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こんにちは。
辞書で調べてみても、理解できなくて質問します。
くだる/さがる/おりる この三つの使い分けが気になります。
階段を下る。
階段を下りる(降りる?)

例文もついてると嬉しいです!

質問者からの補足コメント

  • ちなみに、このことが気になったきっかけがあるんですが、ある小説を読んでたらこんな文章がありました、、

    「階段を下る背中にようやく追いつくと・・・(中略)」
    これまでは、階段は「おりる」ものだと知っていたのでちょっと困惑しています。

      補足日時:2017/10/30 16:58

A 回答 (5件)

詳しく説明するのはたいへんなので、「デジタル大辞泉」をコピーしました。

最後の「用法」に注意。

くだ・る 【下る/▽降る】 [動ラ五(四)] これは自動詞で、他動詞は「くだす」
1 上から下へ、高いところから低いところへ移る。⇔のぼる。
下方へ向かって移動する。おりる。「坂を―・る」 川下の方へ進む。「船で川を―・る」
2 中央から地方へ行く。「東海道を―・る」⇔のぼる。
《内裏が都の北にあったところから》京都の中で南に行く。
3 (「野(や)にくだる」の形で)官職をやめる。公の職務を離れて民間人になる。また、野党の立場になる。
4 (「獄(ごく)にくだる」の形で)牢獄に入って刑に服する。
「魚玄機が人を殺して獄に―・った」〈鴎外・魚玄機〉
5 高い地位の人から下げ渡される。下賜される。「恩賜金が―・る」
判断や命令などが言い渡される。「判決が―・る」「辞令が―・る」
6 時、時代が移る。後世になる。「―・って明治の御世(みよ)になる」
7 (ふつう「降る」と書く)負けて降伏する。「敵の軍門に―・る」
8 (多く打消しの語を伴って用いる)ある基準の数値・数量よりも下になる。下回る。「犠牲者は一千人を―・らないだろう」
9 程度・価値などが劣る。「数段―・る」「品が―・る」
「是れより―・っては、背皺(せしわ)よると枕詞の付く『スコッチ』の背広」〈二葉亭・浮雲〉
10
薬などの作用によって体外へ出る。「虫が―・る」
(「瀉る」とも書く)下痢をする。「腹が―・る」
11 涙が流れ出る。「声涙ともに―・る」
「猿(さる)を聞(きき)て実(じつ)に―・る三声のなみだ」〈曠野〉
12 雨などが降る。
「雨、昨日(きのふ)の夕べより―・り」〈かげろふ・下〉
13 場所が低い状態である。
「ひんがしの廂(ひさし)の―・りたるかたに」〈源・椎本〉
14 へりくだる。謙遜する。
「大人(うし)の―・り給ふこと甚し」〈読・雨月・吉備津の釜〉
→下(お)りる[用法]
[可能]くだれる


さが・る 【下がる】 これは自動詞で他動詞は「さげる」
[動ラ五(四)]

物の上端が固定され、他の端が下へ向かう。たれさがる。ぶらさがる。「棚からヘチマが―・っている」「つららが―・る」
物の一端が他の端よりも下へ向かう。垂れる。「目尻が―・る」「―・ったまゆ」
2 高い所・位置から低い所・位置へ移る。位置が下の方になる。「ダムの水位が―・る」「地盤が―・る」「靴下が―・る」⇔上がる。
3 今までよりも低い段階に移る。低下する。
位・階級が低くなる。等級・順序などが下の方になる。「地位が―・る」「ランクが―・る」⇔上がる。
価値・値段・評価などが低くなる。「人気が―・る」「業績が―・る」「質が―・る」「物価が―・る」⇔上がる。
力・技量・働きなどが劣った状態になる。「腕が―・る」「能率が―・る」⇔上がる。
程度・度合いが低くなる。「気温が―・る」「熱が―・る」⇔上がる。

身分の高い人の前から退出する。「御前を―・る」
公的な場所や主人のいる所などから退く。「控室に―・って待つ」「奉公人が宿に―・る」
《内裏のあった北と反対の方向へ行くところから》京都で、南へ行く。⇔上がる。
5 官庁などから金銭や許可などが与えられる。下付される。おりる。「恩給が―・る」「旅券が―・る」
6 後ろへ移動する。後ろへ退く。「白線の内側まで―・ってお待ち下さい」
7 時が移る。時が過ぎる。「時代が―・って明治となる」
「昼少し―・る頃より雨となッて」〈二葉亭・浮雲〉
8 遅れる。落伍する。
「―・らう者をば弓の弭(はず)に取り付かせよ」〈平家・四〉


お・りる 【下りる/降りる】 これは自動詞で他動詞は「おろす」
[動ラ上一][文]お・る[ラ上二]
1 高い所から低い方へと移って、ある位置・場所に着く。上から下へ移動する。「山を―・りる」「木から―・りる」⇔あがる。
2 物が人の操作によって下の方へ移動する。「錠が―・りる」「幕が―・りる」⇔あがる。

乗っていた乗り物から出る。「バスを―・りる」⇔のる。
(下りる)からだの外へ出る。「回虫が―・りる」
4 負担になっていたものがなくなる。「胸のつかえが―・りる」「肩の荷が―・りる」

官位・役職を退く。職を辞める。「管理職を―・りる」
俳優などが配役を断って、その役を辞める。「主役を―・りる」
6 (下りる)官公庁などから、支給・下付される。「認可が―・りる」「年金が―・りる」
7 勝負事で、勝敗を争う権利を捨てる。「勝ち目がないので―・りる」
8 (降りる)霧や霜などが地上・空中などに生じる。「露が―・りる」
9 貴人の前から退出する。さがる。
「局(つぼね)へいととく―・るれば」〈枕・八七〉


[用法]おりる・くだる――高い所から低い所へ位置を移す、位置をかえるの意で共通性があるが、「おりる」は「階段を(から)おりてください」「一階におりる」など、下への場所の移動を表すほか、「電車をおりる」など、ある物事から離れる意味でも使われる。人以外のものが主体になっても「幕がおりる」「霜がおりる」など下方への移動の意味が中心となる。◇「下(くだ)る」は「坂道を下る」「船で川を下る」など、やはり下への場所の移動であるが、どこを通って移動するかに意味の重点がある。「石段を下っていった」と「石段をおりたところに広場がある」とはその点で使い分けられる。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます!

お礼日時:2017/11/01 12:30

階段をくだる。


階段をおりる。
の、遣い分けでは。
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補足を読ませて頂きました。

恐らく、作者は急な階段をおりるをくだると表したのではないでしょうか?
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階段を下る / 降る。

どちらも可。
階段を下りる(おりる)も可。

坂を下る(くだる) お腹が下る  
山を下りる / 降りる(おりる) 坂を上がる ⇔ 下る(くだる) 霜が降りる 
値段が下がる 価値が下がる 評価が下がる
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坂をくだる、階段をおりる、熱がさがると使い分けるといいのでは、ないでしょうか?

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