アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

少し前に拝見したご質問内容から。
「~かのように」の【か】は反語用法であるという解釈があるようですが、具体的にどのような構造になるでしょうか。

反語だとすれば「何事もなかったか」は「何事もなかったか?いや、あった」という意味でしょうから、『「何事もなかったか?いや、あった」のように』という構図になる?
仮にそうなら、反語部分は「あったこと」を表わすわけですから、全体的には「あったように」という意味になりませんか?
これは文意とは真逆の意味になってしまうと思うのですが、このあたりを解説してくださる方おられましたらよろしくお願いいたします。

蛇足ですが、この「か」、個人的には、
(主に「かく」と対比した形で用いられ)あのように。
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/34860/meaning/m1 …
という意味の副詞から派生(「か」と「かく」が合体)したものではなかろうか、という気がします。
『「何事もなかった」・・・この(あの)ように』という構図。
大辞泉で検索した範囲内での勝手な推測ですが・・・。
この点に関しても自由にご意見をお伺いできればと思います。
むろん典拠に基づくご回答があればなお有難いです。

A 回答 (2件)

その回答にかかわった一人としてのコメントです。

最近にはない難問でした。(わけのわからぬ質問は山ほどありますが)私の言った「反語」は間違いで、単なる「疑問」でした。「何事もなかったのか?」(と思わせる or という)ような様子というべきでした。

 ところで、「か(彼)」という副詞との考えには賛成できません。「かにかくに」のような形で使われるのですが、
「かにかくに渋民村は恋しかりおもひでの山おもひでの川」(啄木)
「かにかくに 祇園はこひし寝(ぬ)るときも 枕のしたを水のながるる」(吉井勇)
のように文人に愛された言葉です。
 あるいは「この、その、あの、どの」にも加えられる、古い「かの」という連体詞ということでしょうか。
「うさぎ追いしかの山 小鮒釣りしかの川」(故郷)
 「何事もなかった『彼(か)の』ように」という使い方とおっしゃるのでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「何事もなかったかのように」
>「何事もなかったのか?」(と思わせる or という)ような様子

なるほど~。
わたしには気づけない視点でした。
なかなかの説得力を感じます。
(と思わせる or という)の部分を「の」で体言化していると捉えれば、

「何事もなかったか?」(と思わせる or という)ように

と解釈しても良さそうですね。

> ところで、「か(彼)」という副詞との考えには賛成できません。

わかりました。
「何事もなかったかのように振舞う」
であれば、
「何事もなかった」(とでも言いたげに、)かの(あの)ように振舞う。
のように解釈できないものかと考えたわけですが、どうも無理がありそうですね。

お礼日時:2017/11/05 19:17

反語のようでもあります。


実は、「あった」のに、相手には「なかった」として伝えたいときに使われます。
相手側から見れば、「あった」事実は見え見え、なのに言葉では「なかった」と受け取れる内容になっている。
これが、・・・・・かのように、です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>相手側から見れば、「あった」事実は見え見え、なのに言葉では「なかった」と受け取れる内容になっている。

反語であれば『葉では「なかった」と受け取れる内容』にはならないように思うのですけどね。
つまり、「なかった」を続く「か」という反語で打ち消していることになるでしょうから。

因みに、疑問用法という#1さんのご見解についてはどう思われますか?

お礼日時:2017/11/05 19:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!