厳しい寒さが続く冬は、体調を崩す人が多くなります。体調不良はウイルスの感染が原因のこともあります。同じように生活していても、体調を崩しやすい人と崩しにくい人がいます。その違いはどこにあるのでしょうか。
さとうヘルスクリニック院長の左藤桂子先生によると、「睡眠の質」なのだとか。
「良質な睡眠のカギを握るのは、成長ホルモンです。睡眠中にのみ分泌し、蓄積された疲労や劣化を取り除き、栄養を取り込んで体をリセットします。免疫力もアップしてウイルスに感染しにくく、仮に病気やケガをおっても治療効果が上がりやすい体になります。」
朝起きたときに疲れがとれていない人、スッキリ感がない人は、正しい睡眠がとれていない可能性が大。左藤先生が提唱する、成長ホルモンを効果的に分泌する「3・3・7睡眠」で眠りの質を高めましょう。
「熟睡しやすい夜中の『3』時までに眠りにつきます。そして熟睡できる最初の『3』時間はまとめて眠り、昼寝を含めて1日『7』時間睡眠を目指す方法です。寝始めの3時間は最も深い眠りになり、成長ホルモンがまとめて分泌されます。そのため目を覚まさずにしっかり眠ることが重要です」