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中2です
国会と内閣について質問があります。
内閣総理大臣は内閣の人ですよね
でも、内閣総理大臣はもともと衆議院の人です
国会と内閣は違うのに枠を超えて国会から内閣にいくということですか?

A 回答 (7件)

内閣総理大臣は内閣の人ですよね


 ↑
そうです。
内閣という組織の長です。



でも、内閣総理大臣はもともと衆議院の人です
   ↑
法的には参議院でもOKです。



国会と内閣は違うのに枠を超えて国会から内閣にいくということですか?
   ↑
衆議院議員であると同時に、総理大臣でも
ある、ということです。

こうした制度は議院内閣制に基づくものです。

まず、独裁を防ぐために、国家権力を三分します。
これを三権分立といいます。

次に、行政(内閣)が立法(国会)の信任の上に
成り立つ、という議院内閣制により、
内閣と国会が共同します。

議員なのに総理大臣をやる、というのはこうした
議院内閣制の共同性に基づくものです。


尚、関係ありませんが、この機会に覚えておきましょう。

総理大臣を任命するのは誰でしょう?


答えは「天皇」です。
国会は指名するだけです。
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この回答へのお礼

一つ一つわたしの質問に答えてくださってありがとうございます!
総理大臣は衆議院議員でもあるということがわかって、すっきりしました!
天皇が総理大臣を、任命してるんですか…
天皇が総理大臣を任命できるけどそんなに権限なさそうですね…
本当にありがとうございました!

お礼日時:2017/11/22 20:12

日本の国の運営は「立法・行政・司法」に分かれています。

これを三権分立というのはご存知だと思います。

これね、元々は王様が一人で持っていた権利(国家運営権・支配権)を国民主権にした時に「選挙や試験(公務員試験や司法試験)で選ばれた人々が相互にチェックできるように」と3つに分けたのがそもそもの始まりです。

このうち行政と立法というのはお互いに強い関係性があります。司法は「爾後チェック」機能が主なものなので「なにか問題が起きてから」しか機能しないので、ちょっと別のものなのですが「行政は立法が法律を作ってくれないと機能しないし、行政が持っている問題点が見えないと国会は立法できない」という部分があるのです。

たとえば来年の予算を作るときに(予算は国会が決めるもので、これも法律なんです)「行政が力を入れたい場所や今年足りなくなった予算の内容」が分からないと予算案を決めることができませんよね。実は予算案にしても法律案にしてもこれを作っているのは大手町の省庁の役人、つまり「行政府の役人」が法律を作っているのです。

国会はこの法律を「問題ないか議論して正式に法律として認める」ものなので「国会と内閣は違うのに枠を超えて国会から内閣にいく」というよりはもっと内閣(行政府)と国会は密接に関係しているのです。

で、国会は「日本国民の代表」です。行政府の役人たちは「あちらに予算をつかったほういい。ここはあきらめよう」と思っていても、選挙で選ばれた議員は「いや、こちらを予算化して、あちらを諦めるように国民は考えている」ということを国会で議論するわけです。それに議員が賛成して多数決で決まれば予算案も変更になります。

こういう繰り返しをするには「選挙で一番得票を得た代表の党」が行政運営をするほうが効率的です。だから「内閣」という行政の運営者は選挙結果で一番議席の多い党の代表を選出することになっていて、それを内閣総理大臣というわけです。
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この回答へのお礼

丁寧に教えてくださってありがとうございます。やっぱり国民主権ということで、内閣総理大臣も、国民が選んだことになってるんですね、大事なことは内閣と国会は両方で慎重に決められてるんですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2017/11/22 20:07

中2と言う事なら「議院内閣制」について調べてみよう。

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この回答へのお礼

議院内閣制ですか??
議員と内閣ってことは議員は国会のことですかね…
教えていただきありがとうございます!

お礼日時:2017/11/22 20:24

内閣総理大臣だけは国会議員の中から選出されるもので、大臣は民間から総理が選任しても良いのです。


これが任命責任と言います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
任命した責任があるということですね!!

お礼日時:2017/11/22 20:23

>内閣総理大臣はもともと衆議院の人です



日本国憲法 第六十七条
内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。
この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
ちゃんと憲法で決まってたんですね!

お礼日時:2017/11/22 20:22

民主主義ですから選挙で選ばれた国会議員が国の運営を担っているのは基本です。


しかし毎日の行政をそのすべて何百人もいる国会議員が決めていたら時間が足りません。

そこで数人または十数人の内閣に実務を任せるという事が現実的な対処になります。
そこで重要な法案とか予算などを国会で審査することになります。
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この回答へのお礼

内閣ってそんなに少なかったんですか!!
知りませんでした…
ありがとうございます!!

お礼日時:2017/11/22 20:17

国会議員でもあり同時に総理大臣でもある


これは、議院内閣制度の特徴でもある

国会の多数党の支持がある人物が内閣総理大臣となることで
内閣の方針に対して、国会での支持が期待できる
そうすれば、国の運営が円滑に進むことが期待できる

その連携関係を持たせた上で、国会には内閣不信任という牽制力が
内閣には、衆議院の解散という牽制力が与えられている事で
互いの緊張関係も確保している
そう理解してください

蛇足だが、
『内閣総理大臣はもともと衆議院の人です』
は、結果的にそうなることが通例だが、規則上でそう決まっているわけではない
憲法上は、国会議員であることされているだけで、衆議院議員とは指定されていない
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
どちらも協力してるけど、やめさせることもできるということですね!!
ってことは解散すれば衆議院議員としても辞めることになりますね…

お礼日時:2017/11/22 20:16

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