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こんにちわ。
憲法9条の改正に賛成する人もいると思います。そういう人達の意見の一つに「敵の侵略行為から身を守るため」というものが見受けられました。
ですがそもそも、その「敵」とはどの国のことを指しているのか、どうして敵が攻めてくる前提で話しているのか、そこら辺が私にはどうにも理解しかねます。
今の世界情勢は安定しているように見えて、実のところ一触即発状態であるという事は知っています。こうしている今でも、世界のどこかでは戦闘が行われているのでしょうし、それを完全な他人事とも思いません。平和ボケしているつもりはありません。
その上でやはり気になるのは、改憲派の意見が、日本を攻めて来る敵がいる前提であるという点です。
彼らの言う「敵」とは一体何で、どうして攻め込まれるという確証を持って話しているのか、どうにも分からないので教えてください。
※あまりにも感情的な回答や、回答者同士の喧嘩等はしないようお願いします。念の為。

A 回答 (25件中1~10件)

他の方の回答と質問者様のお礼(反応)も全部読みました。

その上で回答します。私の立場は改憲は賛成、でも安倍首相には任せたくない、派です。

まず、質問者様の「戦争」の考え方と改憲派の「戦争」に対する考え方に相当な相違がある、と言うのが、質問者様が理解できない根本だと思います。

質問者様の考えでは
A 日本が軍事化すれば、日本を火種にして戦争が始まる。
B 諸外国も「戦争はしたくない」はずなので、日本とわざわざ戦争するはずがない
C 現代社会は理性的な世界なので、戦争のような非理性的なことはあるはずがない
ということでしょう。AとBについての反論は、様々な回答があるので、私は特にCについて考えてみたいと思います。

この「戦争は非理性的」と言う考えはリベラル(左派)に多い考えです。「日本は資源もなく、占領しても得るものはないのだから(理性的に考えて)日本を攻める国があるはずがない」ということです。実は私も若いころ、このように考えていました。
考えを変えたのはローマ古代史をやってからです。

そもそも「戦争」ってなんでしょう。そこに近代戦争と古代戦争・中世の戦争に理由の違いがあるのでしょうか。私は「いつの時代も戦争の原因は同じ」だと思うようになりました。その最大の理由は「恐怖」です。

実をいうと「改憲派」の意見の多くも「恐怖」が根本的な理由です。それを正当化するために色々理由付けするのですが、説得力を持たないのは(少なくとも質問者様に響かないのは)恐怖を隠そうとして隠しきれていないからだと思います。

個人的にこの部分で最も悪いのは安倍首相で彼は「自分の恐怖」を理解したうえで「みんなが持っている恐怖を利用して、自分の思う方向に持って行こう」と画策しているところだと思っています。

質問者様は「恐怖は理性で克服できる」とお考えではないでしょうか。だから「日本を攻める国が具体的にあるとは思えない」し「日本が(恐怖で)戦争に火種になることを恐れる」といえるのではないでしょうか。

そこは私も考えを同じくしますが、では「日本が軍備を持たなくていいか、改憲しなくていいか」と言われればそこは「否、改憲すべし」となります。なぜなら「恐怖」は日本人だけにあるわけではなく、他の国にもあるからです。そしてほとんどの人は残念ながら「恐怖をコントロールできない」ので、私たちは「他国が勝手に抱いた恐怖に対して、常に対応できるようにする必要がある」と考えています。

逆に今まで戦後70年間なぜ「他国の恐怖に対応する」と言うことを日本が怠っていたかも説明したほうがいいでしょう。それは「米ソ冷戦」だったからです。質問者様の年齢は分かりませんが、私はアラフィフ、子供の頃は冷戦真っ最中で「いずれ、核戦争が起きて世界は滅びる」とほとんどの人が思っていた時代です。恐怖が大きすぎて、具体的な対応レベルが大きすぎて、どこの国もアメリカかソ連の核の傘に入ることで「恐怖を和らげる」時代でもありました。

だから、逆を言えば「傘から締め出されるようなことはしない」わけで、日本の周辺は米軍の駐留で安定していたといえるわけです。皮肉ですが、より大きな「世界全体の恐怖」が「各地域の摩擦による恐怖」を和らげていた、といえます。

これが変わったのが1989年のベルリンの壁崩壊です。ソ連は崩壊し、各国は身近な「恐怖」に直面することになりました。テロも国際紛争も、日本と近隣国の摩擦である「慰安婦問題」「竹島問題」「尖閣問題」などがクローズアップされたのも1989年以後であることに注意が必要だと思います。

今日本がなぜ改憲をしてまで戦争に備える必要があるかというとそれは「恐怖のあり方が多様になった」からなのです。それには国際貢献・海外派遣派兵も含まれます。

では、具体的な恐怖が日本周辺にあるのでしょうか。分かりやすいのは北朝鮮でしょう。北朝鮮がなぜ核開発をしてミサイルを日本側に撃つのか、それは「国が無くなる恐怖」があるからです。

これも冷戦終結に原因があります。北朝鮮はソ連の衛星国として大陸における先兵または資本主義国とのクッションの役割をもっていたからです。具体的にいえば38度線で対面している米軍がソ連領土に近づかないように北朝鮮に警備させてるかぎりは北朝鮮は「絶対につぶれない」国であったわけですが、後ろ盾のソ連が無くなった後は「国が無くなる恐怖」におびえるようになります。

ですから、実はあまり仲良く無かった中国に「同じ共産国としてアメリカが国境までやってくるのはやだろ、じゃあ援助しろ」と北朝鮮は持ちかけていて、だから中国は援助しているし、トランプが中国に圧力をかける原因となっているといえます。

また、北朝鮮は核兵器の威力を熟知していて、ソ連を出し抜いてまで核開発してきましたが、これを載せるミサイル開発はソ連崩壊と時期を同じくしています。つまり「ソ連と言う後ろ盾が居なくなっても国が無くならないように、ハリネズミのように(核)ミサイルを自前で用意する」ことに方向転換したのです。
つまりこれも「恐怖」であり、具体的には「脅威」と言う言葉を使うのが一般的です。

いま日本の周辺国が「具体的な恐怖(脅威)をもってるか」と言われれば北朝鮮以外はほとんどないでしょう。尖閣問題などのつばぜり合いはありますが、これは世界中どこでもありますし、南シナ海は日本にとっての具体的脅威にはなりにくいでしょう。

ざっと整理した時「日本の軍事力は脅威が具体的ではないから対応しなくていいか、備えなくていいか」というのが、このご質問の本質部分だと思います。

質問者様の考え方はある意味「具体的な強盗の脅威がない限り、カギをかけて寝なくても大丈夫」ということと本質は変わりません。「不確実性をどこまで見込むか」というのが問題点の基本であり、私は質問者様と違って「不確実である以上、確実な脅威になってからでは遅いから備える(鍵をかける)」と言う意見です。だから改憲は必要、ということです。

次に「脅威」とはなにか、ということです。
「恐怖」を主軸に考えている人は「北朝鮮が!中国が!」といいたてます。これはたしかに「具体的な脅威」であるわけですが、私は改憲するならその理由ではダメだ、と思っています。だから安倍さんに任せてはダメ。

これを考えるには、もう少し長い時間と空間が必要でしょう。
時間的な見方でいえば「100年後・200年後日本を取り巻く環境を考えた時「恐怖」に踊らされず日本が戦略的転換をする、のはどの時期がよいか」ということです。私はそういう意味では「具体的な脅威」がまだ出てきていない(中国が本当にやばい状態ではない)今は良い時期ではないか、と考えています。

空間的な見方をするなら、テロ対策や地域紛争に「国際平和」として日本がどのようにコミットすべきか、と言う点です。
一例をあげればPKFの戦略的変化があります。1990年代のコソボ紛争の際、国連は「積極的な軍事介入はしない」主義を貫いていたのですが、その結果コソボ空爆によって大量の市民が犠牲になってしまいました。これによって、国連は「市民の命が脅かされるなら積極的に軍事介入し危険を減らす」方向に方向転換しました。
 こういう点については経済大国であり、世界に対して責任を持つべき日本がどのように対応するのかは世界中が注目しています。これを怠れば中国が世界の覇権国になることを許してしまう、という問題もあります。

 1990年代から日本はこの国連派遣に賛同し、PKOには積極的に派遣するようになりましたが「軍隊」ではないために様々な問題がでてくるようになってきています。自衛隊という憲法に規定されない組織では問題が大きいのです。
こういう点からも「日本は改憲して世界平和に対して責任をもっていく」方向性は必要だと思います。それは世界から「恐怖」を取り除く大切な「防衛」でもあると考えます。

視野を大きく取った場合、改憲という方向性はアリだと思うのです。

それと最後にですが、質問者様はなぜ「日本が武装化すると日本が火種になる」と考えるのでしょうか。他の国は多かれ少なかれ武装し、そしてその武力を他国に使うことに躊躇しない国ばかりです。なぜ日本が武装しただけで「火種」になるか教えていただきたいです。

いや、本質的には分かっています。質問者様は「日本が武装することで、他国の「恐怖」を呼び覚ますのではないか」という危惧をもたれているのでしょう。でも、すでに日本に対応できるレベルの武力をもっている近隣国からみてそれは「杞憂」というものではないでしょうか。

また、質問者様が日本政府を信頼していないのは分かります。私も今の政権には危うさを感じます。
でも日本は民主主義で国民主権国家です。政府は「国民の付託」をうけているわけで、今回の自民党の圧勝も「国民の責任」として私も質問者様も等しく分担する必要があると思います。

もっとも私は今回「自民党は圧勝したが安倍首相は敗北した」と見ています。なぜなら「自民党単独2/3」は確保できなかったからです。あのタイミングで解散したのは間違いなく「単独2/3議席」を意識したからでしょう。それを阻止したのは日本の良心であったと私は思いたいですね。

そしてこの良心があるうちに、改憲するのがベターだとおもいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なんと言うか上手く言えませんが、スッキリしました。
改憲そのものは悪ではないし、したからと言ってすぐさま火種が発生する訳でもない。もしもの時に備えておくのは何にしても大事な事です。しかし、同時に日本が武力を持つ事に不安を覚える事も確かです(回答者様が理解して下さった通り「他国への悪い意味での刺激」となってしまわないかと言う不安)。そういう人達もいるという事を理解して欲しいのですが・・・どうもネットで改憲に賛成している方々の大半は、それを頭ごなしに否定して感情的に自論を述べ、対案があるなら出してみ?と煽る事しかしない輩なので、どうにもそれが頭にきてしまうんですよね(過去のお礼を見返すと人のこと言えませんが・・・)。極めつけは「日本人なら賛成すべき」という暴論です。あんた何様なのよ・・・、と呆れてしまう訳です。
そんな中で、両者の意見を汲み取りつつ、しっかりと目を通してくださって答えて下さった事、本当に感謝します。

お礼日時:2017/11/16 17:32

#21です。

お礼ありがとうございます。

他の方とのやり取りをみて、補足したくなりましたので、以下に書きます。内容は「恐怖の源と国家、そしてグローバルスタンダード」です。

前回、改憲派が戦っているのは「恐怖」である、と書きました。問題なのはその「恐怖」が正しい認識なのか、そうではないのか、と言うことだと思います。少なくとも質問者様は改憲派の考える「恐怖」を「正しい認識」とは思っていないように思います。

実は残念ながら改憲派の「恐怖の認識」は世界標準の認識として「正しい」と言わざるをえません。

ところで、質問者様は他のお礼に
>(侵略を恨まれたら)恨まれる側にそれを正当化する権利なんてありません。
と書かれていますよね。これは「現代の価値基準」としては正しいのですが、戦争の長い歴史(つまり人類の歴史)からすれば微々たる問題でありました。

古代は「侵略してそれをずっと恨まれるぐらいなら、抹殺してしまえばよい」というのが基本的な解決策だったからです。あ、今書いているのは「日本を除いたグローバルスタンダード」の話であり、一度日本の価値基準は脇に置いてください。

古代から中世の戦争では「勝者の権利」が広く認められていました。負けたら民族抹殺されても文句は言えない、というのがそれです。つまり「歴史は勝者が作る」という言葉通り「負けた側が恨む」と言う行為はそのままその民族の滅亡を意味していたのです。だから、日本に対する恨み言を言う国はあっても、他にはそういう声が全くと言っていいほどないのです。それがグローバルスタンダードだからです。

この「勝者の権利」が恐怖の根本であり、民族や国家というのは「戦争に負けても民族が滅びなければ勝ち」なのです。今現在世界中にある国家はこのような原則の元に生き残り、民族として国家として生き残っているのです。ただひとつ「日本」を除いては・・・

日本は1500年ほどの歴史の中で「対外戦争(異民族戦争)」をほとんど経験していません。そのため日本人の意識の中には「国が変わることはあっても民族が生き残っていればOK」という意識もないし「日本国が終り、日本じゃなくなること」なんて夢にも思っていない人がたくさんいます。このような人々の意識からすれば「改憲派が示す問題点」が理解できない、のではないかと私は考えています。

つまり改憲派と護憲派の意識・認識のズレ、議論がかみ合わない根本は、改憲派が「世界標準の恐怖を基準にした備え」を求めているのに対して、護憲派は「日本が無くなるはずないだろう(日本を攻める国はないだろう)だからお前ら考えすぎ」と思っていると言うことだと私は考えています。

いや、護憲派にも「太平洋戦争の敗戦は日本が無くなる瀬戸際までいった、だからこそ日本は戦争をしてはいけない」と考えている人もいて、特に老齢者にはそういう人が多いかもしれません。彼らが盲目的に「戦争はダメ」というのは、そういう「日本滅亡の瀬戸際」を見た人が「日本の歴史上そういうことはかつて無かった」という反省を持ったからなのではないでしょうか。

いずれにしても本質的な日本人の価値観では「日本は戦争をしないこと(外国と付き合うのをやめること)こそが日本を安全にする道だ」と考える人が主流のように感じます。これは右翼的な嫌韓派でも同じで「韓国と絶交すればよい」と言う論調が顕著なことでも分かります。
 韓国だけでなく「大陸にあって陸地の国境を持つ国」は絶対にそんなことは言いません。なぜなら「こちらが絶交しようとしても、あちらの都合で攻めてくる」と言う経験を何度もしているからです。

だから、改憲派の言う「なにがどう攻めてくるか分からないけど、とにかく備えが必要」というのは「世界標準の認識として正しい」と言わざるを得ないし、個人的には「だから改憲に賛成」であるといえます。

ただ、安倍首相は「議論を深めず、国民の恐怖をテコにして」改憲しようとしているので、私は反対なのです。

改憲派が戦っているのは「日本人古来の国家観・歴史観」であり、改憲派の持つ恐怖はむしろ「グローバルスタンダード」であると私は考えます。


では次に「日本は戦争をしないほうがいいのか」と言う点ですが、もちろんしないほうがいいのは当たり前です。

それは当然なのですが、日本は世界の国家の中で「自国(自民族)を維持するために流した国民の血がとても少ない国」である、という認識を持たないと改憲派との議論はかみ合わないと思います。
 そして、これだけ世界が狭くなった今「日本は外国と付き合わないで国家を維持できるのか」ということを真剣に考えるべきであると思います。

つまり、分かりやすく言えば「陸地の国境を持たない日本も、陸地の国境をもつ国と条件が同じになった」ということです。北朝鮮の持つミサイル・拉致問題・尖閣諸島や竹島問題などは陸地の国境はないけど「それと同等の危機が存在しうるようになった」ことを示しているのです。

ですから、日本も「戦前の失敗を糧にして、国際社会に伍していく覚悟」が必要になるといえ、特に冷戦が終わった今「米国だけに頼ることはできない」という問題もそこまで来ているといえます。

ですから現代社会では「日本だけ他国と干渉せず、戦争も起こさない・起こされない関係性を維持していくのは無理」だと改憲派は考えているのです。「恐怖」を主体にしているとはいえ、そのような結論に至っているからこそ9条問題を提起するのです。

では、質問者様の
>私が一番恐れている事、それは「日本が戦争に加担する」
>もし日本が軍事力を保有すれば、米国は、これまで以上に軍事的協力を迫ってくるでしょう。
についてです。

実はこの「米国との関係性」については、質問者様の中に自己矛盾があります。質問者様は「今の日本の軍事力ではアメリカに頼らざるを得ない」という認識があるように思います。確かにその通りなのですが、では「日本がアメリカ追従をしなくてもよい国」になるにはどうしたらいいでしょうか。

これは簡単で「アメリカの言いなりにならなくてもいい軍事力を持つこと」です。でも、そうなるとアメリカは戦前同様、仮想敵国になります。仮想敵国というのは「自分の都合を押し付ける国」でもあるわけですから、日本がアメリカの言うことを聞かない、ということは「日本に言うことを聞かせたければ軍事力で押し切る」ということを意味するわけです。

アメリカの言うことを聞かなくていい、ということは「日本は相手と対立した時は、たとえアメリカでも戦争を辞さない覚悟を持つ」ということでもあるのです。

であるなら実はアメリカとの同盟は世界情勢の中において「日本がもっとも戦争の可能性を低くする選択肢」でもあるといえるでしょう。だから、むしろ「日本が軍事力を強化しつつ、アメリカと同盟関係を選択するのは日本が戦争しないで済むもっとも確実な方法」でもあるのです。

そこの部分を考慮せずに「日本がアメリカに加担した戦争をするのは反対」というのは自己矛盾になってしまうのです。質問者様に求めるつもりはありませんが、護憲派はこの部分に全く答えないということは、改憲派との議論が深まらない原因の一つでもあります。

>日本軍(仮)が米軍支援、共同作戦のために戦地に駆り出され、現場で戦闘行為が発生して国民が「戦死」したらどうするんです?(中略)そういった問題をどのように解決するつもりなのか。

はい、この部分が私が「日本人は異民族戦争を全く経験していない」という趣旨の核になります。つまり日本人には「自国と自民族を生き残らせるために必要なコスト・必要な戦略をどのように払うのかと言う意識がない」ということだといえるでしょう。日本は明治以前はそういうコストを殆ど払ってきていないので、国民的なコンセンサスがない、のです。

この点については、質問者様の言う「改憲によって得られたものを何に活用するか」と同じことを言っているといえます。ただし、得るほうではなく「改憲によって払う方」について焦点を当てているのです。

いずれにしても「改憲」するかどうかは国民投票をすることになっていますので、私にも質問者様にも決定権があるといえるでしょう。意に添わなければ外国に脱出することも選択肢の一つかもしれません。


ただ、質問者様が立っているであろう護憲派側の立ち位置も実は意外に不安定であるのです。改憲派が「何と戦っているのか」が明白になったとしても、護憲派側も論理構成が甘い、からです。

今の日本で一番必要なのは、質問者様の疑問である「改憲によって得られたものを何に活用するか」であり、私のいう「国を維持するために払うコストはどこまで見込むのか」であるといえます。この二つの論点は、結局「戦争を含めた外交戦略」と言う点で、表と裏であるといえるでしょう。

今まさに、改憲派も護憲派もこのご質問と回答のような議論が一番必要なのです。それが成熟しないのは改憲派も護憲派も、感情的な議論(恐怖を元にした議論)に終始しているからだと私は思います。

質問者様の立ち位置を変えるつもりは毛頭ありませんが、たぶん質問者様が思っておられるだろう考え方にも意外に穴があり「護憲派は何と戦っているか」もこのご質問とおなじぐらい議論になることは、ご承知いただいたほうがいいのではないか、と僭越ながら思ったので補足した次第です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実は自分自身、今回の質問で出来る限り理性的に中立であろうとしつつも、いつの間にか感情的になっていた事に危機感を覚えていました。
そうなってしまうと言う事は、私自身、他者を納得させるに足る程の成熟を遂げておらず、根本的には忌み嫌っている連中と変わりないという事ですね。反省します。
「兎に角改憲したい派」と「何が何でも改憲させたくない派」同士が議論しても有益な結果を得られる訳が無いと言う事を理解すべきでした。
互いがあくまで理性的に、友好的に接するのは、どうやら無理な話のようです。今回の質問で痛感しました。勿論私自身の失敗も含めて、です。

お礼日時:2017/11/18 23:14

>どうして敵が攻めてくる前提で話しているのか



どうして、誰も攻めてこない前提で考えられるのでしょうか?

理屈で言えば、
防潮堤をしっかり構築していなかった福島第一原発の話になります。
指摘があったのに「想定外」として、あんな事になった。
同様に
「話しあいで解決できる」等の思考で、
散々に殴られてからでないと対抗できない状況のままで、よいのですか?

もし、質問者さんに娘さん彼女奥さんなどがいて
そこに暴漢が現れ「話しあいしようぜ」と言いながら強姦してきたら
どうしますか?
話しあいで解決できますか?
「俺はおまえの娘と話しあっているんだ」
と言いながら強制性交してくるわけですが
そんな状態でまっとうな話しあいができると思いますか?

暴行を絶対に受けないと保証しそれを論理的に完全に誰もが納得できるように証明できますか?

誰もが納得できるようにする事ができないなら安全保障は必要です。

仮想敵と言うのは当然設定しますが、
そうしないとそれこそ無限大の軍拡になるから。
そこが絶対に攻めてくるから準備しているのではなく
何が起きても「相手にも出血をを強いるぞ」とするのが
安全保障です。
それすらできないのが現行。


他の方へのお礼に対する意見で恐縮ですが・・・

>「大東亜共栄圏の再興を夢見る人」こういう思想を持つ輩が少数でもいる限り

こういう輩を暴走させないためには
憲法ではなく国民の意識向上こそ重要です。
戦艦と軍艦の区別がつかない国民なんて日本くらいですよ。
なんにも軍事を知らない、知らないで語っている。
どういう武器を使われたらどうなってしまうのかなどなど
日本ではほとんど議論されない。
それほどまでに平和ボケしているのでしょうが
どこかの作家のカエルの物語と同じで、
これこそが極めて危険な状況です。

極論です。
憲法など、ただの文章。
文章を理解できない、あるいは理解しようとしない輩にとって
憲法など「破る為にあるもの」にしかなりません。

ご質問のような議論がある事はとても良い事ですが
このような事に興味を持つのはほんの一握り。
大多数はスマホいじくりまわして日々過ごす
「養鶏場のブロイラー」と同じです。
ここから是正を考えないと何を議論してもダメだと思いますよ。
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この回答へのお礼

どんな法でもそれを管理する人間が成熟していない事には完全とは言えません。その通りです。改憲したとして、その後どのように平和を維持するか、改憲によって得られたものを何に活用するか。そこら辺が抜けているから納得できないんですよ。
それと質問者様の
「もし、質問者さんに娘さん彼女奥さんなどがいて
そこに暴漢が現れ「話しあいしようぜ」と言いながら強姦してきたら
どうしますか?
話しあいで解決できますか?
「俺はおまえの娘と話しあっているんだ」
と言いながら強制性交してくるわけですが
そんな状態でまっとうな話しあいができると思いますか?

暴行を絶対に受けないと保証しそれを論理的に完全に誰もが納得できるように証明できますか?

誰もが納得できるようにする事ができないなら安全保障は必要です。

仮想敵と言うのは当然設定しますが、
そうしないとそれこそ無限大の軍拡になるから。
そこが絶対に攻めてくるから準備しているのではなく
何が起きても「相手にも出血をを強いるぞ」とするのが
安全保障です。
それすらできないのが現行。」
という主張ですが、そもそも個人の犯罪と国家間の関係を同レベルで考えるのはどうかと思いますね。これも極論に感じます。
要は「仮想敵国向けの抑止力は必要だからそれを保有するために改憲すべきだ」という話でしょう?普通にそう言えば良いのでは・・・。
私が一番恐れている事、それは「日本が戦争に加担する」という将来への不安です。もし日本が軍事力を保有すれば、米国は、これまで以上に軍事的協力を迫ってくるでしょう。現政権にそれを拒否する力はハッキリいってありません。「より良い関係」を築くために喜んで差し出すでしょう。もしそれで日本軍(仮)が米軍支援、共同作戦のために戦地に駆り出され、現場で戦闘行為が発生して国民が「戦死」したらどうするんです?遺族への保障は?減り続ける資源や隊員数を補填する方法は?軍事力を維持する為の予算は?そういった問題をどのように解決するつもりなのか。それをお聞かせ願いたいですね。

お礼日時:2017/11/18 16:34

>「大東亜共栄圏の再興を夢見る人」こういう思想を持つ輩が少数でもいる限り、機を窺っている者がいる可能性がある限り、喜んで賛成は出来ません。



軍で力を握ろう、軍を自在に動かせる政治力を持とうという人は、多分、どこの国でもいます。と言って全ての国が軍事独裁国家になるかといえば、なるほうが稀です。「日本人だけが凶暴で内に秘めたる野心だらけ」なんてことも無いので、過剰反応も損かなと個人的には思います。

トランプの暴走が懸念材料、銃が溢れて治安が心配とよく言われる米国では、NRIが政治献金で銃の所持規制を牽制していたりしますが、実際は国全体の治安が悪いということもありません。むしろ国軍の暴走に対する歯止めになっていたり、良識ある民兵(米国の法での表現です)が政治家の暴走への安全弁になっているという面もあります。
徒に力を恐れて何もしないのではなく、規制の方法であるとか、代替策を考えるとか、同じ政府の者であっても裏切るかもしれないという前提で各自独立に考えられる自律性を育てた方がいいんじゃない?というのが個人的な見解です。

私自身は「危機管理の足枷になっているなら外せば?」という考えですが、それを強制したり主張する気はありません。自分達が生まれ育った国、地域、習慣、そういった大事なものを大事だと思い、守っていきたい(これこそが愛国心ですけどね)という人であるならば、自分の立場、思想信条などで各自が考えれば良いことです。
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この回答へのお礼

結局思想の押し付け合いはよくない、という事ですね。

お礼日時:2017/11/18 16:19

>彼らの言う「敵」とは一体何で、



脅威順では、中共人民軍、北朝鮮人民軍、極東ロシア軍、韓国軍、中華民国軍ぐらいを想定していると思います。

>どうして攻め込まれるという確証を持って話しているのか、どうにも分からないので教えてください。

意思と実力が伴っているから。

中共は南沙諸島で実力を行使し、尖閣にちょっかいを出し、ADIZを超えて偵察飛行の頻度が増している。
北朝鮮は核やミサイルで恫喝し、事あれば特殊部隊を日本に潜入させ破壊工作、テロを行う可能性が高い。実際に拉致や不審船侵入事例も数多い。
ロシアは北方領土を返さない。実力で軍事接触もありうる相手。ADIZを超えての偵察飛行の頻度は高い。
韓国は竹島を奪取した実績もあり返さない。国レベルで日本に敵愾心を隠さない。対北朝鮮防衛を超えるレベルの軍事力を持っている。
中華民国は尖閣にちょっかいを出す。

専守防衛を標榜する日本は、通常の挑発を超えたちょっかいを出されても手を出せない、出さないことを彼等は知っています。
なので、日本が反撃する許容点を常に探っている状況です。改憲でどうなるかは分かりませんが、抑止力として「通常の挑発でも日本は反撃するかも」という常識的な脅威、畏怖の念は抱かせても良いだろうとは思います。

現状の防衛出動命令発動のハードルは異常に高いのです。攻撃を受けた後に「間違いではないか」と外交チャネルで打診し、「間違いではない」との回答を得るか、再度の攻撃を受けないと現実的には発動できません。それを見透かされています。左の人は「戦争ができる国にするのか」と問いますが、今の状態は「滅びるまで防衛に移れない国」なので、「普通のレベルになってもいいんじゃね」というのは改憲派の本音でしょう。もちろん、大東亜共栄圏の再興を夢見る人が皆無とは言いませんが、市井でも極少数、当の自衛隊では更に少ないでしょう。
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この回答へのお礼

他国への牽制、抑止力として軍事力を保有し、相手を調子付かせない。確かにこの考えは理解できます。実際お隣の国は何度やっても懲りませんからね・・・。
ですがそれが単なる「表向きの理由」である可能性もありえない話ではありませんよね。「大東亜共栄圏の再興を夢見る人」こういう思想を持つ輩が少数でもいる限り、機を窺っている者がいる可能性がある限り、喜んで賛成は出来ません。
改憲全てが悪とは勿論言いませんが、9条周りを改正して軍事力を持つ事には、やはり賛成できませんね。これまで多数の回答者様のご意見を伺った上での考えです。

お礼日時:2017/11/16 23:58

>そこまでして自国を正当化したいのですか・・・。



史実を述べると「正当化」ですか・・・。南京事件でどうして人口以上の人民を殺せるのか。
日本軍が南京入城の際にすでに蒋介石の殺された中国人の死体多数であったというのに。
後に、日本社会党はその気も無かった中国政府に日本の労働者から搾り取った3000万円のお金を寄付して
作ってもらい、中国政府をその気にさせた「南京虐殺博物館」、ここに何が展示されているのかご存知ですか・・・。
もうあきれてものが言えません。
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この回答へのお礼

蒋介石は南京を易々と日本軍には渡さない、6ヶ月間守りぬくと述べたが、6日間で陥落してしまった。
そして蒋介石は最後まで戦わず重慶へと逃げ去った。
取り残された国民党軍5万の将兵と25万の南京人民が、日本皇軍兵から大虐殺を受けたと主張する。
所謂、南京大虐殺(南京事件)と呼ばれている。←こういう話ですよね。
では旧日本軍は一人も殺していないと?一人だろうが1万人だろうが、国外へ侵攻して領土を奪い、相手国民の命を奪った時点で「侵略」と呼ぶ事の何が悪いのでしょう。
日本が微塵も悪事を働いていないと言うのなら、どうして日本を恨む国があるのでしょう。どうして日本が謝る必要があるのでしょう。相手国の嘘を信じてオレオレ詐欺に騙されて振り込んじゃう老人みたいに支払ったとでも言うつもりですか?確かにあなたの仰るとおり、史実を捻じ曲げた「過大表現」は存在するとは思います。ですがそれは大袈裟に言っているだけであって「日本がかつて侵略行為を行った」という事実ありきのモノです。侵攻された国が「あれは侵略だった」と思って恨みを抱いたなら、恨まれる側にそれを正当化する権利なんてありません。
あなたの物言いはアメリカと同じですね。原爆という、人類史上最悪の兵器を日本に落とした事実を正当化し「あれがあったお陰で日本は滅びずに済んだ」と主張し、非を認めない連中と同じです。

お礼日時:2017/11/16 09:53

>過去の歴史を振り返れば、日本が侵略行為をしてめちゃくちゃにした国でもありますよね。



いったいいつどこを日本が侵略したというのでしょうか?
全く見識を疑います。日韓併合についてはあちらの方から併合を申し出てやむなく併合しており
鉄道、電気、水道などのインフラを整備し、ハゲ山には6億本近い植林をし、朝鮮語を体系化して教育することで
文盲をうんと減らし、悪習をやめさせるなどで人口を2倍にしてしまったことを言っていますか?
そういや、こういう風にして朝鮮人をいたぶったって言うことですか?

あと中国を侵略したというなら、下の回答のNo.6を参照してください。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10063468.html

ではお元気で。
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この回答へのお礼

そこまでして自国を正当化したいのですか・・・。あなたのそれは「愛国心」でも何でもありませんよ。
ただ私のお礼で間違えていた点は「韓国」ではなく「旧朝鮮」であった事ですね。そこはごめんなさい。
もし日本が一切他国へ侵略行為を行っていないと言うのなら、そういう話を持ち出す人は須らく「嘘つき」とする訳ですね。都合の良い解釈ですね。安倍政権と同じです。何でもかんでも自分にとって都合よく解釈し(ある意味ではブーメランではありますが)、明るい面だけ表に出して後ろ暗いところはひた隠す。
あなたはあれですか、南京事件の件も中国側のフェイクとでも言うつもりですか。だとしたらそもそも話しになりませんね。
火のないところに煙は立ちません。旧日本軍による侵略行為が無くて嘘だと言うならすぐに露呈して潰される筈です。そうならないのは、つまりそういうことでしょうに。

お礼日時:2017/11/16 01:27

別に敵を特定する必要もございません。

防衛権は主権国であれば持ちます。ほぼすべての国はそうですよ。日本はまず正常な国になればと思います。
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この回答へのお礼

防衛権については自衛隊でなんとかなるのでは、と思ってしまいますが・・・。べつにこっちから仕掛ける訳でもありませんし、この上戦力を更に増強する必要は無いのでは?周りを見れば軍隊持っている国が殆どなので、正式に軍隊を持たない事がどうしても不安になってしまうのは分かります。ですが軍事力を持つ=戦争が出来る状態=正常な国家、とは結びつかないと思いますね。あくまで私の意見ですが。

お礼日時:2017/11/15 23:49

>彼らの言う「敵」とは一体何で、どうして攻め込まれるという確証を持って話しているのか、どうにも分からないので教えてください。



具体的に言いますと、例えば隣の韓国があるじゃないですか。
1952年に韓国に武力で掠め取られました。これは確証も何も現実であり事実です。
これと前後して日本漁民が多く拿捕、監禁、殺害すらされています。
憲法第九条のお陰で「遺憾だ」だけで済ます以外他なく、1965年の日韓基本条約締結時には
当時の韓国の国家予算の2.3倍もの金をむしり取られています。

他にも北朝鮮がそうでしょう。
何の落ち度もない、日本国内で平穏な生活をしていた人が拉致され、人生を台無しにされ
何の補償もされていません。拉致被害者が返されたとき、北朝鮮は見返りさえ望んでいたのですよ。
泥棒じゃなく強盗に追い銭を要求されたようなものじゃないですか?
そして日本のEEZにミサイルを撃ち込まれ、これも「遺憾だ」だけです。
だから何発撃ち込まれたでしょうか?
もしここに日本の漁船・客船などいたら当然死傷者が出たでしょう。
そのとき北朝鮮が手厚く補償してくれるでしょうか?

それより前、北朝鮮による九州南西海域工作船事件が起きました。
海保は北朝鮮の工作船へは船体への威嚇射撃でしたが、ロケット砲を撃たれたためやっと反撃した事件です。
ロケット砲がそれたため海保は事なきを得ましたが、これが命中していれば海保に犠牲者が出ていたことでしょう。
海保なので9条は直接関係はないですが、9条あっての海保の対処です。
これが某国であれば、容赦なく20mm機関砲をぶっ放して即撃沈だったでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%B7%9E …
そのときの映像が下にあります。


「世界の国と仲良くしていれば敵は出ない」というのは幻想です。
日本が多額のODAをしている中国からも脅されているではないですか。
自衛隊機が数え切れないくらいスクランブル発進していますし、射撃用にロックオンされたし
これは航空機のみならず、自衛隊の艦船までされています。
アメリカの艦船だったらとっくに反撃したでしょう。自衛隊は1発撃たれるまで反撃できません。
その1発が致命的なダメージですと、反撃すらできません。
かようにして日本は外敵から侵略されてしまいます。

日本国憲法前文の一部に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
とありますが、現在は隣の国からして「平和を愛する諸国民」じゃないわけで、日本国憲法の前提が違っているわけです。

国民や自衛隊員の生命・財産そして自衛隊の装備が損なわれないと反撃できないような
制約のある憲法第9条は当然改正すべきです。
憲法とは社会や国際情勢で変えてかまわないばかりか、変えるべきなんです。
憲法を全く変えてない国って日本以外にどこかあるでしょうか?
日本が参考にすべき国で戦後憲法を改正してないところはないと思います。
国際情勢や社会がどう変わっても、後生大事に護憲なんて亡国の論理です。
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この回答へのお礼

回答者様が挙げられた仮想敵国って、過去の歴史を振り返れば、日本が侵略行為をしてめちゃくちゃにした国でもありますよね。そこら辺は無視するのでしょうか?
火種を生んだのは元々日本側で、今の仮想敵国とされる諸国はその仕返しをしているに過ぎません。といってもチンケなものばかりですが(旗立てて領土宣言とか戦国時代かな?)。
相手を一方的に「侵略国」とか「いつ裏切るか分からない」とビクビク震えるよりも、過去の反省を教訓に、こちらから歩み寄る姿勢を固めるべきでは?
9条についてもそうです。いつ侵略されてもいいように、と改憲し、日本が正式に軍を持つ事で、それが侵略の口実になったら、誰が責任を取れるのでしょうか?そうなれば真っ先に戦場に駆り出されるのは我々です。あなたを含めた「国民」です。それを理解せず、改憲だけを目的にするのは先が見えていない証拠ですよ。

お礼日時:2017/11/15 23:58

こんにちは、日本人なら賛成するでしょう。

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この回答へのお礼

つまり賛成しない人は日本人ではない、と?それは暴論ですね。

お礼日時:2017/11/15 23:52

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