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乗換案内というソフトを使っています。三島から小倉まで行く場合、
(1)沼津まで普通で行き、沼津から寝台特急で小倉まで
(2)三島から新幹線で小倉まで
距離は(1)(2)とも987.0キロなのですが、運賃は(1)が12010円、(2)が11970円と表示されます。距離が同じでも乗る列車のタイプが違うと運賃は変わるのですか?

A 回答 (9件)

 これは乗る列車のタイプが違うからではなく、JRの会社による運賃の違いです。



 JR東日本・東海・西日本の本州3社と北海道・四国・九州の三島3社とをまたがって利用する場合には、全区間のキロ数から算出したキロ数から出した『基準額(運賃)』に、JRの境界駅から北海道・四国・九州内の利用距離に対応する『加算額』を加えたものが正規運賃となります。
 (1)の乗車券の場合には
 <乗車券>
○三島⇒小倉(経由 東海道・山陽・[岩国]・岩徳・[櫛ヶ浜]・山陽・鹿児島)
となります。
 全区間の営業計算キロは985.9km(基準額 11970円)です。
 JR西日本とJR九州との在来線の境界駅は…下関駅です。
 下関駅から小倉駅までの営業キロは11.8km、加算額は40円となります。
 これを加算した12010円が運賃となります。
 一方、(2)の乗車券の場合は
 <乗車券>
○三島⇒小倉(経由 東海道・山陽・[岩国]・岩徳・[櫛ヶ浜]・山陽・[新下関]・新幹線)
となります。
 山陽新幹線は全線JR西日本管轄ですので、JR九州の加算額は発生しません。よって全区間の営業計算キロ985.9kmで計算した11970円がそのまま運賃になります。
 
 このように、新下関~博多間(下関~博多間)が絡む区間については、新幹線経由(JR西日本)と在来線経由(JR九州)とで運賃が異なるという現象が生じることになります。
 そのため、新幹線経由の乗車券で在来線に乗車することはできませんし、在来線経由の乗車券で新幹線に乗車することはできません。
 但し、往復割引については救済措置があります。本来区間同一・経路同一でなければならないのですが、例外的に行きと帰りで新幹線経由・在来線経由で分かれた場合でも往復割引が適用されることになっています。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/kippu/1102.html#03
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この回答へのお礼

わかりやすく解説してくださり、ありがとうございました。また、往復割引についても書いて頂き、とてもスッキリ致しました。

お礼日時:2004/09/17 16:53

失礼ながら、#1,#2さんとも間違いです。

というか正確ではありません。

まず、#1さんの仰るように新幹線と在来線では「営業キロ」は異なります。
しかし、#2さんの仰るように新幹線と在来線が並行して走る区間においては、併走する在来線と同じ距離として計算することになっています。
しかし、例外があります。
新下関~博多間を利用する場合の特例 というのがあって、この区間を新幹線で利用する場合と在来線を利用する場合で運賃が異なるわけです。
(旅客営業規則 第16条の3項「新幹線と新幹線以外の線区の取扱いの特例」がこれにあたります。:参考URL)

これは、簡単にいうと新幹線は博多まで全てJR西日本管轄であるのに対し、在来線は門司以西はJR九州の管轄になっており、JR九州と本州のJR線(JR東日本・東海・西日本)を通して乗車する場合には、JR九州側の距離に応じた加算額がかかるためです。

よって、乗り換え案内ソフトの運賃案内は(1),(2)とも正しいのです。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/01_syo/01 …
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。なかなか難しいですね。参考URLを読みながら勉強していきたいと思います。

お礼日時:2004/09/17 16:51

#2の方が 言われているように 運賃は 実際の距離ではなく営業距離によって決まります。


その運賃ですが 本州の3社はおなじですが 北海道、四国、九州は 本州より 少し高い運賃が設定されています。
山陽新幹線は 全線 JR西日本の路線ですから
西日本の運賃が適用されますが、寝台特急は在来線を走りますから、下関から先は JR九州の運賃が加算されます。 運賃の(1)と(2)の差額は この加算運賃です。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。よくわかりました。複雑な決まりがあるんですね。

お礼日時:2004/09/17 16:45

#4です。



書き込みに一部ミスがありました。

>(2)のケース
> 沼津~新大阪(JR東海)
> 新大阪~小倉(JR西日本)

これが正解です。失礼いたしました。
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この回答へのお礼

わかりやすい解説付きでのご回答をありがとうございました。

お礼日時:2004/09/17 16:43

#2です。



そういえばそうでした。#3さんのおっしゃる通りです。
大変失礼いたしました。#2の後半は無視してください。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。営業キロは同じなのですね。勉強になりました。

お礼日時:2004/09/17 16:39

 経路が同じなら、運賃は同じです。

これが基本です。
 新幹線の場合も平行在来線の距離で計算しますので、
変わらないのが基本です。

 では、なぜ質問者さんのケースでは運賃が違ってくるのでしょうか?
新幹線と在来線では会社の区分に違いがあります。

(1)のケース
 沼津~米原(JR東海)
 米原~下関(JR西日本)
 下関~小倉(JR九州)
(2)のケース
 沼津~新大阪(JR東海)
 新大阪~小倉(JR九州)

 JR東海とJR西日本の運賃は同じですが、JR九州は少し高い運賃設定です。
 そこで、JR九州に乗る部分に関しては、距離に応じ加算額を運賃に加えます。
下関~小倉は11km、加算額は40円。

 基準運賃11,970に加算額40円を加えて、12,010円となります。
 (2)の新幹線を使った場合は、博多までJR西日本のエリアなので、
この加算は行われません。この差が現れているんですね。
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原則として、新幹線と在来線は同じ線路として扱います。

例えば、東京-大阪間を新幹線で行っても在来線で行っても運賃は同じです。もちろん新幹線のほうが短いのですが、運賃は在来線を基準に決められています。

ところで、下関-博多間の新幹線は JR西日本ですが、在来線は JR九州です。
JR西日本と JR九州では、キロあたりの運賃単価が違うので、ご質問の差が生じます。
詳しくは参考URLをどうぞ。

参考URL:http://www.jr-odekake.net/guide/info_2b.html#3
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。並行した線路でも会社が違い、運賃も違うのですね。勉強になりました。

お礼日時:2004/09/17 16:41

#1さんは失礼ながら誤りです。


確かに線路は別なので、実際の距離は異なりますが、『営業キロ』は実際の距離とは別で、新幹線の場合は併走する在来線と同じ距離として計算することになっています。

で、運賃ですが 11,970円が正解です。乗換案内の結果が間違っていると思われます。
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新幹線と在来線の営業キロ数は違います。


同じ線路を使っていませんから…そのため運賃が異なります。
でも高い新幹線料金を払わなければならないですからね…
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この回答へのお礼

早々のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/17 16:35

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