頬や目の奥が痛んだり、頭痛が起きたり、頭がぼーっとしたりするのです。また、ちくのう症(蓄膿症)が慢性化すると膿が臭うこともあり、自分の鼻水が臭いと感じたり、口臭に悩む人もいます。
では、ちくのう症(蓄膿症)はどのように治していけばよいのでしょうか。
「ちくのう症(蓄膿症)の原因は菌による炎症なので、治療のカギは膿を出しながら原因菌を減らすことです。病院では抗生物質をおもに処方します。たかが鼻詰まり、と放置すると、ポリープができて手術しなければならない場合もあるので、早めに対処することが大切です」(神尾先生)
ちくのう症(蓄膿症)に悩む方の中には、鼻詰まりがツラいからと、点鼻薬を使用する人も多いようです。しかし、これは注意が必要、と神尾先生。
「点鼻薬の多くは血管を収縮させて鼻詰まりを解消させるもので、効果は一時的なもの。使い続けると、鼻の粘膜が腫れて症状が悪化する場合もあります。ツラい時の応急処置的に使う程度にとどめましょう」。
監修 神尾記念病院院長
神尾 友信先生
1993年帝京大学医学部卒業。日本医科大学付属病院、日本医科大学千葉北総病院などを経て、2001年より神尾記念病院に入職。2010年より院長に就任。神尾記念病院は創業100年を越える耳鼻咽喉科専門病院で、その4代目院長にあたる。
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