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エントロピーの定義についてですが、教科書には以下のように記載してありました。

「温度t1と温度t2の個体(t1>t2)を接した時のエントロピー変化をΔsを考える。移動した熱をqとすると

Δs=q/t

である。」
ここで質問ですがtが具体的になにを指しているのかわかりません。t1とt2の平均ですか?2つの個体が最終的に行き着いた温度ですか?

A 回答 (1件)

ΔSはエントリピー変化量


qは系に流れ込む熱
Tは熱を受け取ったときの系の温度

私自身も、完全に理解していないです。
最初の定義、ΔS=q/T の持つ意味が、熱力学での可逆反応と不可逆反応の違いを示す尺度としてクラウジウスが1865年に定義しました。
その後、ボルツマンが原子や分子の乱雑さを表す量であることが分かりました。

1948年にシャノンが情報とエントロピーの関係を指摘し、熱力学や統計力学だけではなく情報理論でも応用されるようになっています。
1999年(つい最近ですね)に熱力学で温度とエントロピーを再定義しようと動きがあって、それはまだ続いているようです。

また、量子力学的な観点からも研究されていて、量子コンピューターと関連して研究が続けていますが、ここまで来ると私にはさっぱり判りません。
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